例会の連絡用にトランシーバー6台を使っている。
以前、千葉県協会の例会に参加したときのこと、
トランシーバーを拡声器代わりに使っているのを見て、取り入れた。
その会では、役員の多くがトランシーバーを持つ。出発式で会長挨拶や、
コース説明などにトランシーバーを使っていた。
役員が適当に参加者の間に散らばると、役員の周囲10人くらいに拡声されて、
拡声器代わりになっていた。この使い方の場合、役員が固まっていては役にたたない。
そのほかの使い方としては、こちらがメインだが、通常の連絡用だ。
団体歩行中の隊列の脇を、車や自転車が通行するので、
広がって歩いている時の危険に注意を促すためだ。
ところが、免許不要の「特定小電力トランシーバー」なので、騒音のある場所や、
建物の影では電波が届かなかったり、聞こえにくく用を足さないことがある。
そこで、「4級アマチュア無線」の資格を取ろうと、だいぶ前から参考書を買って、
読んでみるのだが、まったく頭に入らない。
小学生の低学年でも合格するという代物なのだが、私の頭はまるで受け付けない。
私の頭は理数科向けにはできていないようで、何度読んでも“ちんぷんかんぷん”だ。
ここで話は飛ぶが、中学3年の担任は数学の教師だった。
計算尺クラブの顧問をしており、どういうわけか入部した。
競技用計算尺はけっこう上手になり、市内大会では上位に入賞したりした。
それでも、数学は苦手だった。それが証拠に成績は悪かった。
時が移り、その時の担任が小学校に移り、
子どもがその時の担任と話をする機会があった。
どんないきさつか忘れたが、私の中学時代の話になり、
数学の成績が良かったという話になったそうだ。
まったく教師の思い違いなのだが、計算尺クラブにいたので、勘違いをしたのだろう。
そういうわけで、昔から理科も好きでなかったし、算数もできなかった。
頭のできが悪いのだから仕方がないと諦めるしかないが、資格は取りたい。
弟は理数系が得意で、アマ無線の1級か2級を持っているので、相談してみた。
すると、講習会を受講し、簡単な試験を受けると、
国家試験を受けずに資格が取れるとのこと。ただし、費用は少しかかる。
受講者の9割が合格するそうだ。
不合格の1割に入る可能性が大であるが、普通の頭ならば大丈夫と言われ、
本日受講申請をした。
さて、落ちたら恥ずかしいことになりそうだ。