クローバー 匍匐(ほふく) 福福

末梢神経鞘腫瘍で右前足と肩甲骨を切断したココのことや身の回りの出来事など日々感じたことを発信します。

ハーベストの丘

2023-10-29 12:00:13 | 写真

10月25日、ご近所のNさんに乗せていただいて、ハーベストの丘に行ってきました。

天候にも恵まれ、満開のコスモスに心が躍りました。





ハーベストの丘は体験型農業公園で正式には「堺・緑のミュージアム ハーベストの丘」と言います。

甲子園球場8個分の広さがあります。




50万本のコスモスの中にひまわりが一輪。

小さいながらも、たくさんのコスモスに負けじと威風堂々(ちょっとオーバーかな?)としていました。





とても気持ちのいい日でした。




堺市の南部丘陵地域にあり、緑の多いところです。




ハーベストの丘には森の中にメルヘンチックな観覧車があります。
我が家からも小さく見えます。

小さなメリーゴーランドやゴーカートなどもあります。





コスモスと観覧車のコラボ。私は心が浮き立ちます。




ハーベストの丘には馬、牛、羊、ヤギ、カピバラなどの動物がいます。

パン作りや陶芸なども出来ます。

ハーベストの丘は犬も入れるのですがエリアが限られていて、コスモス畑のある村エリアには入れません。

花畑を荒らす心配があるからかとも思いますが、途中、大きな吊り橋があり犬連れは難しいと思います。

母が元気なうちにたくさんのコスモスを見せたかった。

そして、美味しいものもいっぱい食べさせてあげたかったです。



デイサービス「スポルト」のお出かけイベント

2023-10-22 10:17:00 | お出かけ
10月21日、私の通っているデイサービス『スポルト』から岸和田の有形文化財に指定されている五風荘に行ってきました。

五風荘は岸和田城堀(南側)横にある回遊式日本庭園を有する近代和風建築です。

昭和初期、旧寺田財閥当主家の別邸として建築されたということです。





本格的な和食料理を日本庭園を眺めながらいただくことが出来ます。

私たちは「彩御膳」をいただきました。





このイベンには通所者全員が行けるわけではなく、希望者が多い場合は抽選ということで15名が参加しました。

私は月曜日と木曜日の午前中に通っていますが、スポルトは月曜日から金曜日まで午前、午後あり、知らない方がたくさん参加されていました。

その後、農産物直売所「愛彩ランド」に行き、買い物をしました。
私は母の仏壇に供えるお花をたくさん買いました。

送迎はバスだったので、とても助かりました。





私は昨年2月に入院しましたが、介護認定調査はその前日に行われました。
精神的にとても辛い時でした。

主治医意見書は精神科医に書いてもらいましたが、私は整形外科の疾患もたくさんあります。(それについては別の機会に・・・)

まさか要介護1になるとは驚きでした。

ケアマネさんもびっくりされていました。

思わず、「私、オーバーなことは言っていませんでしたよね!」と言うと「はい、そうですね。」とのお返事でした。

私は入院の前日ということが大きかったのかと思っていました。

今年の認定調査前、前回とは代わった主治医に「要介護1は気持ちが萎えてしまうので、介護度を下げてほしい。」とお願いしましたが やはり要介護1でした。

今回初めて知ったのですが、一次判定は市区町村の担当者による聞き取り調査とかかりつけ医が作成する主治医意見書をもとに、コンピューターが介護にかかると想定される時間(要介護認定等基準時間)を推計して算出し、この時間をもとに要支援1〜要介護5に分類するそうです。

その後、一次判定との結果と主治医意見書をもとに、介護認定審査会が審査判定を行うとのことです。





スポルトはスポーツ系のデイサービスで3時間みっちり運動をします。

マシーンも20近くあり、自分の体調に合わせて選んですることが出来ます。

初めと終わりの体操だけでなく、間にもいくつか体操があります。ストレッチのコーナーもあります。

初めて、行った時は4月だったのですが、途中で休憩となり桜のよく見えるところに行きました。

昆布茶(桜茶だったかな?)を飲んでホッとしていたら、そこでも体操をしたのでびっくりしました。(今でも休憩の時間はあります。電気を消して暗くしますが軽い体操をします。)





