南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

SHAKE THE MUSIC

2007-10-24 17:19:36 | Weblog
70年代に学生をやっていた世代の方にとっては、当時のフォークソングを聴くとあの頃の青春が蘇るという。
特にかぐや姫や風が好きだった人は伊勢正三のことを正やんと呼び今でもその人気がすたれることはない。
その伊勢正三の最新ライブ映像がUSENのGyaoで配信されている。
たまたま昨夜見つけて44分あまりのそのコンサートに聴きほれてしまった。
往年の名曲「なごり雪」や「22才の別れ」はもちろんのこと最近のアルバムからの歌も演奏している。
演奏サポートにはセンチメンタルシティーロマンスの細井豊(key)が参加しているが、音響が素晴らしく正やんのギターの音色が聴いていてとても気持ちいい。
歌唱的には確かに昔とは違う声になってしまっている正やんだが、彼の詩の世界を伝える表現力は全く色あせてはいない。

今年は「22才の別れ」も映画として公開されているが、時代が変わろうとも正やんの歌はいつまでも愛され続けている。
「なごり雪」などは既に永遠の名曲になってしまっているが、かぐや姫でも正やんが好きな人は必ず「置手紙」をよく好きな曲として上げる。
僕は個人的にはイルカに提供した「あの頃の僕は」が好きだ。
携帯もコンビにもカラオケもパソコンもインターネットもなかった時代だったけど、あの頃聴いた歌というのはいつまでも心に残っている。
そんな歌を数多く提供してくれた正やんは、僕ら世代の多くの人たちの心の本棚にしまっておかれているのかもしれない。