クローバー 匍匐(ほふく) 福福

末梢神経鞘腫瘍で右前足と肩甲骨を切断したココのことや身の回りの出来事など日々感じたことを発信します。

片岡梅林奈良公園

2024-02-25 16:31:49 | 


2月24日(土)奈良に行って来ました。

1月の高槻以来の電車でした。

書の先生から、第一回篠原貴之水墨絵画塾奈良教室 「描くよろこび」展の案内をいただいたのです。

案内状をいただいた時、なかなか出かけられない自分の殻を打ち破りたいと思いました。

でも、体と気持ちが重く、震えやふらつきもあって、デイサービスも休みがちなので、もう行けないかなと思っていました。

私は双極性障害(今は双極症)II型なのですが、ネットを見ると統合失調症や双極性障害の寿命は一般の人と比べると8ー10歳(15ー20歳というところも)短いと出て来ます。

自殺、心血管系疾患やがん等の併発と、その治療の遅れが大きな要因になっているそうです。

私は自分では軽い方だと思っているので、心配はしていないのですが、もし、仮に寿命が短いと考えるとあと10年も残されていないことになります。

今、しんどい、だるい、痛いといっていたら、この先さらに動けなくなり、やりたいことができなくて、もったいないなと考えたのです。

億劫感が強いので克服したいです。

家を出るなり膝が痛くなり、いつも朝ココと散歩してくださっている
Yさんに湿布をもらってから行きました。





作品展を見た後、タクシーで奈良公園の片岡梅林に行きました。

私は奈良公園に梅林があることを知らなかったのですが、かなり歴史は古いようで幹には地衣類がびっしりついていました。

調べてみるとこのあたりには鎌倉時代に建てられた重要文化財の円窓亭があり、この円窓亭を取り囲むように紅梅、白梅など250本の梅の木が植えられているそうです。

場所は奈良公園の東側、春日大社表参道付近です。南のすぐ下には浮見堂があります。

二部咲きといったところでしょうか?




まずこの鹿が出迎えてくれました。とても人懐っこく、多くの人が寄っていっていました。




この幹や枝ぶりに歴史を感じました。



紅白の梅の競演が美しいです。



ここの梅は小ぶりのものが多かったです。



何世紀も生きて来た風格を感じました。



この枝ぶりが気に入りました。



この木は結構咲いていました。




梅より鹿のほうに夢中な人が多く見受けられました。





この親子の動きが微笑ましいですね。

今回は鹿と梅をどう撮るかと考えながら行きましたが、今は個人情報の観点から人の顔を勝手に撮らないことになっていて、観光客などがたくさんいると撮影が難しいです。

鹿もじっとしてくれないことが多く、じっとしているとすぐに人が寄って来ます。





実は帰り、道を間違えてしまいました。
その時、出会った景色がこれです。

転んでもただでは起きない私 ^ ^

荒池だそうですが、後ろの白っぽい木が幻想的でした。
秋には真っ赤に紅葉しているようですからナンキンハゼでしょうか?

公園を出たらすぐにタクシーに乗ろうと道沿いを振り返り、振り返り歩いて行きましたが、全くタクシーが来ず、結構歩いてしまいました。

腰も膝も痛くて辛くて、もう限界。何とかタクシーを捕まえたくて、家具屋さんに助けを求めました。

「この辺はタクシーは通らない。」とタクシー会社の電話番号を調べてくださいましたが、分かりませんでした。何年か前にはタクシー会社が近くにあったそうです。

その時点で2時半でした。お昼を食べていなかったので、近くに美味しいところはないか教えてもらいました。

店を出ようとした時、地図をくださいました。

ところが教えていただいたうどん屋さんは2時で終わっていました。

その先に喫茶店のようなところがあり、飛び込みました。食事はないということでしたがプリンとコーヒーでお腹は満たされました。

実はそこ、奥が旅籠になっていました。奈良ゲストハウスかむなびというところでした。

そして、そのお店のすぐ近くに近鉄奈良駅に行くバス停があるとのこと。バス停まで案内してくださいました。

日差しの暖かさと人の思いやりの温かさを感じた1日でした。




河津桜と紅梅と白梅、そしてココ!

2024-02-20 19:53:00 | 
これが消えた記事です。
改めて書きました。

goo事務局によると記事が消える理由に商用目的とか公序良俗に反すると判断された時だとありますが、今回の現象はそういうものではないと思っています。


1月17日、抜けるような青空の下、ココとフォレストガーデンに行って来ました。

梅や河津桜の様子を見たかったからです。







河津桜は一部咲きといったところでしょうか、チラホラと濃いピンクの花を咲かせていました。

これからが楽しみですが、雨がしばらく続きそうなので、いい時期に雨が上がり撮影できるといいなと思っています。






枝垂れ梅(紅)は盛りを過ぎていました。

いい花を見つけても写そうとすると写ってほしくない花がどうしても入ってしまいます。





全体を撮るのはまだ大丈夫。

きれいな紅の枝垂れ梅の前でパチリ。

実はココ、カメラが嫌いなんです。

カメラを向けられると横を向いたり、目を細めたりします。

じっと動かないのはさすが飼い主思いのココですが・・・









枝垂れ梅(白)は三分咲きくらいでした。

こちらもこれからが楽しみですが、雨間にいい花と巡り会えると嬉しいです。





白い枝垂れ梅の前でもポーズをとってもらいました。

ココは悪性腫瘍のため、一年半前に右前足と肩甲骨を切断しました。

去年は再発しているかも分からないとか同じような手術をした20頭のうち一年以内に亡くなる子が半数いるとか聞かされ、ずいぶん心配しましたが、今はとても元気です。

いつも、たくさんの人と触れ合い、幸せホルモンをいっぱいもらっているからかなと思っています。

ココに癒されると言ってくださる方もたくさんいます。

もちろん、私にとってココに出会えたことは、この上ない喜びです。
(ココは2年半前に10歳で我が家に来ました。)








