変装は失敗②

ゴーン弁護士事務所から

「今週は記者会見を行わない。」

やはり「変装騒動」が少しおさまるのを期待しての時間稼ぎです。

来週の月曜日は311、、、震災のニュース一色になるので12日以降と言う事でしょうね。

なんとか「変装騒動」を薄めないと、私は無罪だと言う弁明なんかをちゃんと聞いてもらえない。

そして、、、弘中弁護士は

あの変装は弁護士の案。
その案をゴーン容疑者は面白がっていた。

この二つをテレビの前で言ってしまった。

カミソリと言われた弘中弁護士にしては切れ味が悪いです。
「面白がっていた」はイメージがチト悪いですね。

一度、歯車が外れると、元に戻すには少し時間が必要みたいです。

変装は失敗

敏腕経営者のゴーン容疑者。
刑事事件のレゼンド弁護士。

いずれのアイデアなのか解りませんが。
あの変装しての保釈は大失敗ですね。
ゴーン容疑者 擁護のコメントの多いフランスのマスコミでさえ、 笑いと疑問のネタにしたニュースになっていました。

この事件で世界的に大きな話題は ｢長期勾留｣です。

世界では 野蛮で 人権を無視した取り調べだと批判しています。

ゴーン容疑者が普通に出てきて、 マスコミの取材に応じれば 、話題の中心は長期勾留になっていたはず 。

今回の保釈請求が認められた一因でもある事です。
それが今後開かれるであろう記者会見では、必ずあの変装について聞かれます。

世間が注目しているときに、長期勾留で人権を無視された違法捜査だと訴える一つのカードを失った。

検察は保釈されて困ったはずだが、あの変装でチョッと喜んでるかもね。

籠池の裁判が始まった

国や大阪から 補助金をだまし取った容疑です。
これは証拠が残りすぎているので、籠池も認めざるを得ないでしょうね。

注目されることが大好きな籠池にとっては、少し運が悪かったですね。
日本だけじゃなくて、世界で注目されているゴーンの保釈と同じ日になってしまっては、マスコミの扱いも小さいです。

まあこの籠池がどうなろうと興味はないのですが、、、

この騒動で大きく取り上げられた首相夫人の立場について 、未だに何も進展しないことに、私は疑問を感じるとともに興味があります。

この籠池に関連した問題に、大きく影響した 首相不信の立ち振舞い。これは当人の意図と関係なく、周りに大きく影響したのは事実でしょう。

何かの催しに首相夫人が出席するのと、しないのでは大きな違いです。

例えば、、、
パラリンピックに出場しようと頑張っている障害者団体や選手たちを励ます会 。
選手やその家族、そして関係団体の役員達だけでは盛り上がりに欠けます 。
もし、その励ます会に首相夫人の昭恵さんが出席して、後押しすれば一気に盛り上がります⤴⤴
その効果は大会関係者100人より数段大きいです。

福祉・文化・教育などの分野での活躍はいくらでも可能です 。
ただ、それを悪用する相手の時に問題が生じるのです。
首相夫人が活躍する場所・相手の選択をしっかりとやらなくちゃなりません 。そのためには首相夫人の立場もハッキリとしておく必要があります 。

それは籠池の問題の時によく分かったはずです。

なのに・・・・

相変わらず首相夫人の立場は以前のままで、公人なのか私人なのかハッキリしていません。
首相夫人としての常識、、、
そんな曖昧なものに頼ってはいけない。

安倍首相という強い首相だったので持ちこたえたが、一般的な首相だったら、首相夫人が原因で政権が崩壊した可能性も大きかった。

もし、そんな事になっていたら、 次の首相夫人は家に閉じこもりになってしまいます。

社会に大きく貢献できる立場にある人が、その力を国民のために発揮できないのはもったいない。

国民にとり大きな損失です。

一寸、想像してください。
自分達の集まりに昭恵首相夫人が来て「良いね」と言ったら、、、

その集まりはどれだけ元気⤴⤴になるか、、、。

私は首相夫人は公人として給料を支払、出席する組織も担当する公務員が責任を持ってやるべきと思っています。
勿論、私人として行動する時は、事前に担当者に連絡して、自己の責任で行動する。

首相夫人の行為をハッキリとしておく事は大事だと思います。