あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
ピエスは本日から通常営業開始です。
昨秋から慌ただしく過ごしていて、
ご紹介できていなかったリフォーム事例をご紹介させて頂きます！
ご親戚から贈られたお誕生石のペンダントトップだそうです。
美しい濃紺をダイヤでぐるりと取り巻かれています。
サファイアって、取り巻かれ率高いですよね。
ご自身のエンゲージリングとお母さまのエンゲージリング。
0.30ctと0.319ct。ほぼ同じサイズです。
クラフト系のお仕事をされていて、リングは着けられない、とのことで、
ピアスへのお作り替えをご希望でした。
ダイヤはほぼ同サイズなので、そのままセットのピアスへ。
オーバルのサファイアも、横使いのシングルピアスへ。
地金をたっぷり使ったフクリン留めで、ぽってりほっこりしたピアス達になりました。
シングルピアスも合わせて、アンバランスを楽しんで頂いているそうです♪
このサイズ感のダイヤピアスが、最近とてもほしいです。
そして、お母さまから受け継がれた、
レール留めのK18ピンクゴールドリング。
こちらをお嬢さまのリングへお作り替えさせて頂きました。
お嬢さまもご来店頂き、デザインをご相談させて頂き、加工へ。
これが想像以上に難関だらけでした。
レール留めで留まっていたダイヤを、横に使うことになったのですが、
バゲットカット集団の中にテーパーカット君も加わっていて、
横幅も均一でなかった上に、ミル打ちという無茶気味な企画だったので・・・
全幅の信頼を寄せている職人さんが、
「泣きながらやりました」と珍しく弱音を・・・。
ギリギリ、ほんとギリギリの神業で作って頂きました。
努力の賜物で、美しく仕上がりました。
単純明快シンプルなデザインは、
不都合を隠してくれる、特殊な仕上げも、彫りも、ギミックもなんにもなく、
フォルムやラインがそのまま出てしまうので、難しいです。
シンプルは難しいです。
お出汁をきちんととらないと、
美味しいお味噌汁もお吸い物もおうどんもなんにもできない・・・みたいな。(笑)
脱線です。
クリアなバゲットカットを、ミルが整然と囲み、
凛とした佇まいのリングに仕上がりました。
美しいです♪
ところが、お届けがクリスマスに間に合わず、年末ぎりぎりになってしまいました。
大変申し訳なく思いながらご連絡しますと、
「お誕生日の贈り物なのでご心配なく」とのお言葉に、ホッとしました。
なにもかもギリギリになってしまいました。
到着のご連絡で、お嬢さまにも喜んで頂けたと、お知らせ頂き、ホッとしました。
そしてもちろん職人さんにもお伝えしました。
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★pièceではご掲載をご了承頂きました事例のみ、ご紹介させて頂いております。
加工代金は、お持ち頂いたジュエリーの状態・形状、また金相場により変動いたしますことをご了承ください。
