2023年の4月に和歌山市の漁港で発生した岸田首相襲撃事件。
選挙期間中で応援演説に和歌山市を訪れた岸田首相にたいして、鉄パイプ爆弾を投げた事件です。
前年の7月に元首相の安倍晋三銃撃事件に続いて選挙期間中の事件でした。
容疑者はその場で勇敢な漁師のオッさん達に取り押さえられた。
多くの人がこの場面をテレビで見たと思います。
その容疑者・木村隆二(25)に殺人未遂罪などで懲役10年が言い渡されました。
検察の求刑は15年。
被告側の弁護士は爆発物に殺傷能力が無く、殺人罪は成立しないと主張していた。
裁判官は問題の殺傷能力は認めた。
そして、模倣犯を防ぐ為にも・・・と言う話がっての懲役10年です。
殺人未遂の量刑の範囲は5年~死刑まであります。
これって軽くないですか?
鉄パイプの飛ぶ方向まで計算は出来ていません。たまたま外れただけ。
不幸中の幸いと良いか、破片が当たった人も軽傷で済んだ。
つまり現実的に危害が小さかったと言うのが考慮されているように感じます。
では、拳銃で1mほど外して打てば「殺す意思は無かった」という事を認めるのでしようか。
誰を殺すか解らない爆発物を大勢人が集まっている所に投げるのですから、これ以上の悪質な行為は無いと思うのですけど。
繰り返しますが
模倣犯を防ぐ為と、懲役10年は理屈に合わないのでは?
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