Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

淡路島への小旅行

2025-03-23 19:26:16 | 旅行

昨日・今日で1年ぶりの家族旅行でした。

場所は三年河豚で有名な淡路島は福良へ。

お目当ては3年河豚でしたが、最近は淡路島も色々なグルメスポットがある様で子供たちが事前に調査し、道中はそこに立ち寄るなどしました。

まずは、淡路島で1つしかない酒蔵へ。

利き酒もさせてもらえるので、早速運転手の自分以外皆唎酒にいそしんでいます。うらやまし~・・のをしり目に、自分は写真撮影。

ここでは、利き酒でおいしかったお酒と、利き酒にはなかった吟醸酒を買いました。

その後昼ご飯でお肉で有名らしいご飯屋へ。皆でごちそうを平らげました。

折角なので、この肉の元になっているところも覗きに行きます。

牧場の近くにはこんな大鳥居のあるおのころ島神社があります。

昔よく淡路島に旅行に行ったことがあるのですが、こんな神社があるのは知りませんでした。子供たちの調査のたまものです。

そしてようやく福良に到着です。

お目当ての3年河豚がお待ちかねです。

この肉厚の河豚の身はあっさりしているのでいくらでも食べられます。てっさも、から揚げもいただきました。もう食べるのに夢中という感じです。

厚めのてっさは、歯ごたえも良く何とも言えずおいしい。そしててっちりと一緒に飲むひれ酒は何とも言えません。写真はビールですが、ビールの後はひれ酒と、焼酎のお湯割りにもひれを入れて飲みました。

最後に雑炊をいただいてデザートでおわりでしたが、これは病みつきになりそう。また食べに来たいところです。皆成人してるのでお酒が飲めるのがいいですね。楽しい宴はあっという間に終わってしまいました。

夏は、沼島の鱧鍋も有名なようなので、そちらも候補に入れつつ、次回も検討したいと思います。

次の日は洲本市をぶらっとした後、帰途につきました。

こういう家族旅行は後何年続けられるでしょうか。

 

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介護生活の準備 手すりの取り付け

2025-03-16 21:03:23 | 日記

以前、このブログで書きましたが、認知症で徘徊していた親父がもう足も弱ってきて今年の2月に道路でひっくり返り、腕の骨にひびが入るというけがをしました。その後病院でギブスをはめたのはいいのですが、手が使えないので、それ以来起き上がることも難しくなり、突然、寝たきりの介護生活が始まってしまいました。

誰もこんな生活になるとは予想していなかったので、母親も途方に暮れてしまい、もともと痛かった膝がさらに悪化してついに救急車で病院へと、悲惨な状況になってしまいました。

その後、懇意に頂いているケアマネの方にお願いし、何とか親父を特養のショートステイに入れることが出来、その間、母親も回復、親父も軽症だったのでギブスも外すことが出来てようやく立ち上がることが出来るようになり、この4月から戻ってくることになりました。

4月からの介護はある程度準備もできていて、既にヘルパーさんもお願いし、さらにデイサービスもお願いして、風呂などなるべく介護の負担を減らすように準備しているのですが、やはり家の中を移動するのに手すりやらなんやらが必要になります。もう足腰が弱っていますので、特にトイレに座って立ち上がる時に捕まるところが必要になります。

そこで、今日は実家のトイレに小さな手すりを付けることにしました。

手すりは壁にねじ止めするのですが、壁は梁に石膏ボードが貼ってあり、石膏ボードは薄いのでここにねじ止めしたところで力を入れると手すりはとれてしまいます。

これは非常に危ないので、壁のどの位置に梁があるのか確認してそこに手すりを付ける必要があるのですが、これがなかなか難しい。叩いて音で判断も多少は出来るのですが、実際に付けてみると梁を外すことがほとんど。

で色々道具を物色していたのですが、最近は、壁裏探知器なるものがあるようです。

早速これを購入して今日手すりを実際に付けてみました。

使い方は壁にこの壁裏探知機を当てて、LEDの光と音で確認するのですが、梁の部分と思しき箇所で一応、センサーが反応します。

そこに印をつけて試しに細いドリルで小さな穴を開けて内部を確認してみるのですが、ドリルがスカスカなのでどうやら梁がない。

でもそこの位置で数回やってもセンサーが反応するので、どうやらセンサーの確認位置と印をつけた位置が異なっているようで、上下に移動させて何回か反応を見て印をつけ、穴あけで確認というのを繰り返してようやく梁の位置を見つけました。

