マジンガー通信

多分500万人に1人くらいの割合でしか役に立たないシトロエンC4にまつわるお話など。

2010 F1 outwit GP(R.1バーレーン編)

2010年03月20日 | モータースポーツ
実際のリザルトはこちらでどうぞ

という事でチームメイト間の優劣にスポットを当てた
世知辛いジャッジを付けてみようと思います。
ルールは簡単。10点を2人に割り振って優劣をつけます。
イーブンだと思えば5点/5点という訳です。
絶対評価ではないのでチームメイトに負けた2位よりも
チームメイトに勝った10位の方が高得点になる
というのがこの採点のポイントです。
極力点差をつける様に採点しようと思うので
4.5:5.5といった小数点以下は適宜導入します。
ちなみに根拠は私の主観ですので
寝落ち時の活躍は考慮されない場合があります。

マクラーレン・メルセデス
#1バトン:2点 #2ハミルトン:8点
結果以上に目立っている度合いで
ハミルトンに惨敗の昨年チャンピオン・・・

メルセデスGP
#3シューマッハ:3点 #4ロズベルグ:7点
週末一貫してチームメイトより0.5秒遅かった皇帝。
きっと今回はウォームアップだったに違いありません。

レッドブル・ルノー
#5ベッテル:7点 #6ウェバー:3点
エンジントラブルにもメゲなかったベッテルと
予選の失敗を挽回出来なかったウェバー・・・

フェラーリ
#7マッサ:4点 #8アロンソ:6点
結果とTVで目立っていた度ほどの差は無かったと思います。
移籍初戦で勝つ、アロンソが政治家っぷりを発揮して
1歩リードといった感じでしょうか。

ウイリアムズ・コスワース
#9バリチェロ:7点 #10ヒュルケンベルグ:3点
3日間の過ごし方含めベテランの渋みが光るレースでした。
ルーキーだろうが全くもって容赦しなさそうな
ナチュラルドライバー・バリチェロ、
ヒュルケンベルグは潰されない様に要注意ですね。

ルノー
#11クビサ:5点 #12ペトロフ:5点
クビサ絶対を不確実にさせたペトロフの速さに注目。
完走していてばエースを出し抜けたのですが。

フォースインディア・メルセデス
#14スーティル:5点 #15リウッツィ:5点
レースは4:6ですが、予選Q3まで行った事を含みで。

トロロッソ・フェラーリ
#16ブエミ:5点 #17アルグエルスアリ:5点
積極的に点を分けるポイントが見当たらず。
若いんだからもっと弾けろと言いたい2人です。
(弾けた結果が昨年の日本GPという事なんでしょうが)

ロータス・コスワース
#18トゥルーリ:4点 #19コバライネン:6点
粘り強さと慎重さを見せたコバライネンが一歩リード。
新規チーム唯一の完走は賞賛に値します。

HRT・コスワース
#20チャンドック:5点 #21セナ:5点
チャンドックは予選でシェイクダウンながら良くやりました。
セナはデフォで7点付けても良い程の高待遇を活かせず。

BMWザウバー・フェラーリ
#22デ・ラ・ロサ:7点 #23小林:3点
デ・ラ・ロサは久々の復帰戦で新鋭を終始圧倒。
カムイ君は悪いサイクルの成り行きに任せてしまった
印象があるので減点です。

ヴァージン・コスワース
#24グロック:6点 #25ディ・グラッシ:4点
VRF1はバーレーンを実践テストと割り切ったので、
3日間の周回数が10周ほど多かったグロックの勝利。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もっとも近いライバル

2010年03月20日 | モータースポーツ
流石というかターニングポイントをきっちりと押えるアロンソが優勝

先日取り上げた通り先週末、バーレーンでF1が開幕しました。
(ちなみに来週はオーストラリアグランプリ)
開幕の期待感の裏返しか、あまり評判の良く無いレース展開で、
コースのせいだ、タイヤだ、作戦が保守的過ぎるだ等々
原因の探求が進んでいる様です。
ちなみに私は映像関係の質が悪かったために
余計にそう見えていただけだと思うのと、
(ひたすら工夫の無い画角でトップ争いを映すのみでした)
まだ何がベストなのか分からずに走っている様に見えるので、
一発勝負をかけようにも、掛け方が分からないのではと思います。
少し様子を見しながら追っていくというのが、
今シーズンの良い見方だと思います。

ちなみにF1は1チーム2人が走ります。

今シーズン、幾つかある注目点の中でも
チームメイト間の争いが熱いと言われています。
当たり前の話ですが優勝は1人しか出来ないので、
より確実な方をエース待遇とにして、
セカンドドライバーをサポートとして付ける
のがレースチームの基本的な作り方なのですが、
どうも今年は序列を付けないジョイントナンバーワン
という体制を取るチームが多い様です。
ただしジョイントナンバーワン、上手くいった例がありません。
イコールコンディションとは聞こえはいいのですが、
それぞれにベストな2種類の車を作る訳ではなく
どちらかの好みに合った全く同じ車が出来上がるので
貧乏クジを引いた方(政治力が無かった方)
好みではない車に乗せられた上に
毎戦シビアな目線に晒されるストレスを受けるので
何処かで爆発してしまうのです。

とはいえ見ている我々には白黒がはっきりつく
とても面白い要素だと思うので、
今シーズンチームメイト対決で少し遊んでみようと思います。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする