クローバー 匍匐(ほふく) 福福

末梢神経鞘腫瘍で右前足と肩甲骨を切断したココのことや身の回りの出来事など日々感じたことを発信します。

郡山城跡の桜

2023-03-28 21:50:40 | 

3月28日(火)
桜満開、絶好のお花見日和の中、
奈良の郡山城跡に行ってきました。

前々から予定を決めていたのですが
幸運でした。




2017年に「続日本100名城」に
選ばれたそうです。

約800本の桜がお堀を囲むように
植えられています。




見事な枝垂れ桜です。




実はこの辺り、手前を電車が
通っている上
さらに上にはたくさんの
電線があって
とても撮影しにくい場所でした。




歴史を感じる桜と石垣でした。



この辺りを歩いている時、
通りがかりの人が

「あら、袖が脱げちゃっているね。
着せてあげようね。」
と言って、
そばに寄って来られました。

近くまで来るとココの前足が
ないことに気が付かれ
驚いておられましたが

事情を説明すると
「よく頑張っているね。」と
褒めてくださいました。

「こんな優しくしてくださった方は
初めてです。」と言うと
「私も犬を飼っているからですよ。」
と言われました。

ココをよく知っている方からは
ココはとてもよく可愛がって
いただいていますが
見ず知らずの方からの優しさに
胸がジーンと熱くなりました。




今回も
ハイル君と一緒です。



ハイル君は桜が似合いますね。



ココはなかなか桜の下に行って
くれませんでしたが、
目線をくれただけでよしと
しましょう。



仲良しのハイル君とココですが
「待て」をさせてから
「いいよ!」と声をかけたら

優しいハイル君はこの通り!!
ココに譲ってくれました。

でも、私に
「なんとかして頂戴。」と
訴えかけているようですね。

食が細く、普段はガツガツ
しないココですが
美味しいササミを
ハイル君の分まで
食べそうな勢いでした。

ココは負けん気が
強いのかもしれません。




狭山池のコシノヒガン

2023-03-25 21:13:22 | 
3月25日(土)の狭山池です。

近くに用事があったので
足を伸ばして行ってきました。
雨かと思っていたのですが、
降らずによかったです。



池の周りを囲むように咲いています。




コシノヒガンが満開でした。
お花見日和ではなかったですが、
土曜日とあって人出は多かったです。




コシノヒガンはソメイヨシノに比べると
少し小振りで色が濃くて
可愛らしい花でした。




近くに住んでいながら、
狭山池の桜のお花見は初めてでした。




一昨日降った雨の水たまりに
花びらが散っていました。




花びらだけでなく、水たまりに
映った木の
シルエットが綺麗でした。




私は池と桜の取り合わせが
好きなのですが、
やはり青空の方が似合いますね。




ピアノの発表会と早咲き桜

2023-03-14 13:31:46 | さくら
3月12日に大阪狭山市のSAYAKAホールのコンベンションホールでかまどピアノ教室とさかぐちピアノ教室の発表会がありました。



小学生の低学年から大人まで幅広い年代の人たちが演奏を披露しました。

ほぼ完璧に演奏される方もいましたが、途中でつまづいてしまう人もいました。
でも、最後まで諦めないで弾き切る姿に胸が熱くなりました。

顔を真っ赤にしている人が多く、緊張の中で精一杯頑張ったのだなと思いました。

実は私、半年前にピアノを習い始めました。60の手習いどころか実は…😁

少しづつ断捨離をしていて、はたとピアノが目に留まったのです。ずーっとインテリアピアノと言ってきたピアノです。処分するかどうか考えました。

調律師さんから「こんなにいいピアノがあるのに弾かないともったいない。」とずっと言われてきました。

ピアノにも申し訳ないし、せっかく持っている私自身にも申し訳ないと思っていたところ、丁度、ご近所の娘さんがピアノを教えておられるとお聞きし、お願いすることにしました。それが坂口先生です。

