クローバー 匍匐(ほふく) 福福

末梢神経鞘腫瘍で右前足と肩甲骨を切断したココのことや身の回りの出来事など日々感じたことを発信します。

7月7日はナナの誕生日

2024-07-07 22:47:43 | 


ナナは2007年7月7日に生まれました。

初めは黒っぽい色をしていました。

獣医師がココをみて、「この子はどんな色になるかな?」と言っていましたが、その時はどういうことかよく分かりませんでした。










するとだんだん色が薄くなって、かなり白っぽくなってきました。
私は「白雪姫になった!」と言っていました。



これは昨年10月2日に亡くなった母とナナ。

寺ヶ池公園に桜を見に行きました。

先日、7月2日に母の一周忌と初盆を兼ねた法要を行いました。

お寺さんの都合で早くなりました。







そして、どんどんまつ毛美人になって行きました。



これはフォレストガーデンにある紅白の梅ですが、私が写真を撮る間、ずっとおとなしく待っていてくれました。

いろいろなところに付いて来てもらいました。よく我慢してくれましたね。



これは2021年3月、大蓮公園の桜。ナナにとって最後の桜でした。



亡くなる2ヶ月前のナナ。
たくさんの病気と闘っていました。

ナナ、しんどかったね。よく頑張ったね。

ナナは2021年6月22日に天国へ旅立ちました。

お骨と写真は私とココが寝ている部屋に置いています。




ルルの写真も置いています。

ココはとっても甘えん坊で私にベッタリくっついてくるので、時々、ルルとナナはどう思っているのか気になることがあります。


毎日ナナとルルに手を合わす時、「ありがとね!」と言っています。

今まで、どんなに支えてもらい、人生を豊かにしてくれたか、感謝しかありません。


そして、ココのことをお願いしています。

ココが元気なのはナナとルルがしっかりココのことを見守ってくれているからですね。

ほかにも、たくさんの人にココは見守られているんですよ!

みんなの力でココが痛くならないようにお願いしますね。





ココの元気の源

2024-06-01 15:23:14 | 

ココは2022年9月、末梢神経鞘腫瘍で右前脚と肩甲骨を切断しました。

当時は切断するか安楽死させるかと判断を迫られ、切断すればいい方向に向かうと思っていました。

ところが、2023年6月に痛みが出て、手術した病院でMRIを撮った後の説明で、再発の可能性があると言われました。

その時、「20頭のうち半数は1年以内で亡くなっている。」
と聞かされました。

2024年4月にしこりができ、同じ病院に行くと

「ココの病気はとても予後の悪いもの。手術は再発ありきで10頭のうち、再発しないのは1頭いるかいないかだ。」と言われ、驚きました。

そして、「ココは1年8ヶ月目で長い寿命を獲得できている。」
「病理検査の結果を考えても、こんなに頑張れると正直思わなかった。」とも言われました。




いつもお邪魔して、ココをとても可愛がってくださるSさん宅で!


ココは何度も書いていますがとってもフレンドリーです!!

誰にでも、初めての人にでも寄って行き、抱っこをせがみます。
犬好きの人はそれだけで喜んでくださいます。

我が家の周りの方は前に犬を飼われていた方が多いのですが、年齢的にもう飼うのは難しいと思われているようです。

そんなところにココが飼い主以上?にべったり甘えに来るので、たまらないのでしょう!

なので、ご近所にはココを可愛がってくださる方々がたくさんおられます。




朝、散歩をされているご夫妻に偶然お会いすると、すぐにココを抱き上げて、一緒に散歩をしてくださいました。



毎朝のようにココと散歩をしてくださるYさん。

ココが用を足す時以外はずっと抱っこしてくださっています😅



とにかく、抱っこが大好き!
すっかり身を預けています。



この方はあまりお会いしたことがない方ですが、ココの好き好きアピールに喜んで抱いてくださいました。

前にトイ・プードルを飼われていたそうです。

ココという名のワンちゃんも!




