遥か彼方へ

行きかう年は旅人なり
いずれの年よりか、片雲の風に誘われ漂泊の思いやまず
我、前だけを見据え最期まで走らむ

襟裳岬の夏は何も無い?

2024年07月08日 | 一般旅

 

7月7日(日)

 

道の駅みついし(三石)での朝。

昨日のブログアップしたあと

 

▲ 駅に併設する「みついし昆布温泉 蔵三」へ

朝10時からの温泉に入る。

三石産昆布を浮かべた昆布湯? そんな湯舟あったかな。湯の底が薄っすら黒くなってはいたが。お湯を舐めてみないと分からないな。(するか)

 

そのあとは襟裳岬へ70km一直線。

▲ 襟裳岬駐車場に到着したのは1時頃。

ガスっている。今日は一日中、曇り/雨 だから見てくるしかない。

 

▲ 灯台横を通って

 

 

▲ ほどなく「襟裳岬」の標識があるポイントへ

たいていの方はここで帰る。

 

 

▲ 標識の真下、向こうはガスで、何もていうか、あまり見えましぇーん。

 

 

▲ 襟裳岬の記念歌碑がある。

作詞者の岡本おさみはここに旅行したとき、漁師さんに「いいとこですね」と話しかけたら「なんもないんだー」「何もないの、いいじゃないですか」「なんもないんだ。焚火してるしかしょうがないんだ」。その日は寒い日で、民家で「何もないですがお茶でもいかがですか」と温かくもてなされたことと合せて感動して作詞したとか(Wiki)。1974年1月リリース。

 

しかし、これだけじゃほんと何もないから

▲ 脇道を下りてみることにした。

 

 

▲ したら、もう一つの標識スポットに。

 

 

▲ 「襟裳岬突端」だと。

ここが岬の「突端」なのだ。

 

▲ しかし「突端」と言っても、突端らしき岩地だけで、その先の海が見えないので

また、下りていった。本当に、もう何も無いのか。

そこまでやる人は、その日誰もいなかった(笑)。

 

▲ 岬下の浜に下りていく。

 

 

▲ 岩礁が散らばる岬下の浜。

 

 

▲ 後ろを見上げると

左が最初の「襟裳岬」標識のある崖で、右手前が「襟裳岬突端」標識の有った処か・・。

 

うむっ、納得。

 

▲ して、かもめのジョナサンしかいないと。

 

 

駐車場に戻ったら、カンバンがあった。

▲ 看板地図で歩いたコース、黄色線を確認。

YAMAP地図は使わなかったので。

 

 

▲ 遅い車内メシを食べた。

ここは広い駐車場とキレイなトイレがあるよ。

 

 

▲ 駐車場の横には、食事処、海産物売り場が揃ったお店もある。

 

襟裳岬は、決して何も無いところではなかった。

 

襟裳岬の後は、一気に100km走って

▲ 道の駅うらほろ(浦幌)にトーチャコ。午後5時。

うん、ここで暖かい珈琲でも淹れて、くるくるかきまわしながら、ゆっくり休もうか。

気温20度C(ほぼ一日中)。

 

 

襟裳岬 - 森進一 (襟裳岬 原曲) HD

「理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから・・」

「いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので・・」

いたく哲学的な歌詞だよね。