白い断崖が続く、美しくも奇妙な海岸線。想いは、悠久の世界に・・
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7月5日(金)
▲ 駐車場での朝食後、瀧瀬海岸に下りていく。
海岸を左に曲がって進む。
▲ 先ずはあの海と崖の幅が2mほどの狭いポイントを
そこで見上げる崖
▲ うむっ、自然の造形美
▲ 海底がそのまま隆起したのだろう。
帯状になっているのは、その時々の海底状態が違っていたからかな。
なんとまあ、何年かかったのだ (笑)。
海岸におりて10分ほど歩くと
▲ オオツ、見えてきた!
あれだな、シラフラは。
▲ 白い断崖が続く。向こうがもっと白い。
▲ 下のゴミを見ずに、断崖に集中するように。
▲ どうですか、このグランドキャニオン。
いや、モニュメントバレーか。
「シラフラ」とは白い傾斜地を意味する言葉で、江戸時代からそう呼ばれているとな。
▲ このゴツゴツ感!
▲ そびえ立ってますなあ!
▲ 思わず触っちゃう・・のだ。
▲ だいぶ、際(きわ)にきたな。
もっと、先へ。
▲ どう?!
このマグニフィシャント。
シラフでもフラフラしてこないか、シラフラ。
おっ、あそこに歩いている人がいる。
▲ 杖を突いて、フラフラと。(失礼だよキミは)
あそこまでは、ボクも行こう。
▲ はあい、端まで来たよ。下りて30分ほど。
よーく、観ようぞ。
これが最期、最後だ。
戻ろう。
▲ 最初の狭矮なポイントに来た。
2mぐらいの幅か。干潮のピークが1時間後の9時15分と、あの杖突おっちゃんが言ってたな。
満潮に差し掛かると、この断崖を登らないとシラフラから脱出できないかも(知らん)。
ボクは登れるポイントを見つけたから大丈夫だ。
最初に海岸に下りたポイントまで戻った。
▲ その右手には
もう一つの見せ場がある。
▲ 奇岩 くぐり岩
と紹介されている。
くぐり岩は滝瀬海岸を南北に分断していた。で、1600年頃、ニシン漁をする人達が仕事の便のため穴を開けて、くぐれるようにしたとか。
今だと自然破壊とかで、出来ないだろうな。いや、そんなこと言ったらトンネルは造れないじゃん (笑)。
▲ 花だけは、ここにも咲いていて。
他にも色々咲いていたがキリが無いので。(名前を示せないからだろう)
近くの神社へ。
▲ 瀧之神社(たきのじんじゃ)
小さな神社だが、右手には
▲ 大きな岩が祀ってある。
これは、明治の初めにシラフラに埋まっている岩が発見された。神秘的なものとして、ここに石神様として神社の境内に安置されている。日本アニミズムの象徴だと馬鹿にしてはいけない。
▲ シラフラを眺める巫女。(神社HPより)
いいなあ・・どちらも。
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悠久の世界を離れて、日本海から一気に内浦湾へ
▲ 長万部の元駅弁、かにめし本舗かなやへ。
▲ カニのフレークと思しきものが、ご飯の上に敷き詰めてある。@1250エン
豊穣の現在には、何のこともない弁当だが。横川駅のおぎのや釜めしみたく、ここに来たら食べないといけない。
で、お味は?
伝統の味だよ。
▲ 天然豊浦温泉 しおさい へ。
まだ午後2時だが、風呂に入っておけば寝床探しが自由になるので。set me free ということで。
ここもまだ海水浴が始まっていなくて、ガラガラだった。
▲ 白鳥大橋を渡って
▲ 道の駅 みたら室蘭 へ
▲ ここでお泊りだ。
潮の香りがいっぱい。
▲ 夕食は、ここの道の駅で買った
焼き鳥弁当だ。
お疲れさーん、でした。