そして取り付ける手すりを用意。

無事に取り付けることが出来ました。

そして反対側の壁も梁の位置を見つけるのに苦労しましたが、センサーの反応+叩いて音の確認+小さな穴開けを繰り返すことにより、梁の位置を特定し、同じように手すりを付けることが出来ました。

結局、この壁裏探知機は何の役目があったのか。

大体の位置をあててその周りをさらに叩いて確認し、良さそうなところに試し穴を開けてもう一度確認するという作業で特定できますので、大まかな位置を判断するのはいいかもしれませんが、それは叩いて確認することでできそうな気も。使い方が悪かったのかもしれませんが、今回の作業では期待したような仕事はしていないような気がします。

まあ、何はともあれ4月から家で受け入れる準備を今後もしていこうと思いますが、こういう準備も結構大変ですね。

 

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WE282Aはどうなのか

2025-03-15 21:09:08 | 真空管

次期アンプの計画を練っているところですが、まだどういう球を使うか悩んでいますが、箪笥の奥に虎の子が眠っているのを思い出し、ちょっと見てみることにしました。

虎の子の球とは、オーディオマニア垂涎の的Western Electricの球です。282Aというちょっと古めのスタイルを持つ送信管になります。

折角なのでアップの写真も。

以前、MJ誌だかラジオ技術だかで著名な方の記事を見たことがあり、そういえば持っていると思い、一度使ってみたいと思いつつも恐れ多く、今度使おうとしまっていたらあること自体忘れていた代物です。かなり前ですがEbayでの落札かディーラから直接購入かしたものになります。

この球は300Bと違いあまり見ない球で有名ではないためか、あるいは4極管でスクリーングリッドの最大電圧が250Vと低く、使い難いこともあるためか、それほど価格は上がっていない印象ですが、グラスの形といい、銀色に輝くプレートといい見た目はかなりいい球だと思います。

特性表を見ても一般の受信管のようにグリッドがマイナスの領域で使える球のようで、使いやすそうではありますが、注意書きもあります。

こんな注意書きです。

全部も記載しませんが、冒頭で過負荷について記載されています。過負荷については、一時的には耐性はあるもののプレート電流が150mAを超える場合は電流を制限するなどの対応が必要というようなことが記載されています。

プレートロスは70Wあるものの、高電圧でそんなに電流を流さない使い方なので、ロードラインも10kΩ以上と高めとなるのでしょうか。

一応、OPTは5kΩのものを使おうとしているのですが、5kΩだと出力が出ない可能性もありそうです。

いっそのこと三極管接続ではどうなるのか。

さて、お得意の実測だ!と思いましたが、いつものスクリーングリッドの耐圧を無視したやり方で壊れたらどうしようと思うと2の足を踏みます。水平偏向管のような安物の球なら躊躇せずやるのですが、なんせこの球はWEときたもんで、こんなやり方で万一壊れたらと思うと、後悔至極です。

やはりこの球はもう少し寝かしておいた方がいいのでしょうか。巷であまり作例を見ないのはこの辺が原因なのかもしれません。一応次期アンプの候補にしつつ、対応を検討したいと思います。

 

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小野市S氏宅でのオフ会(小野の悲劇・・・)

2025-03-09 21:44:43 | オーディオオフ会

今日は、小野市S氏宅にてオフ会でした。

今日のオフ会は、MJ誌のスピーカシステム製作でおなじみのS氏による初めての真空管アンプのお披露目があります。そのためアンプもいつもより多めに参加となりました。

なお、拙作のアンプも持っていきましたが、今日は目的が違って、次のアンプに向けて回路をどうしようかと検討中のため、現使用のアンプの音質確認のために持参することにしました。やはり家で一人で聞いていると、かなり良い音に聞こえて他のアンプと比較しないとわからないので、こういう場を使って確認するのが一番です。

さて本日のエントリーアンプたちです。

まずは、拙作のアンプです。

いつものアンプですが、プレート電圧にきちんと300VかけるべくトランスのB電圧の巻線を320Vに変更しています。今回はこれだけの対応。

次に堺市のA氏によるKT-88シングルアンプです。黒いジャケットに茶色のズボンが似合っています。

そして、伊丹のY氏製作によるSIMENSの6CA7シングルアンプ。

なんとこの6CA7はかなりのレア管でブラックバーン工場で製造されたと思われる”xf2”の印が。SIEMENSのロゴでxf2のものはかなりのレアものです。そして今回はこのレアもののxf2にとんでもない悲劇が訪れようとはこの時はまだ誰も予想できておらず。