この子もココと初対面ですが、ココを怖がらずに撫でてくれました。

ココも嬉しそう!とてもラブラブで微笑ましかったです



私がいちごジャムをたくさん(10パックも😳)作ったので、貰っていただきました。

親しい方たちなので、「ココとジャムで、はいパチリ!」というと快く撮らせてくださいました。



こんなに美味しそう👏

いちごがジャムにピッタリの味と大きさでした。


ココは「飼い主様よりよそ様!」とよく言っているのですが、外に出るとそれはそれはよそ様にべったり甘えに行きます。初めての人にでも

帰りは何度も振り返り、戻り、なかなか帰ろうとしません。
なので、途中まで送ってくださる方が多いです。

その度に私はヤキモチを焼いてしまいます。

時には私は嫌われているのかと心配になることもあります。

でも、ココのおもてなしでどれだけたくさんの人たちが癒されているかを思うと我慢することが出来ます。



それに、家に戻ると私について回っています。あっちへ行けばあっち、こっちはくればこっちなのです。

そして、抱っこするとすぐに寝息を立てて、静かに寝ています。

上の写真はパソコンでブログを書いている時💻



ほとんど動かないので、字を書くこともできます🤫ナイショ



お昼寝も・・・



夜寝る時も、このようにしていることが多いです。

私はこの頃、寝ている時にココの体を毎日撫でています。
ココはとても気持ちよさそうにします。ウーンと声を上げたり、体を押し付けたりします。

みなさんに抱っこをしてもらうだけでも、撫でてもらうだけでも、声をかけてもらうだけでも、幸福ホルモン、癒しホルモンといわれるセロトニン、オキシトシン、ドーパミンがたくさん出ていると思います。

これらのホルモンはたくさんの効果がありますが、がん細胞を探し出して破壊し、免疫システムを強化する働きもあるそうです。




ご近所さんたちがココをこよなく愛してくださっていることに感謝! 

ココほど幸せな犬はいないと私は思っています



ココはこの頃、ご飯を催促するようになりました。
私が台所にいると覗きに来たり、リビングにいる時は舌をペロペロ出して「お腹が減った!」アピールをします。今までになかったことです。




ココは今までは残すことが多く、このように完食することがあまりなかったのですが
この頃、食べ切ることが増えてきて、とても喜んでいます。



これはサプリメントのモエギタブです。関節、皮膚、心臓・血管の健康をサポートするとあります。

美味しいのか、ココは自分で食べることができます。




私はあまり、信心深くはないのですが、困った時の・・・でしょうか?

朝と晩、手を合わす時に「ココのことを守ってください。」とお願いしています。





ココと薔薇etc.