私は昔、少し習ったことはあるのですが、ピアノが苦手で苦手でやめてしまって、そのままずっと弾いて来なかったのです。



先生はスメタナの「モルダウ」やリストの「愛の夢」などの超が付くぐらいの簡単な楽譜をさらに簡単にして下さいます。

その上に和音を一音足してくださると音に深みが生まれます。

その音の響きが素敵なので、音に酔うような感じで弾いています。

でも、自分のこう弾きたいと思うイメージと実際の弾き方がかけ離れていて悲しくなり楽しく弾けません

指がうまく動かないし、時々楽譜を見ていてもどこを弾いているか分からなくなります。

それに私はとても緊張するタイプです。先生がおられない時にはまあまあ弾けるようになったかなと思っても先生の前では目も当てられない状態になります。

なので、今回の発表会には出演していません。
来年の発表会にも出られるかどうか・・・😓

それでも、先生はどこかいいところを見つけて褒めてくださいます。
「曲の感じをうまく捉えてる。」とか「この部分が前より良くなっている。」とか。

少しでも早く、楽しく弾けるようになればいいなと思っています。

竈 麻理子先生
幻想曲「さくらさくら」平井廉三郎

村上洋子先生 二胡  
賽馬(さいま)黄海懐

阪口典子先生     
さくら 森山直太朗


生徒さんたちからたくさん花束が手渡されました。
久しぶりに生の音楽に触れ、心が洗われるようでした。

せっかく、先生たちがさくらの曲を弾いてくださったので、発表会が終わった後、すぐ近くの狭山池に行きました。

狭山池は大阪府内でいちばんにお花見ができるところとして知られています。

コシノヒガンの他、ソメイヨシノ、ウコン、カンザンなど1200本以上植えられているそうです。

行ってみると全然咲いていませんでした。ガッカリしながら歩いていると一本だけ三分咲きくらいの木がありました。

調べてみると狭山池はコシノヒガンが多く、今年の開花予想日は3月24日になっています。ずいぶんあわてんぼうの桜があってよかったです。









桜がたくさん咲くようになったら、また、行ってみたいと思います。



ご近所さんの枝垂れ梅

2023-03-11 12:34:06 | 

ご近所にとても素晴らしい枝垂れ梅があります。

そこのお宅は四季折々の花をいつも綺麗に咲かせておられます。

お聞きすると午前に1時間、午後に1時間は手入れを怠らないそうです。

いつもは道路側からこの枝垂れ梅を眺めて楽しませていただいているのですが、
いざ、写真を撮ろうとするとこの辺りは電線が多い上に車の通りの多いところで思うように撮ることが出来ません。

それで思い切って、お庭の中から写真を撮らせてほしいとお願いすることにしました。

「少し盛りは過ぎているけどどうぞ。」とすぐに入らせてくださいました。

下から見上げるとそれはそれは迫力があります。

この枝垂れ梅は植えてから46年経つそうです。









鳥の姿がなく、残念に思っていると「朝の方がメジロがたくさん来るから、もう少し早い時間に来たらどう?」と言ってくださいました。

それで2日後の9時ごろにもう一度お邪魔させていただくことにしました。

今度はたくさんメジロが来ていて、梅の蜜を美味しそうに吸っていました。



あっちの花からこっちの花へ行ったり来たり…
なかなか花と鳥ににピントが合わせられません。



鳥の撮影はそれだけでなく、手前の花にピントがあってしまうのでオートフォーカスの撮影では上手く撮れません。





マニュアルフォーカスでと思っても長く使っていなかったのでどこだったか、なかなか思い出せませんでした。

鳥を追いかけるのが精いっぱいで思うような写真を撮るのは本当に難しいです。










ヒヨドリも来ていました。気持ちよさそうに日向ぼっこをしているように見えました。

来年はもう少し早く見頃の頃にお邪魔させていただこうと思います。

お庭を見ているとものすごく大きな金魚が目に入りました。



うまく撮れませんでしたが、30cm近くはあるでしょうか?