全体としてはどうか分かりませんが、私は若い方だと思います。

80代の方が一番多いように思いますが、皆さんお若く元気そうなので励まされます。

90代の方もとてもお元気です。

気さくな人が多く、運動のちょっとした合間や送迎バスの中での会話も楽しいです。

亀の甲より年の功、いろいろためになることを教えていただいています。

お元気そうに見えても、それぞれ
いろいろ病気などを抱えられていると思います。





スポルトのカリキュラムがとてもよく出来ていると思います。メリハリがあります。

体操などスタッフの皆さんが同じように指導してくださるので分かりやすいです。

スタッフの皆さん、明るくて話しやすい方たちばかりです。

スポルトに到着するとバスを降りる一人一人に大きな元気な声で挨拶をして下さいます。

「よし、今日も頑張ろう!」という気持ちになります。





この間、母のことがあって休むことが多かったので、体が鈍ってきたと感じました。

出来るだけ、続けて少しでも前向きに元気になりたいと思っています。
私にとってとても大切な時間です。





買ってきた花を生けました。
できるだけ母の好きな花、好きな色を選びました。

左側の奥は親友のOさんから、右側の真ん中はピアノの先生からいただきました。

ピアノの先生からはずいぶん前にいただいたので傷んだものは抜き、新たな花を入れました。

私は仏事のことが全く分からないので、おかしなことをしているかも知れません。





母はコスモスが大好きでした。



ココ術後1周年

2023-10-15 23:02:14 | 
9月27日、ココは悪性腫瘍による右前足切断から丸1年を迎える事が出来ました。

ココと同じ病気の犬20頭の半分は1年以内に亡くなっていると聞いているので、1年をクリア出来たことはとても嬉しいことなのです。

10月15日にお祝いの会をSさん宅をお借りして開くことができました。

私がいつもSさん宅がとても素敵だとOさんに言っているので、Oさんがぜひ行かせてほしいと言っているとSさんにお願いすると快く承諾して下さいました。

Sさんご夫妻はココをとても可愛がって下さいます。

毎日のように夕方の散歩の時にお邪魔していますが、いつでも大歓迎!
何かあると車で送ってくださったり、家で預かったりしてくださるのでとても助かっています。

Oさんはココが手術をしたりんくう近くの病院まで何度も連れて行ってくれた上、不安な私にずっと付き添って下さいました。

旅行にもハイル君といっしょに連れて行ってくださるので、このブログに何度も登場しています。

お祝い会は10月3日に予定していたのですが、2日に母が亡くなったので伸ばしていただきました。





ココはケーキが大好き!以前誕生日会の時もSさんとYさんにいただいケーキをそれはそれは美味しそうに食べました。

今回のケーキはOさんからのプレゼント🎁



ハイル君も美味しそうに食べています。

前に並んでいるパウチは素材そのままのドッグフード、ココはこれを混ぜると他のフードもちゃんと食べるようになりました。

これは私からのココへのプレゼント!^ ^




Sさんのお宅には白樺の木があります。南限を超えているのではないでしょうか?
四方、緑に囲まれています。

私は〇〇台の軽井沢と呼んでいます。




この芝生でゴルフの練習をしておられるそうですが、ココはこのお庭が大好きで走り回っています。




ココは我が家の庭では全くと言っていいほど、用を足さないのに、Sさん宅では何度もします。広いお庭で芝生の感触が良く、よほど、気持ちが良いのでしょう!






