感覚は、脳の深い所へ情報が行ってA10神経群を通ると、感情がひとりでに生まれます。感情には、「好き」とか「おもしろい」とかの正の感情と、「嫌い」とか「おもしろくない」とかの反対側の負の感情が必ずついています。負の情報は前頭葉へ行くと、忘れる仕組みになっています。神経細胞は3日目まで機能しているので、4日たつと忘れるようになっています。ところが、「おもしろい」とか「好き」と思うと、自己報酬神経群で「やってみたい」という気持ちが生まれてきます。ここで、感情から気持ちに変わります。理解することによって感情が気持ちに変わってきます。「おもしろい」とか「こうしてみたい」と思った瞬間に、頭の中に素晴らしい気持ちが生まれる仕組みになっています。「おもしろくない」と言うだけの場合は、感情だけで終わります。達成したいという気持ちが生まれると、そこから考える仕組みが生まれてきます。それについて考えると、そこに心がはぐくまれてきます。心というのは考えることで生まれてくる現象なのです。
記憶力がいいということは、どれだけおもしろく興味を持ったかということが引き金になって起こるひとつの現象です。「好き」になることが、人間の感情から気持ち、気持ちから考えとか記憶を生み出していく、そういう仕組みになっています。その手順が大事です。
人間の脳は、新しいことを考えると新しい神経シナプスができます。シナプス形成によって新しい神経伝達の伝動路が出来てくるので、脳はどんどん若返ってきます。脳は新しいものを生み出すときに新しい回路も生まれます。同じものをワンパターンにやってると衰えてきます。若返るには、新しい趣味を持つことなどが有効です。
記憶力がいいということは、どれだけおもしろく興味を持ったかということが引き金になって起こるひとつの現象です。「好き」になることが、人間の感情から気持ち、気持ちから考えとか記憶を生み出していく、そういう仕組みになっています。その手順が大事です。
人間の脳は、新しいことを考えると新しい神経シナプスができます。シナプス形成によって新しい神経伝達の伝動路が出来てくるので、脳はどんどん若返ってきます。脳は新しいものを生み出すときに新しい回路も生まれます。同じものをワンパターンにやってると衰えてきます。若返るには、新しい趣味を持つことなどが有効です。