何でも愛情をかけて丁寧に育てられるので、5年前に4cmくらいだった金魚すくいの金魚がこんなに大きくなったそうです。

実はこちらの方とは不思議なご縁があります。

以前、犬のルルとナナを飼っておられたのです。

ルルちゃんが迷子になり、我が家で一晩預かったことがきっかけで2匹の名前が分かりました。

我が家もナナの前はルルだったのでそのことが分かって、奇遇だねということで親しくなりました。

私は引越して間もない頃だったので、とても心強かったです。


ところで階段を踏み外すようになったココですが、病院へ行って痛み止めを飲み、白内障の目薬をさしてからは一度も階段を踏み外すことはなくなりました。

ご心配をおかけしました。


階段を踏み外すようになったココ

2023-03-01 19:29:40 | 
上の写真は私の友人から10年くらい前にいただいた手作り雛です。

  

半月くらい前からココが階段を踏み外すことが多くなってきました。
下りよりも上りの方が多いような気がします。

前足が片方しかないので、踏み外すとビックリするほど派手に転びます

慣れている我が家の玄関の階段でも転びました。5、6段です。

体のどこかに異常はないか、白内障は酷くなっていないか気になったので今日久しぶりに動物病院へ行ってきました。



家から30分かけてカートを押して行きました。

私自身もあまり体調は良くなく、タクシーで行こうかと思ったのですが
昨年のタクシーを使った回数があまりに多く驚いたので歩いて行くことにしました。

お天気も背中を押してくれました。



待合室でおとなしくしく待つココ

獣医師から階段を踏み外すことに関しての見解は背中を押すと痛そうにしているし、背骨も少し曲がってきているので、痛み止めを飲んでしばらく様子を見ようということでした。

白内障も少し進んでいるので見えにくくなってきているかも知れない。

壁に沿って歩くとか物にぶつかることが増えていないか等も様子を見るようにと言われました。

白内障の進行を遅らせる目薬をもらいました。

なるべく暗くなってからの散歩は避けた方が良いだろうとのことでした。



ついでに、フィラリアの検査と健康診断(臓器・器官系)をすることにしました。

血液検査の準備をしている間、くつろいでいるかのようなココ。


診察室の壁にはこんなお人形が・・・
怖そうなお医者さんが握っているのは注射器でしょうか?

人間の子どもだったら、これを見て泣き出す子がいるかも知れませんね。



ココは注射器を入れられても全く平気で、ワンともスンともいいません。


こんなにたくさん血液を採られても全く動じません。

フィラリアの検査の結果は陰性で、のみ・ダニの駆除を兼ねたお薬をもらいました。
ただし。飲むのは5月からです。

健康診断(臓器・器官系)については数値的なものをもらいました。

後で先生の方から文書で結果を送ってくださるとのことでした。

毎日、ジェルで磨いているのに口臭が強いことについても相談しました。

もう少し様子を見てさらに酷くなったら全身麻酔で歯石を取ったらよいとのことでした。

また、右の額のイボも診てもらいました。だんだん大きくなっています。



イボは特に悪いものではなさそうなので歯と一緒に様子を見て、必要になったら同時に取ったらいいとのことでした。

年齢が高くなって来ているが全身麻酔は出来るのか尋ねると医師からは年齢ではなく体の状態だとのことでした。

今のところ、すぐに対処しなければならない状態ではなくホッとしました。

とにかく悪性腫瘍が転移することのないようにといつも願っています。

ただ、ココも11歳7ヶ月、外見はとても若く見えますが無理をさせないようにしなければと思いました。

帰りも30分かけて歩きましたが、登り坂が多く、辛くて辛くて・・・でも、途中でとんかつからあげスペシャル弁当を買い、それを食べるのを楽しみにへとへとになりながら帰ってきました。