書見の邪魔だ。

「信長の野望 Online」と日ごろのつぶやき。メインは陰陽師。

クローズドバトル。

2016-06-20 18:44:49 | Weblog
「信長の野望Online」の戦闘は、MMORPGとしてはかなり珍しい、クローズドバトルですが(「ドラゴンクエスト10」もそうですね)、この結果、このゲームの最大の売りである合戦などで、できる事に大きな制限がかかる事となりました。
両軍にプレイヤーが多く集まっても、大規模戦闘ができないのでした。

純粋な対人戦もそうですが、せっかく戦場に武将がいるのに、一緒に敵陣を目指して戦うと言った事ができないのでした。
最近は突撃武将などの存在もありますが、根本的な部分は全く解決していないです。

合戦とは少し異なりますが、「伊勢路の戦い」も、この問題を抱えた要素でした。
いかんせん、バランス設定の問題で、結局クリアーできた勢力は無かったのですが、これも、インタビュー記事において、プロデューサーが、「このゲームでは大規模戦闘は無理があった」と発言しています(ちなみに、「伊勢路の戦い」で得られるはずだった報酬の中身は、「永久に秘密」との事です)。
当然レイドもできませんし・・・。

このゲームは、元々プレイステーション2でのプレイを前提に作られたものなので、その環境を活かすと言う事でクローズドバトルを選択したのだと思うのですが、得られたものも大きかったものの(13年続いている訳ですし)、失うものも大きかったようです。
一応、このゲームのオープンバトルとして、タクティカルバトルがありますが、さすがにこれが合戦に使われると言うのは無理がありそうです。

以前、プロデューサーが、もし「信長の野望Online 2」が作られるとしたら、是非プロデュースしたいとコメントしていました。
その場合、戦闘をオープンバトルにすると言う案は、当然あるはずです。
戦闘がオープンバトルになれば、冒頭の合戦など、大規模戦闘関係の問題は一気に解決します。
しかし、戦闘が今のゲームとは別物になる為、プレイヤーから続編ではないと言われる可能性も高そうです。

話がそれましたが、もちろん、クローズドバトルだからこそ活きる要素もある訳で、今後はそれを活かす拡張になるのだと思うのですが、何らかの新しい要素も追加されればと思う次第です。