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家族旅行で河口湖に来たが、体がなまるので、この日は単独登山に出かけた
前夜は河口湖畔のもみじ祭会場駐車場で停泊 四時頃起きてローソンで厠を借り食料と飲物を調達して西湖西方の根場に移動
天気は前日に続いて晴れて無風
気温は前日程は上がらない予報だった
根場のいやしの里 駐車場でゆっくり食事、支度して明るくなるのを待ち0604出発
鍵掛峠 鬼ヶ岳 金山 節刀ヶ岳 十二ヶ岳を経て 西湖畔の桑留尾地区へ下山
ここから湖北ビューラインをトコトコして1047根場のパンクズに戻った
下は駐車場を出発時の写真 天気予報は晴天だったが少し不安になる雲の多さだった
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根場の登山口からは少しの間 荒れた林道を歩き山裾にとりつく
道は土で少し湿っていた 斜面の勾配はきついが、道は地図の表示と異なりジグザグになっていたので道の勾配は緩くあるきやすかった
下の写真は登山口手前のいやしの里脇から撮影したもの
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鍵掛峠0716着 ここで稜線に出た ここからは樹林が途切れるたびに逆光の富士山が右手に見えた
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控えめなアップダウンを繰り返して稜線をたどり鬼ヶ岳に 同じように金山にたどり着いた
稜線上にはとげのある植物が多かった 上は厚めの長T 下はトレランパンツを身につけていたが、 けっこう痛い目に遭った
素肌を出すともっと痛かったろう
下の写真は峠からの途中で撮影したもの
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金山手前では山中湖も遠望できた 残念ながら写真では確認できない(^◇^;)
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金山から節刀ヶ岳はあっという間 ここまでいくと山中湖はさらによく見えた
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再び金山に戻るところでこの日初めて人に出会った カップルだった 明るくなってからの出発だとしたら相当な速さだなぁ
さっさと金山に戻って十二ヶ岳に向かった 十二ヶ岳近くになると道が険しくなり、危険性の高い箇所も現れた 他の山ならロープか鎖があるような所でもそれらは見あたらなかった 慎重に通過した
そのうちちょっとしたキレットがあって、ここには梯子とロープが用意されていたが、梯子への乗り降りは身体の硬い人には少し難しいかも(;^_^A下の写真はキレットで下降した斜面 一部に梯子とロープがあったが写っていない(^◇^;) 次の写真はキレットで登り返さなければいけない斜面 これまたロープが写っていない(>_<)
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キレットを過ぎると、間もなく十二ヶ岳頂上に到着した ここからも富士山を拝めた
なぜか富士山を拝めると幸せを感じるものだ♪(´ε` )
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ここから西湖畔の桑留尾(バス停名にあった、福住オートキャンプ場付近)下りることにした
鍵掛け峠への上りと同じく勾配がきつい 路面には石が少なくホールドになるものが少ないので、しっかり前傾姿勢、つま先加重にしないと渇き気味の土路面は滑る 周囲の木立を掴むのもよいだろう
ただ幸いに、十二ヶ岳頂上直下から暫くこの道にはロープが下がっていて安全に下れた
このきつい勾配は、ロープがとぎれてもほんの少し緩むだけでけっこう長い間続いた
桑留尾まで木の根はあるものの石が少なく、勾配はあるものの段差のないのは助かった このような道だと私でも下りは軽く走る事が出来て移動の時短になった(^_^)
下の写真は降り立った登山口
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湖畔に下りてからは、アスファルト舗装をトコトコ行くと、何組かの学生ランナー集団とすれ違ったり、力強い走りの単独ランナーに抜かれたりして20分程で駐車場に着いた 下の写真は帰着時のもの 雲は消え失せ陽射しが順光で山がきれいだ
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勾配はきついけど、多くのスポットから富士山が見られて、梯子、ロープがあったりと多少の変化のある山歩きが出来る場所として記憶に留めたい 幸せな単独登山だった