マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

NAVIとTipo(愛情込み)

2010年03月12日 | 車好き話
共に記念号

NAVIとTipoです。
ご存知の通りでNAVIはこれにて休刊。
休刊した雑誌が復刊するというシーンに
余り遭遇した事が無いのでwikiで調べたところ
薔薇族(いきなり、、)、PC Japan、漫画アクション、
DOS/V User、スコラ、週刊アスキー・・・

やっぱり馴染みの無い雑誌ばかりですね。
既に日経系列のサイトに一部引っ越し済みな様子なので、
(これも4000円払わないと見れなくなるのだろうか)
NAVI流に紙は流行りじゃないし、エコじゃないんで
ネットに引っ越しますってオチなんでしょうか。
もしかして最終号が無意味にマットPP加工なのは
別れ際に紙で遊んじゃえっていう事だったんでしょうか。
(保存版だからという事だとは思いますが)
私が余りに直球な車好きだからなのか、
あらゆる面で恵まれた人の数ある嗜みとして車、みたいな物に
自動車ジャーナリストと呼ばれる人達が
背伸びして付き合ってる感じが嫌いな雑誌だったんですが
車が先か?ヒコーキが先か?とか篠山紀信の女優×名車の写真とか
車一辺倒ではないからこその意義はある雑誌でしたし、
全方位的はそのままに、肩の力が抜けている様な
大団円感が清々しく感じられる最後のNAVIでした。

翻ってTipo。250号なんだそうです。
Tipoと言えば高校生の時の愛読書の様な雑誌で
(平行して父所蔵の古いCGも読み漁っていましたが)
実は私がフランス車っていいなと思う様になったのも、
その頃に(ごく初期ですね)連載されていた短編小説の、
5バカラの話だったりするんですが、
この雑誌は今、誰向けに作ってるんでしょうね。
貧乏な若者へ等身大で車の楽しさや憧れを伝える
というのが私的なTipoの存在意義だと思うのですが、
何と言うか、車に対して真面目に向き合っていないですね。
表紙からしてもうTipoではないし。
今号は記念号という事もあって、力が入り過ぎたのか
余計にそんな風に感じました。

もうお終いのNAVIにはあまり言う事はありませんが、
少なくとも251号がある筈のTipo。
情報深度でネットに負けている(と思う)様では
雑誌である価値が無い事を真剣に考えた方が良いと思います。
頑張れティーポ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする