ピエスのジュエリーまわり

恵比寿南のジュエリーリフォームアトリエ&ショップ、『pièce ピエス』のあれやこれやです。

初めてのジュエリー

2014-04-12 | zetta -Ring-
ダイヤモンドの指輪を作りました。

初めて自分のために作りました。
初めて自分用にダイヤモンドを選びました。

昨年はアニバーサリーな年だったので、
記念に何か買い物をしようと思い立ち、
ビンテージの時計と悩みに悩んで、ダイヤモンドにしました。

結局ダイヤかぁ、と思ったのですが、よくよく記憶を辿ってみると、
自分の為にジュエリーを作ったことがありませんでした・・・。

持っているものといえば、キズが入ってしまったカラーストーンや、
サンプルで作ったゴールドリングetc...
曰く付きの、訳ありな身の上のコ達ばかりです。
といいつつも、愛着が湧いてしまうのですが。w


今回は、初めから終わりまで自分の為です。お客様が私です!

ダイヤモンドを決めた日は一日中テンションが高かったです。
会う人会う人に、話したくて堪らなくなったり、
駅の階段を一段抜かしで駆け上がりたい衝動に駆られたり(してませんが)・・・
こんなに心躍るんだ!と自分でもびっくりしました。


何日で作ったかは、自分の首を絞めかねない事になるので、
お察しくださいませ。w



あ、首といえばプラキオザウルス。



ニュッと、さりげなく。

あぁ嬉しい。





さて、ごくごくシンプルな指輪です。




「Fancy Light Brownish Yellow」

ブラウンダイヤというには薄く、イエローダイヤというには濃い、
といった色合いのクッションカットの愛嬌のあるルースです。
クラリティがSI-1なので、美しいです。

指輪のゴールドはシャンパンゴールド。
ほんのり黄味がかったニュアンスのあるホワイトゴールドです。

仕上げはマットにすると決めていたので、初志貫徹。
地味ですけど。w






最初は脇石を付けたり、シャンクにセッティングしたり、
と考えていたのですが、私の日常には必要がない気がしてプレーンにしました。

また何年かしたら、足してみようかなと思います。



今は、重ね着けでカラーやボリュームを足したりするのが楽しいです。
全てを1本のリングで担わなくても良いんですよね。

足したり引いたり・・・



シンプルな一粒石リングと、カラーストーンのハーフエタニティと、
テクスチャのあるゴールドリング。

ゴールドの種類はバラバラの方が、抜け感があって良い気がします。
もちろんシルバーでも素敵です。

自分で作ったものばかりなので、
バラバラながらも変な一体感を醸し出していますが、
これを、他のブランドさんのや作家さんのやビンテージやらを、
上手にミックスできるのが上級者なんだろうな、と思います。

そこにお洋服やら靴やらバックやらの要素がプラスされて、
髪型やらネイルやらやらわらわら・・・

おしゃれって大変だ!

とりあえず、私は指1本分の世界観でうっとりな春なのです。


追記:ダイヤにするか時計にするか!論争でご相談させて頂きました皆様、
本当にありがとうございましました!

コメント (2)
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