2024-05-15 17:30:13 | 


ご近所の薔薇たちが見頃です。

いつも、朝の散歩にご一緒してくださるYさんにココをお願いして撮影しました。

































ココはお陰さまでこんなに元気です。

悪性腫瘍が再発したなんて信じられません。

ココの生命力の強さに期待しています。

皆さん、応援してください。






13日にトリミングをしました。
アピィさんはいつも凝ったディスプレイで写真を撮ってくださいます。

今回は道頓堀、グリコ、づぼらやのフグ、通天閣、カニ道楽、ビリケンさん、くいだおれ太郎、たこ焼き、お好み焼き、うどんなどすごく手が込んでいます。

コテコテのなにわ情緒に拍手やで〜👏👏👏

前回のトリミングの時にしこりがあることを教えてくださいました。
本当に感謝しています。




ゆめ★ちゃんと大蓮公園へ

2024-05-03 13:01:17 | 

ブログがご縁で親しくなったゆめ★ちゃんとごま☆母さんと大蓮公園に行って来ました。

前に一度お会いして、またお会いしましようと言っていたのですが、季節的なことや体調のことなどでなかなかご一緒できずにいました。

前々回の私のブログを見て、すごく心配してくださり、ぜひ、お会いしましょうと日時を調整しました。

大蓮公園なら、私が以前近くに住んでいたことと「大蓮公園自然ウオッチ!」というホームページを作っていたので詳しいからと行くことになりました。



その前にワンちゃんテラス席OKの燦々カフェ行きました。




店内に入った頃は曇っていて、少し肌寒かったのですが、だんだん雲がなくなり、出る頃には晴れて来ました。

ゆめ★ちゃんとココは前に会った時からとても気が合うようで今回もずっと仲良くしていました。





ゆめ★ちゃんはいろいろなことに興味を示していましたが、ココはずっと椅子の上でまったりしていました。





ごま☆母さんが作られたお腹に優しいおやつが出された時はゆめ★ちゃんもココも喜んで食べていました。





その後、大蓮公園に向かいましたが、今度は晴れて暑いくらいでした。





結構たくさん歩きましたが、ゆめ★ちゃんもココもしっかり歩きました。
途中で何度かココに「抱っこ?」と聞きましたが大丈夫そうでした。

私はつい、ごま☆母さんに花の特徴や昆虫の生態などを話してしまいました。




私が作っていた「大蓮公園自然ウオッチ!」は大蓮公園の植物、昆虫、鳥などの写真を写して、その特徴や生態を調べてほぼ毎日のようにアップしていました。

プロバイダーがホームページを止めることになり、調べて来たことが全てネットでは見れなくなってしまいました。

当時の外付けハードディスクを探し当てて、見てみました。

植物283種、昆虫156種、鳥46種などをアップしていました。

そのほかにもルル(最初の愛犬)の友達コーナーもあり、出会ったワンちゃん36匹の写真を撮らせていただき、その子のプロフィールを書かせていただきました。





終わり頃、トイ・プードルの福ちゃんに会いました。

歩き方が気になったのでお聞きすると生まれつき頚椎が悪く、歩けない状態だったのが今では歩けるようになったということです。

1日に何時間も体をなでてマッサージを続けているうちに歩けるようになったのだとか。

なでていくと米粒よりもう少し小さいものが感じられるようになり、なでることによりそれが消えていくと言われていました。

なでるのは直接患部ではなく、その周りをさすって周りの組織を元気にし、その力で患部が良くなっていくとも言われていました。





ネットで検索して驚きました。なでること、マッサージすることによってもオキシトシンが出るそうです。

私は見つめ合うことによって双方にオキシトシンが出るとしか知りませんでした。

オキシトシンは「幸福ホルモン」「愛情ホルモン」と呼ばれているのは知っていましたが、「絆ホルモン」「癒しホルモン」とも呼ばれているそうです。




これまでは、妊娠・出産に関する女性特有のホルモンと認識されていましたが、最近の研究により男性にも分泌されることが分かって来たそうです。

ストレスの軽減、血圧を下げる、痛みを感じにくくするなど自然治癒力を引き出し、免疫機能のアップにもつながるそうです。

また、がんの増殖を抑える効果についても研究がなされているようです。

ココのことを書いたブログを読んでくださった方から、『全身にがんが広がったシロちゃんが家族で優しく撫でてあげたり、気功をしたりして、痛みもなくなり、2年たって天寿をまっとうすることができた』とコメントを寄せてくださいました。

奇しくも、同じような内容で驚きました。







ココは以前から、たくさんのご近所さんや知り合いに抱っこしてもらったり、なでてもらったりして来ました。

今後は、オキシトシンのことをお話しして、さらにたくさんなでて貰おうと思います。





なでる側にもオキシトシンが出て健康につながる効果があるということですからありがたいことです。

私はしょっちゅうココに「かしこいね!いい子だね!かわいいね!大好きだよ!」などと声をかけています。これもきっと効果があるのでしょうね。








えっ!再発ありき?

2024-04-27 19:24:00 | 
4月22日、大阪公立大学獣医臨床センターに行きました。

ココの右前足と肩甲骨を切断したところです。

近所の動物病院がココのしこりから取った細胞を検査機関に出しました。その結果を持って行きました。

その診断結果と昨年6月に撮影したMRIの画像を見て説明がありました。

ココは手術前は末梢神経鞘腫瘍と聞かされていました。
手術後に未分化細胞の悪性腫瘍と言われ驚いたのですが、今日また末梢神経鞘腫瘍とのことでした。



獣医師から

なぜ、診断名が変わるのかというと・・・

腫瘍細胞は未分化なものから特定の性質を持っているものに分かれていく。手術後、病理が調べたところ、ココの細胞は典型的な神経細胞の形をとっていなかった。その時点で分類できないから未分化細胞の肉腫と判断された。

