山梨県南都留郡忍野村(おしのむら)・・・
富士山の東南部にある忍野村の村議会で、議長が八か月不在だとニュースで、、、。
ニュースの全部を気かなくても直ぐに理解できましたね。
村議会で二派に分かれ、どちらかから議長を出せば少数派になってしまうのです。
忍野村では「市長派」と「反市長派」が6名対6名で、議決権のない議長を出せば、何かの問題に対して多数決を取る時に負けてしまうのです。
現在は村長権限で行政は進んでいるらしいが・・・それで済むなら議会は必要ないでしょ。
この村での大きな問題は小学校の建て替えらしい。
建て替えには両派ともに賛成で、反対点は・・・
・現在の校舎を使いながら、運動場の一部に校舎を立てる案。
・運動場が狭くなるので、現在の校舎の1/3づつ壊しながら建てる案。
ほんまアホでしょ。 こんな事で大の大人が意地を張って議会運営が出来ず、肝心の校舎建て替えも前に進まない。
私は昔から地方議員不要論者です。
その理由は簡単で、それなりに議員として必要な知識のある議員は10%も存在しないからです。
地方議員の中には報酬も少ない村・町議会議員も多いのですが、そもそも村や町の予算自体が少ないので、議会を維持する費用はその地方にとり大きいのです。
議会が無ければ村長や町長が暴走する事を止められないと心配するかも知れませんが、そんな心配は有りません。
町村には県と言う天井が有り、ある一定以上の暴走は不可能なのです。
地方議員不要と言う話は少し行き過ぎていて現実味は有りませんが、少数精鋭で知識・能力をあげる必要は絶対にあると思います。現状の地方議会は費用対効果が悪すぎます
現実に、村議会が実質的に無い状態で、この忍野村の村民の生活には何の影響もなく日々の生活を送っている様子です。
この忍野村のような小さな地方の村議会の議員だけでなく、東京や大阪など大都会の地方議員の不祥事も後を絶ちません。 福岡市の女性市議の「なりすまし事件」など、ホント情けないくらい程度が低い。
そんな人たちに大事な税金の使い道を決める権限を与えて良いのだろうかと、、、
私たち投票する側も、少し考えないと・・・・。
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