能登半島沖でマグニチュード7.1の地震

今日午前9時42分頃、能登半島沖を震源とする、マグニチュード7.1の地震が発生しました。最大震度は、震度6強。石川県では、かなりの被害が出ている模様です。
僕はちょうどその時間。町内会の会議で、鉄筋コンクリート2階建の建物の、2階部分にいました。
30数人の参加者の中で、地震に気付いたのは僕を含めて数人程度でした。ゆっくりとした、周期の長い、比較的小さめな地震に感じました。
もちろん会議中ですから、携帯はマナーモード。地震直後に入って来る、weathernewsからの地震メールがもちろん届きました。
ここまでは、いつもの通りなんですが・・・なぜか今日に限って、胸の辺りが「ヘンな」気分になって、落ち着かなくなってしまったんです。
そしてトイレに行く振りをして、メールに目を通したんです。・・・僕は自分の目を疑いました。「石川県で、震度6強」。
約2時間かかった会議を終えて、すぐさま家に帰りました。メールには、津波注意報も出ていたので余計に気になりました。
それからはもう、ずっとテレビの前から動けませんでした。最近地震が多かったのは、熊本と岐阜県。岐阜県は、過去に大きな地震が発生しているので、気にしていたんです。
今回地震が起こったのは、ほぼその直線上。気象庁によると、この能登半島沖あたりは、地震の空白域なんだそうです。
2年前の、福岡西方沖地震の時も、そんな事を言っていた記憶があります。統計上（確率上かな？）富山県は、震度4以上の揺れを観測した事が無いんだそうです。
その富山県でも、今回は震度5弱を観測しました。当たり前かもしれませんが、人間はまだまだ地球の中の事をほとんど知りません。
このような地震の発生しそうな場所が、日本の各地にまだまだあるのかと思うと、ゾッとします。
普段からの心がけが、非常に大切だな…と、心から思いました。地震国・日本において、安全な場所は無いという事を、痛感しました。