この問題の器なのですが・・・
事は、しはんが10キロの土を菊練りするところからはじまるのです。
この量です。
これで一個の器を挽こう、というわけです。
全然スケール感が伝わりませんが・・・
とりあえず、完成(底部を切断中)。
素焼きにして、土を再生するための水吸い器にするのです。
こういう作業を見ると、うずうずが伝染するものでして、横山くんが5キロで制作を開始。
無事に挽き上がりまして・・・
この感じです。
最初の画像の器の大きさを理解してもらえました?
ところが、事はこれにとどまらないのです。
つづく・・・
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園
どんどんと洗練され、ファッショナブルになっていく、こだまガールズです。
いろいろな技法が組み合わされ、一大進化を遂げてます。
またまた新人さんが入りましたよ。
夏に向けて、制作意欲はとどまるところを知りません。
こちらは前回作品。
お尻からぬっていきます。
美味しいところから食べる派。
うおっと、よそ見をしてる間に、アダルトな雰囲気に・・・
ちょっとドキドキしますね。
ブラックに深紅のアクセントも効いてます。
本人が真面目な人物なだけに、一周して笑いが込み上げてきます。
おもしろすぎ、兒玉さん。
こちらも大真面目に自分を追求する、陶芸怪人の横山くんです。
長い長ーい筒を、手びねりで。
これがなにになるのか、っつーと・・・
フレンチブルのコケシなのですね。
まったく謎の組み合わせですが、これを見つけるセンスって、やっぱ変態です。
素焼き後。
釉薬掛けに苦労してます。
男たちの制作風景・・・
やっぱ謎ですね。
だけど夢中のようなので、口出しは控えてます。
どこまでも遊べ!男どもよ〜(女子たちもな)。
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ろくろってのは、いろんなことができるもんですね。
黒田女史が、小太鼓づくりのリベンジ。
いや、いや、小太鼓でも、リベンジでもありません。
常に腕前を上げるべく、研鑽の日々。
割いて、ひろげて、サンマ皿に。
秋までに仕上げておきたい仕事です。
開いた直後にはぺたんこですが・・・
乾燥とともに巻いてきて、堂々たるたたずまいに起き上がってきます。
三本の脚を付けたら、ろさんじん作と見まごうほどの風格に。
こりゃ、親戚の集まりでご披露せにゃいかんが。
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筆頭塾生・大矢さんも、久々にろくろです。
いつもわんこばかりをつくってますが、必要に迫られるとこのブースに座ります。
茶碗蒸し・・・の器のようです。
フタ付き。
気合いが入ってます。
それもそのはず、このおもろい生き方をしてる引退後の人物を、テレビタレントさんが取材にくるのです。
陶芸をして、わんこ連れで畑仕事をして、自分の器で料理を振る舞い、最後はボサノバをつまびく・・・という構成のようですよ。
全国で放映するらしいので、お楽しみに(「プロフェッショナル」ではありません)。
さ〜て、本焼きの窯詰めが終了です。
わずか一週でいっぱいになっちゃいました。
だけど今月は、17日(日)にもう一度焼くので、焦んなくても大丈夫。
とりあえず、第一便は日曜日の窯出しとなりますのでお楽しみに。
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ろくろワークショップの9月期生を大募集です!
電動ろくろのみを月2回・半年間、集中して訓練し、進めるところまで進んじゃいます。
金曜午後か日曜午前の開催で、12回で36000円。
くわしくは、お問い合わせくださいな。
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
名人になりたいひとは、日本一成長の進みが早い(と自負する)森魚工房へ!
新人の野本くんも、ろくろに初チャレンジ。
鍛え上げた筋力で、土ゴロシをやすやすとクリア。
だけど、成形でちょっと手こずってますね。
流れに乗るのだ。
お、わかってきた・・・か?
それにしても、ドベ受けの汚れが尋常じゃないな。
この画づらを覚えといてちょうだい。
次回からこのひと、まったく汚さなくなりますから(そういう指導をしますので)。
だって、掃除、めんどくさいじゃん〜。
処女作品の完成が見えてきました。
この回転の流れに乗りきった見事なろくろ目(指のシュプール)をごらんくださいな。
よしよし、美しい成形。
まずまずの初日です。
翌週、削り作業です。
こちらも初めてのわりに、達者。
完成!
ふむー、形が理解できてますね。
ルーシー・リー型です。
ろくろ上での振る舞いをすべて面影に残してます。
思い入れ深い一品となることでしょう。
やっぱ大人にとっていちばん楽しい遊びは、ろくろですね。
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サンギーンセンキョのキジツマエトーヒョーにいってきました。
選挙は燃えますね。
練馬区民さん(東京都民さん、かも)は、工房から歩いて2分の大泉学園町体育館で投票できますよ。
陶芸のついでに、さくっとどうぞ。
魑魅魍魎が跳梁跋扈。
もう少し、見やすい並び順にしてもらえませんかね?
