兵庫県洲本市のホテル・ニューアワジで行われている、藤井棋聖対佐々木七段の棋聖戦第二局の戦い。
藤井棋聖1勝での2戦目です。
先日の王座戦の決勝トーナメントで、ほぼ負けになっていた藤井聡太名人。
個人的には初めて見る大逆転で、全冠制覇の夢を継続しました。
対戦相手の菅井六段にすれば「勝ち」が有っただけに悔やまれる一戦でした。
藤井聡太の全冠制覇(8冠)に注目が集まっていますが、持っているタイトルを防衛しなければ話になりません。
そういう意味でも、この棋聖のタイトル戦も負けるわけにはいきません。
会場のホテル・ニューアワジは全国的には分かりませんが、関西圏では有名なホテルです。
大阪で生活していた頃に徳島の両親を連れて行ったことも有る、懐かしいホテルです。
車椅子だった母親にも親切にしていただいた記憶が有ります。
佐々木大地七段は棋聖戦の予選で、強者の永瀬拓矢・渡辺明に勝って挑戦権を得た。
現在、絶好調の棋士です。 まぁ、どのタイトルでも挑戦者は少なくともそのシーズンで絶好調なのは間違いないですね。
40手目(後手の藤井棋聖の手番)・・・
大まかなコマ組が終わり、8九角と打ち込んで戦いが始まりそうです。
藤井棋聖 考えていますねぇ~ 30分を超えましたね。
棋士って座ってるのが仕事みたいなのに、全体的に肥満の人は少ないですね。やはり考える事でかなりのエネルギーを消費するのでしようか。。。
この場面、8九角以外にも4四銀とか、3一王で自分の王を安全にするなど、有力な手はあるのですが、見ている方にすれば難しい駒組より戦いを期待してしまいます。
考慮35分で選んだ一手は・・4四銀でした。
私の予想は見事ハズレた😢
午後6時を過ぎました。
佐々木大地七段のペースで進んでいます。
AIの評価は
こんな感じで益々優勢になっています。
タイトルホルダーの宿命ですが、挑戦者は「この一局」に研究を重ねてきています。
ただ、このAIの評価は何度も人間では考えにくい一手が含まれているので、それを佐々木大地七段が間違わずに読み切る事もかなり難しい作業です。
特に終盤には驚異的な強さの藤井聡太棋聖相手ですから、その一手はかなり勇気が必要です。
さて、、、最後まで佐々木大地七段が押し切るか・・・ゆっくりと観戦する事にします。