書見の邪魔だ。

「信長の野望 Online」と日ごろのつぶやき。メインは陰陽師。

戦闘バランス調整チームの想定を超える。

2018-04-17 18:03:33 | Weblog
「信長の野望Online」で、前々から書こうと思っていつつも、中々形にならなかった内容なのですが、書いてみます。

このゲームでは、様々な強化要素があり、それを利用してキャラクターを強化していくのですが、それが戦闘バランス調整チームの想定内に収まっている場合、本当に強いとは言えないのではないかと思うのです。

大昔のゲーム雑誌に載った、有名格闘ゲームシリーズ(最近続編が出ませんね)の開発者インタビューで、こう言う記述がありました。
「このキャラクター使いで「俺は超攻撃型だ」と自慢しているプレイヤーがいますが、全く自慢になりません。だって、それを前提に設計、調整してあるキャラクターですから。」
これが、私の(ゲームでの)強さに対する基準となりました。

「信長の野望Online」は、他のタイトルと比べて、能力強化で非常に大きな自由度を持っていますが、それが裏目に出た事が何度かありました。
と言うよりも、なぜ他のタイトルが能力アップ要素を渋るか、身を持って知ったと言う方が正しいのですが・・・。

一つ目は、オリジナル版から「飛竜の章」頃に大問題になった、強烈な腕力付与です。
プレイヤーによって、腕力の違いがこれでもかと付いてしまい、それに合わせてボス敵を強力にすると言う、ある意味矛盾した内容になってしまい、調整が多々入りました。
器用さがダメージに影響するなど、色々とやってみたようですが、最終的に付与限界の概念を入れる事で、ある程度の落ち着きを取り戻しました。
自分たちで能力強化の自由度を作っておきながら問題を起こして、付与に制限をかけるというのは如何なものかと言う疑問が残りました。

二つ目は、大分近いですが「覚醒の章」の鍛錬奥義による、回避補正が問題になりました。
これについては、先を見る目が有る方には、「覚醒の章」開始前後から目を付けていたようですね。
多くのプレイヤーが入魂奥義での付与強化に励んでいた所、回避補正を高めたらどうなるか、テストを続けていた様です。

これについては、どう言う結果になったか、ご存知の方の方が多いですね。
回避補正上昇は非常に有効だと言う事が盾役に認知され、強烈な回避補正を誇る盾役が、敵の攻撃を回避しまくると言う状態になってしまったのでした。

結局、これも上限がかかるようになったのですが、これは本気でどうかと思います。
腕力付与の頃は、まだ開発や運営も慣れていない面があるなど、仕方がなかった面がありますが、回避補正は腕力に続いて実質二回目です。
ただでさえ、変える事のできなかった回避補正を可変にする事と、そうしたら必ず集中的に上げてくるプレイヤーが現れる事は、予測しなければならない領域です。
と言うよりも、そう言う問題を起こさないようにするのが戦闘バランス調整チームの約目です。
何も、プレイヤーが到達できないような数値でも問題を起こさない様にするではなく、プレイヤーが可能な数値で問題を起こさない事を目指すだけです。
一体何をやっているのか状態です。

気のせいか、私が本当に書きたかった内容が無いですが、とりあえずこれで一旦終わります。
ひょっとしたら、次が出てくるかもしれません。