
zetta collection で一番人気は、
大っきめのハーキマーダイヤを使ったピアスです。
こんなに続くと思わずに、名前はまだない状態だったのですが、
『1部、かけら、断片、部屋・・・』などたくさんの意味を孕む
『pièce/ピエス』となりました。
ご承知のように、お店の名前と一緒です。エヘ。
ご承知のように、お店の名前と一緒です。エヘ。
シンプルで使いやすく愛着のあるデザインです。
作ると少しずつお嫁に行ってしまうので、手持ちルースが少なくなっていました。
そんな中、たまたまルースをたくさん入荷しました。
長く続けているピアスなので、
今回は、へんな形…否、個性的な形にこだわって仕入れてみました!

いつか行ったハロン湾に浮かんでそうな景色たち。
なにに見えてくるかはあなた次第!
星の王子様的な・・・
そして、今回は直結タイプではなく、
こちらのキラキラ無限タイプに仕立てていきます。

恐縮ながら今回は制作過程をご紹介させてください。
キラキラ無限タイプは、
ハーキマークオーツ特有の自然に生まれたカット面を活かしたデザインです。
なので、まずはその大事な面を選びます。
一番見せたい面の反対側。
ここには刻印とポストもつくので、ある程度の場面が必要です。
間違えられないポイントです。
決めましたら…

なんてことはない、
インク台にくっつけて、スタンプします。

これで完璧な面が取れます。

形通りカットしたら、0.4mmに引いたK18の板に糊付けします。

あまり美しくありませんが、こんな感じです。

こちらを糸鋸でカットしていきます。

糸鋸の跡を消すためと、形を整えるために全ての側面にざっとヤスリをかけます。
吹けば飛ぶような板片たち。
こちらに価値を吹き込みますー。笑

乗っけてみると、当たり前ですがピッタンコ。気持ち良いです。

そして、忘れちゃいけません。打刻。

『zetta』 と、K18の金称を欧米風に『750』。
ピエスでは、なんとなくこちら表記にしてます。

そしてポストをロー付けします。

ピアスのベースの完成です。
ポストが付いただけで、なんかこんなデザインなのかな?と思わせるポストの底力。
ですが、ここから本番。

ヤニ台に仲良く埋め込みました。

無限キラキラの〝タネ〟を仕込んでいきます。
ひとつずつ割と丁寧にダイヤモンドダスト加工を施していきます。

キラキラ投入完了!

ヤニ台から外して、側面を整えていきます。
まずはペーパーをかけます。


そしてフエルト。
この辺をきちんとしていかないと、残念な仕上がりになってしまうので、
全ての側面をペーパーとフエルトをかけていきます。

このままでもキレイではあるのですが、
やっぱりそこはジュエリーライクに、全体にバフを掛けます。

全体が仕上がったら、いよいよ最終工程。


種も仕掛けもありません。
UVレジンで接着します!
※熱湯で煮出さないかぎり外れません!
※熱湯で煮出さないかぎり外れません!

UVライトを照射して硬化中。
あっという間に硬化します。
取り出しまして、〝ずれ〟やレジンのはみ出しなどないか確認します。
「よし!ない!」
となると、ようやくの完成ですー!
バンザーイ!
長丁場、お付き合いありがとうございました!


★SINGLE PIERCE【pièce】/K18YG,ハーキマーダイヤモンド
完成しましたが、まだ価格がないぃぃ。
決定次第、オンラインショップでご紹介させて頂きます!
結構かわいいですよ!お楽しみに~!
川畑でした。
結構かわいいですよ!お楽しみに~!
川畑でした。