穏やかに晴れた日

2024-02-07 17:57:00 | 

穏やかに晴れた2月7日、カメラを持って散歩に出掛けました。

ココがトリミングをして可愛くなったので、風邪がなかなか治らないSさんに元気になってもらおうとSさん宅へ向かいました。

<ココの写真は一番下です。>

まず、Sさんのお庭で写真を撮らせていただきました。

最初に高いところから水仙が迎えてくれました。
なかなかこの角度で撮れることはありません。
すっとして、清楚だなと思いました




紅梅が満開で、とても見事でした。(もう少し早く撮らせてもらったらよかったかな?)



クロガネモチの実がたわわになっていました。
我が家にもクロガネモチの木があるのですが、実をあまり鳥が食べないので不思議に思っていました。

苦いので他の食べ物がなくなった頃に食べに来るそうです。




リュウキンカでしょうか?宝石のように輝いていました。



その後、フォレストガーデンに向かいました。

紅の枝垂れ梅が少しづつ開き始めました。









こちらは寒紅梅でしょうか?見頃を少し過ぎたようで花びらが散っていました。











水仙もあちらこちらに咲いていました。



ココはとても12歳半とは思えないでしょ!

背景はワカサギ釣りのようです。
アピィさんはいつもとても凝ったものを作られています。
アピィさん、いつも可愛くしてくださり、ありがとうございます。





中之島バラ園

2023-05-24 17:29:36 | 







5月23日、中之島美術館で開催されている『佐伯祐三展』を見た後、少し足を伸ばして中之島公園にあるバラ園に寄って来ました。

5月中旬から下旬が見頃という情報がありましたが見頃は少し過ぎていました。
それでも、綺麗なバラに囲まれて気分が上がりました。

その日は体調があまり良くなく、途中で引き返そうかと何度も思いました。

でも、何とか撮影出来ました。




この後ろの建物は『北浜レトロ』と言います。

英国のグラスゴーの影響を受けており、国の登録有形文化財ともなっているそうです。

2階は紅茶通の間で人気を集める英国アンティークの雰囲気漂う喫茶店になっています。

店内の至る所に英国製のインテリアが使われており、居ながらに英国に瞬間移動したような気分になります。
















帰りの電車で若い女性が席を譲ってくれました。

本当にありがたくて「助かります。」と言いました。

この日、タクシーを2回利用しました。



薔薇作りの達人

2023-05-10 07:20:47 | 

他人に花をもたせよう。自分に花の香りが残る
斎藤茂太 精神科医


ご近所にそれはそれは薔薇を丁寧に育てておられる方がおられます。

そのお宅の前を通るたびに手入れの行き届いた綺麗な薔薇を見て、楽しませていただいています。




私はその方とは一度もお話したことがなかったのですが、たまたま薔薇に関係のあるお客さんと薔薇について話をされていたので、思い切ってお声をかけさせていただきました。

「あの〜、ブログを書いているのですが写真を撮らせていただいてもよろしいですか?」

すると、「どうぞ、撮ってください。」と言ってくださいました。

その時はカメラを持っていなかったので、「すぐにカメラを取ってきます。」というとお客さんが「一眼レフですか?」と聞いてこられたので、「はい。」と答えました。




家の前の薔薇を撮っていると「裏に薔薇の畑がある。」と案内してくださいました。

裏庭に入った途端、薔薇をこよなく愛し、天塩にかけて育てておられることが一目瞭然でした。




雨に濡れると薔薇が傷むのでこのように屋根をかけているそうです。




こちらの裏庭は車のよく通る道路側なので、運転手が薔薇に気を取られて事故を起こさないように気を付けておられるそうです。

そこまで細やかな方なので、薔薇にも心血を注いておられるのでしょう。
枯れ葉一枚、雑草一本ありません。



「どうして薔薇を育てられようと思ったのですか?」とお尋ねすると
「庭が広かったので、庭木を植えるより安く植えられると思った。」と謙遜しておられました。

お聞きすると薔薇会の役をされたり、品評会に出品されたりしておられるそうです。



これが一番薔薇らしい薔薇だそうです。




「あと、三、四日たつと見ごろになる。」とのことでした。
でも、十分堪能させて頂きました。

日当たりのいい裏のお庭で丹精込めて育てられ、一番綺麗に咲き出すと家の前に出されます。











お礼に我が家の四つ葉のクローバーで作ったしおりをもらって頂きました。
「我が家のクローバー畑の四つ葉です。」と言って・・・😊







先日、撮影した五日後に家の前を通ると薔薇が見事に満開でした。
達人の言う通りでした。
慌てて、家にカメラを取りに行って撮影しました。