その後、現場では神経の腫瘍に出てくる特徴を持っているのではないかと意見が分かれ、この分野でいちばん信頼の高いところが末梢神経鞘腫瘍だと判断した。





ココの腫瘍は神経沿いに発生し、場所は末梢神経鞘腫瘍がよく出るところ。

神経がダメージを受けている影響で、神経が通っている場所の筋肉が萎縮していることを考えると末梢神経鞘腫瘍と考える。

そして、ココの腫瘍はとても予後の悪いもので、同じ手術をした半数の犬が1年以内に亡くなっている。

ココは術後、1年7ヶ月目で長い寿命を獲得できている。

病理検査の結果を考えても、こんなに頑張れると正直思わなかった。

去年の6月にMRI を撮らせてもらって、今回4月って聞いた時、思ったより持ったなという印象がある。





末梢神経鞘腫瘍を手術する時、再発ありきで手術をする。なぜなら、それ位、神経を取り切るのは難しい。

同じような腫瘍が出た犬10頭のうち、再発しない犬は1頭いるかいないか。

ココは取り残した部分から外側に腫瘍が出てきた。内側にも大きくなっていると考える。

大きくなり方は個性があり、症状が全然違う。

ココは背骨に対して幸いちょっと距離があるので、今のところ他の足の症状や明確な痛みにはなっていないのではないか。





胸の上の方の腫瘍は今は2cmだけど、それが5cmになっても、10cmになってもココの寿命には全く関係ない。悪性だとしても。

内側の方で2cmのものが出来ていたら、多分死んでいる。

今後、どれだけ内側に悪さをして来るかどうか。

大事な神経、胴体の部分を支配する神経に干渉してくる。

手術しても、再発かどうか確かめるだけ。ココの寿命とか生活を良くするものではないし、危険性が0ではないものを12歳9ヶ月のココに負担をかけて検査をしても、予測通りでしたということで終わってしまう可能性が強い。





検査の画像を見るとがん細胞自体は悪いと思うが、免疫的に反応するかどうかは全然別。

ココのがんの悪さからいうと手術してから今日の経過はいい方だと思う。

病理診断書を見るとすごく早くがん細胞が増えている。

今後、いちばん初めに出てくるのは痛み。その後、手足のマヒ、むくみ、そして、うまく呼吸できなくなる。

別の場所で大きくなると失神とか咳とかえずきが出る。





痛みが出るパターンは二つ。

①神経から直接、椎間板ヘルニアを出来物が押す。

②神経を触っていなくても腫瘍自体が炎症をもつ。

痛み止めが効かなくなったら、安楽死も・・・

欧米は動物愛護の精神が高くて、虐待とかに厳しいイメージがあるが、日本よりはるかに安楽死に対するハードルは低い。

今のところ、ココはそんなに炎症が強そうに見えない。背骨の神経に触っている感じはしない。手足もマヒはなさそう。

しかし、今回の腫瘍は前に手術したところと完全に一致する。

腫瘍が大きくなるなら内側で大きくならず、外側で大きくなってくれることを祈るしかない。


◆   ◆   ◆


ココの悪性腫瘍は当初から、放射線も抗がん剤も効かないと聞いていました。

人からモエギイガイがいいと聞けば与え、ジャガイモがいいと知れば与えてきました。

ココはなかなか食べないということもあって、ささみやさつまいも、ゆで卵、納豆、大豆、ヨーグルト、チュールなどをドックフードに混ぜて、与えてきました。

ご近所の方やお客さんなどに可愛がってもらって、オキシトシンやエンドルフィンなどの幸せホルモンがたくさん出て、免疫力が高まっていると感じて来ました。

それらによって、ココは今も元気でいてくれているのではないかと思いつつ、それでも、もっと何か出来ることはないかと思っています。

前回のブログを読んで、さすったり、気功によって全身にがんが広がったワンちゃんが2年頑張って生きたとコメントを寄せてくださった方がいました。

ココは何をしてても可愛くて、愛おしくて・・・



〈この頃、ココはよく見つめて来ます。〉

手術は再発ありきと聞いて愕然としました。
手術にあたって、完全に取り除けば再発しにくいが、再発する可能性は高いと言われていました。

でも、放っておくと他の足も歩けなくなるし、呼吸ができなくなると聞いて、断脚を決断しました。

同じ手術をした犬20頭のうち半数の子は1年で亡くなっている。

早い子は3ヶ月、長い子で43ヶ月と聞いていたが、大変な思いで手術をして3ヶ月で亡くなった子の飼い主さんはどんな思いがしたでしょう?1年でも早すぎます。

ココは今のところ、よく食べ、よく走り、とても元気で痛がることもありません。

ココの生命力にかけたいと思います。