書見の邪魔だ。

「信長の野望 Online」と日ごろのつぶやき。メインは陰陽師。

装備品の寿命。

2016-06-21 19:52:27 | Weblog
「信長の野望Online」では、戦闘を繰り返すと装備品の耐久度が徐々に減っていくシステムとなっています。

開発初期から、このゲームの装備品は、生産品が主流になると言う設計だったので、要は、多くの戦闘をこなしたら、どんどんと買い換えて生産を活性化させて欲しいと言う考えからこうなったのですが、そもそも、生産品が主流と言うMMORPG自体、あまり多くないですね。
それはともかく、これで、改修ができない設定だったならば、それはそれで想定通りに行っていたのかもしれませんが、改修がある事で装備品の寿命をある意味気にしなくて良かった為、ゲームバランスの想定を超えた付与を施した装備品が現れだしたのでした。
改修ができないのならば、高価な付与は簡単にはできませんが、改修ができるのならば、改修費さえ払えれば、いつまでも手元に残るので。

正式サービス開始から1年もたたずに、強烈な付与を施した装備品の事については、問題視されていたようです。
強力な腕力付与装備で身を固めた侍や忍者が、想定外のダメージを出していると。
他のMMORPGが、能力が上がる装備品の追加を簡単には行わないのは、こう言う問題が出てくるからであり、付与の自由度を売りにした時点で、能力差の問題は遅かれ早かれ必ず出てくる要素でした。

この状況を打破するために、開発側で出た案は、装備品の付与に有効時間を設けると言うものでした。
戦闘などで付与が必要な時は、付与を有効にして、それ以外の時は無効にすると。
付与が有効な時は、装備品に定められた有効時間を消費すると言うものでした。
ただ、これはテストワールドでプレイヤーから賛同が得られず、本番のワールドには実装されませんでした。
良く考えると、付与が有効な状態で寝落ちなどをすると、その間に有効時間が尽きかねませんし。
武器に付く、ウェイト修正の要素は、有効時間の代わりに入ったそうです。

結局、装備品と付与の根本的な解決にはならず、物理ダメージに器用さを絡めてみたり(これはもう実質機能していませんが)、付与限界域の設定を実施して、極端な能力差というものは無くなりましたが、改修の問題は残りました。
改修できない装備品もありますが、更にその後追加された腕貫などは改修できますね。
ただ、今でも、生産品が主流と言う流れは続いていますが、生産品の買い替えサイクルが想定通りなのかは不明です。

やはり、買い替えを中心にするならば、初めから改修はできない設定にしておくべきだったのではないかと思うのです。
とは言え、今更バックはできない訳ですし、最近は特に問題にも挙がってこないので、今は今でうまく行っているようです?