人間たちもケーキを食べました。私はモンブランが大好き、一番に選ばせていただきました。甘すぎず上品な味でした。

テーブルの上の本は死ぬまでに行きたい世界の絶景プロデューサー詩歩さんの「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 新日本編」と「死ぬまでに行きたい!世界の絶景 ガイド編」です。

先日行った、龍王ヶ淵が載っています。行っていないところがたくさんありました。
これからいくつ行くことが出来るでしょう?ココともいろんなところへ行きたいです。
Oさんお願いしますね😉 

写真もプロの写真家が撮っているものが多く、絶景をさらに魅力的に撮っています。




ココの嬉しそうな顔!いつも、全身で身を委ねてくるとSさんは喜んでくださいます。
外でココを見つけると大きな声で「ココちゃ〜ん!」と呼んで駆け寄ってきて下さいます。




何をされても安心して身を任せています。グランパはココが行くとテレビを見ていてもパソコンをしていても、何をしていてもすぐにココを迎えて下さいます。
帰りには「またおいで!」と毎回言って下さいます。




ココちゃん、みんなにお祝いしてもらって良かったね!
人間も十分楽しませていただきました。





私からは集まってくださった方々にお礼のマロングラッセを!
お腹がいっぱいで食べられないので、持って帰ってもらいました。

奥に見えるのは茹で落花生!塩味が効いていて柔らかくてとても美味しかったです。
Sさんが作って下さいました。



Oさんからココにおやつをいただきました。
安心して食べられそうです。

ココ、来年も2周年をクリアしようね!
たくさんの人が応援してくださっているからね!





ココ、おばあちゃんにご挨拶しているかな?

おばあちゃんに抱かれているのはナナです。


母の旅立ち

2023-10-11 21:58:04 | 

母は10月2日午後5時11分に息を引き取りました。

告別式は10月4日でした。身内だけで見送りました。





病院で湯灌をする時立ち会い、私も手や足や背中、髪も洗いました。

化粧もしましたが口紅やファンデーションの色などを選ばせてくれました。

手際よく、しかも丁寧に綺麗にして下さいました。

何より嬉しかったのは母の生前のいろいろな話を聞いてくださったことです。

私のblogまで見て下さいました。





葬儀場でも湯灌をしました。病院でしたことを伝えましたが、浴衣だったので白装束に着替えてはどうかとのことでした。

せっかく、病院で私もいっしょに綺麗に湯灌したのにそれが無になったように感じました。

キッパリと断れば良かったと後から思いました。

母はそれはそれは綺麗でした。納棺師の方も「とても91歳には見えない。」と言っておられました。


母は笑顔が印象的な人でした。いろんな方からよく褒められました。






質素なお葬式でしたが、身内だけということもあって、温かく和やかな式でした。

初めて喪主を務めることになりました。

挨拶をするのが一番の大役でしたが、身内だけなのでそれほど気を張らずにすみました。





母の生前の写真をたくさん飾らせてもらいました。

今回の写真選びの中で、母が職場で働いている時のものを見つけました。

こうして働いて、私たちを育ててくれていたのだなと思いました。

母は父が転職を繰り返し、お金に苦労して子どもたちを育ててくれました。


でも、弱音や愚痴を吐くことはありませんでした。いつも明るい母でした。


母は家事、仕事、子育ての合間を縫ってたくさんの本を読みました。


『本棚が私の宝物』と言っていました。音楽、美術鑑賞も好きでした。





母のことを思い出すたびに、その時の感覚や光景などが思い出されます。


と同時にもうその時には戻れない虚しさ、やるせなさも感じます。


私と母はもともと仲が良かったのですが、あることをきっかけに私は母のすることなすことに腹が立って腹が立って、どうしょうもない時期が長く続きました。


私は思春期の反抗期はなかったのに、今頃(当時)になって反抗期を迎えたかのようだと周りに話していました。




それが収まったのは母が弱って来てからです。


なんとおとな気のないことをして来たのだろうと申し訳なく思いました。


そのことに気付いてから罪滅ぼしとして、母に出来るだけのことをしようと思うようになりました。


何でもっと早く出来なかったのかと思います。

とても尊敬する母でした。