思想的に右・左に分けるとか、子分党は親分党の下に待機させるとか、蓮舫さんは二番目にするとか、泡沫候補はひと固まりにするとか・・・
さて、憲法改正の議論がかまびすしい今日この頃ですが、迷ってるひとのために、ちょっとだけ判断のヒントを書いときますね。
小学校の授業では、日本国憲法は「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」を宣言するもの、と教わります。
その大切にしてきたやつを、ちょうど稲田さんがうまいことまとめて叫んでくれてますが、「この三つはいらないんです!」として取っ払おうよ、というのが自民党さんの新憲法の草案です。
つまり、「国民は政府に文句をつけない」「戦争はできるようにする」「国民はしあわせの権利を捨てて政府の命令に従う(有事には、としてますが)」ことを基礎に置いてます。
憲法の改正はやぶさかではない、というひとは、ぜひ内容をこそご吟味くださいな。
あっと、これは政権批判じゃなく、むしろ実質の宣伝ですので、勘違いなきようよろしくです。
ドライフラワァがうまくいきました。
だんだん上手になってるかも。
たっぷりと時間をかけると、鮮やかな色を残してくれます。
大いなる流れに逆らえ、せいめいよ〜。
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本焼きを前に、みんないっせいに絵付け・釉掛けの作業です。
河鍋さんは、織部風。
誰もが憧れる、クマのプーさんの蜂蜜ツボの流れ跡。
苦心してるなっちゃんです。
さりげないゴスの刷毛目。
シブく迫る柏木くん。
リムにカラフルな色を差してるのは、黒田女史。
ぺたんとフラットな単色の器もいいけど、アクセントがあると締まりますね。
ここからは勤務系のひとびと(世界観を確立させてネットやギャラリーで売りはじめたら、制作の手を止められなくなっちゃった上級者をこう総称してます)。
横山くんの「レンタルボックスに並べればじゃんじゃん売れてく」一輪挿しは、結構な手間がかかってるのですよ。
コケシさんの手間も、半端なし。
この苦労をわかってあげてほしい。
わかってくれるひとの元に、お嫁にいってほしい。
静岡での展を終えたカミクボくんは、阪急梅田の展示に向けてますます大忙し。
日本を縦断する勢いです。
しんどい色ぬり作業に消耗中。
連日の勤務、お疲れさまです。
みんなはこのひとたちのマネをしないで、のんびりやってちょうだいね、陶芸。
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工房で、PayPayによるお支払いが可能に!
おともだち登録ののち、「送金」機能でできますよ。
最近はみんな現金を持ち歩かないから、そんなシステムにしました。
よろしければ。
急須も新しくなりました!
歴代のが大集合。
なつかしいな、薪窯の。
フタが割れちゃったんで、あつらえたやつ。
還元の炭化タイプ、銘「パンチョ」。
由来となった、故パンチョ氏。
ドラフト会議の司会で有名。
今まで使ってた、粉引きタイプ。
んで、新人さんです。
銘は、「タイガー・ポット」としようかな。
柏木くんの作です(気に入らないのか、工房に寄贈してくれました)。
しはん作のものは、茶漉し穴が開いてますが・・・
柏木くんのはポカン穴なので、金属製のアミ茶漉しを装着。
お茶の出や、よし!
相当入りますね。
工房の小ぶりの湯呑みで、5杯と・・・
ちょびっと。
こりゃ便利だ。
しばらく活躍してもらいます。
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カブセのつづきです。
いろんな型があるものですね。
宮下さんが使ってるのは、手づくりの石膏型。
粘土の水気を吸ってくれるので、剥がれがよく、シャープなラインが実現できます。
ごらんの通り。
欠けやすいので、注意が必要ですが。
手づくりといえば、河口さんは工夫を重ねて、こんな型をつくってしまいました。
カブせて密着・・・までは同じですが・・・
リムの切り取りのガイドラインがついてるのですね。
こりゃ便利。
いい仕事をしましたね。
いろいろな装飾で、作品世界が展開できそうです。
単純丸型に、単純正方形の土板・・・
野本くんです。
しかし、ここからが単純じゃありません。
器の底に土ヒモをめぐらせて、高台を付けました。
これをさらに削って造形します。
立派な四方張り鉢ができました。
何事も工夫次第で、オリジナルな作品になっていきます。
カブセは最も基本的な技法で、発想の開始点にすぎません。
それを元に、どんどんと新しい形をつくってみましょう。
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タタラでお手軽な造形法といえば、カブセです。
やり方をご紹介。
要は、かぶせて、密着させて形を整え、きれいに切って、型を抜く、というものです。
岡村さんの仕上げ作業。
集中力が必要です・・・
中から出てきた型は、どこかの安売りショップで手に入れたプラスチック器。
陶芸をやってるひとたちは、街に出るたびに、陶芸に使えるものがないか、血眼になって探してます。
いかがですか、このきちんとそろった大きさ、形。
ただ、きれいにできますが、個性を失わないように、装飾の方で特徴づけをしましょ。
こちらは、河口さん。
四角い型で成形中。
お手製のハンコを押しまして・・・
型を外します。
おっと、この型は・・・
手づくりの陶土製でした。
素焼きにすれば、土がくっつきません。
同じ形をたくさんつくりたいひとは、型からつくっても楽しいですよ。
ピッタリと重なって収納も便利な、カブセ成形です。
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