事務局の仕事は、やってみると面白い。面白いからやっているとも言える。
第1にあげられるのは、新しい情報が入ってくることが多いこと。
外部とのつながりの確保が大切なので、ルートはきちんとしておかなくてはならない。
このつながりをないがしろにすると、きちんとした情報が流れてこない。
次に、行政組織や他のウォーキングクラブから得た情報を会員にきちんと流すこと。
定例会に参加するだけで満足している会員も多いが、
ウォーキングを楽しみにしている会員は、新しいウォーキング行事の情報を待っている。
その情報を工夫して収集し、機関紙やメール、電話連絡などで知らせることも楽しい。
3つ目は、資料作成に当たり、きれいな資料を作ること。
これは、個人的な趣味に過ぎないかもしれないが、紙を折ったり、
ホッチキスをきれいに打ったり、
ホッチキスの針で指に怪我をしないよう、針の始末をきちんとすること。
資料の折り目がずれていたり、数枚重ねて綴じた場合も、
きちんとした綴じ後を見せた方が、気持ちが良いと思うので、
時間の許すかぎり丁寧な作業をしている。
ここに喜びを感じるのは個人的な性行であるかもしれない。
ここで、紙の折り方を文章で表現したいと思う。
紙は、1度に10枚以内が折りやすい。
10枚を1度に、端をきちんと合わせて半分に折る。
折り目の背を手でしごいて折り目を強く付ける。
1番内側の紙から、抜き出して折られたままの紙を重ねる。
背と反対側の小口を下に向けて、少し高いところからテーブルに落とし、小口を揃える。
ここで多少ずれていても、強制的に揃えられる。
20枚(10枚を折ったので小口は20枚となる)の小口をずれないように押さえたままで、
背をしごく。
こうすると、小口がほとんどずれずに一気に10枚の折りができる。
作業時間も短く、きれいに折れるので、30年この折り方を続けている。
この折り方は、30年前、市民運動に携わったとき、仲間から教わった。
この人は、職場の組合活動を通して大量の資料を配付する必要から、
効率的な折り方を先輩から教わったそうだ。
事務局の仕事は、このように必要を母として、いろいろなことを覚えられるのも良い。
無償ではあるが、役得の1つと思えば、もうけ物とも言える。
画像で示さないと伝わらないかもしれない。まだ、動画を扱ったことがないので、
ここにアップできないが、いずれ動画を扱えるようしたいと思っている。
せめて ということで、静止画像をアップしてみた。