既に各報道にてご存じかと思いますが、東大阪市内の山間部で、既に殺害した国家公務員の52歳男性の遺体を切断して遺棄した28歳の無職男。
キャリーバッグの中に遺体を入れて、恐らくは近鉄奈良線で運んだのだろうね。その時点で、既に殺人と死体遺棄、鉄道営業法等違反の疑いがある。
また殺害直後には男性のキャッシュカードから約50万円を勝手に引き出したり、証拠を隠すために変装したり………。
その犯行手口もかなり悪質で、断じて許せない!!
彼らは同じアパートで独居していたそうな。
殺害動機はまだ不明です。
しかしながら、容疑男の経歴を辿れば、何となくJR長野駅前無差別殺傷犯と似ている面も散見されますね。
容疑者の親御さんの話では、子供の頃は勉強やピアノにも熱心に打ち込むなど、かなり真面目だったとか。
しかしながら中学生時代に周りから虐められており、その頃からおかしくなったとも。
その虐められた原因とは如何に?
それによって刑事責任の度合いが変わってくる場合も?
母親は、息子の育て方を完全に間違えてしまった…………と深く後悔しておられるとか。さては、この男は散々に甘やかされて育ったのか?
特に最近は、もともとおとなしくて、ごく真面目な人間が無差別殺人など、だいそれた事件を引き起こす例が余りにも多過ぎるような。
私自身が若かった頃は、生活困窮とか、もともと粗暴な性格とか、変質的な人間がかかる犯罪を犯していたものだが。うん。
あの永山則夫、大久保清等元死刑囚の場合も然り。
あれから半世紀。
犯罪心理学上での検証・研究も、そろそろ大きな曲がり角に差し掛かったようだ。
ともあれ、容疑者におかれては犯行動機を素直に話して戴きたい。単に刑罰に服せばそれで良し……というものでもないから。
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