そして遅れて登場したS氏のKT-88シングルアンプです。

どこかのメーカー製のシャーシに球やトランスを載せており、とても自作とは思えない作り。まるでメーカー製のアンプのようです。

今日はこのアンプを中心に盛り上がりましたが、どこからともなく、SIMENSの6CA7でも試したいですね、との声が。

そこで差し替えてみることになりましたが、6CA7はG3とKが内部で接続されていないことをA氏が指摘。持ち主のS氏に確認すると1番ピンと8番ピンを接続していないとのことで、早速改造が始まりました。

ご開帳です。

各部の基板は、明石市のI氏が特注したものを使用されています。

赤い円筒形のものは、カップリングコンデンサでスピーカのネットワーク製作で使用していたJANTZENというブランドのもの。容量は大きめの1.8uFを使用されています。

肝心の1番ピンはやはり接続されていませんでした。

早速改造です。どこからともなく手が現れ、改造のお手伝い。これだけ手があるとかなり助かります。

あっという間に完了しました。

そして、早速6CA7に差し替え、音出しです。

やはり、この球は一味異なり柔らかく芳醇な音。KT-88はやや機械的な音がしたのに、この球は一線を画します。

と、ここでどこからともなくUL接続は確認しなくていいのかなーと。確かに・・・一同およびご本人も納得。

早速改造に入ろうと、まだ熱い6CA7をタオルでつかんで抜き、伊丹のY氏がテーブルに置こうとしたところ、ガシャーン!!と。

ものの見事に貴重なXF2の内部構造がわかる標本が完成しました。本当にあっという間の出来事でどうしようもできず。

それでもUL接続への改造は続きます。

改造後、正規のKT-88にて音質を確認しましたが、いまいちの評価が。やはり元のままがいいね、ということになり戻して聞いてみましたがやはり元のままが良かったです。

そんなこんなで今日もあっという間に時は過ぎ、お開きとなりました。本日は場所を提供いただいたSさん、ありがとうございました。

 

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最近のヤフオクについて

2025-03-08 21:09:23 | その他いろいろ

ヤフーオークションをやりだして、結構な年数がたちました。思えば当初はダイアルアップでインターネットに接続していた時代からの参加なので、優に20年は経過している?かも。やりだしたのは20代後半か30代前半の頃だったような。

家庭内で不要になったものでまだ使えるものや、やはり自作のオーディオを趣味としていますので、真空管をはじめ不要になったアンプの部品などを出品し、次のアンプの製作の原資にしたりしています。

例えばこんなものなどです。多くの人にとってはただのガラクタ。見る人が見ればそれなりの価値ではないでしょうか。

そんなヤフオクもここ最近(7年~5年位でしょうか?)、少し様相が変わってきたような気がします。

当初は、ほとんど日本人相手・・というよりは同じ趣味を持ったような人がほぼ100%でしたが、最近は国際色が豊になってお隣の大国や東南アジア系の方が多くなってきたように思います。

特に、隣の大陸のバブル経済がすさまじい時なんかは、ほとんどの落札者はそちら系と思われる方の落札で、しかもそれなりにいい値段になっていました。

当初ののんびりした感じではなくなり、なんだか売買だけのそっけない感じもあるのですが、上記写真の様なガラ〇タにまで高値落札していただけるのでありがたい。最近は、細かいことでいちいちクレームを言ってくる(しかも大したものじゃないのに・・・)同胞に苦手意識もあったりします。

この前も箱が大きいからその分の送料の差額(たったの¥200也)を返せというクレームがありました。こういう人にかぎって1サイズ下げた箱にして、もし中の部品が壊れでもしたら、それこそ苛烈なクレームを言うだろうと思うとぞっとします。あるいは、如何に我々の国が貧しくなってきたのかという典型例かもしれません。

海外の方あるいは海外向けの代理業者の方でも、昔からやっているところは支払いが早く、受け取り連絡も早い優良なところが多いのですが、評価の少ない新参者は支払いも遅く、受け取り連絡も遅いあるいは放置されてしまうことはよくあります。しかし、今のシステムはきちんと対応すれば、きちんと入金までされるので連絡が少々遅くても気にする必要はないかもしれません。

海外勢の増加に対し、ある方は、貴重な日本の古き良き財産が海外に流出してしまう、と考える方もいらっしゃりその考えも理解できるのですが、それなりに価値を見出されて値段をつけてくれるところに流れていくのはやはり当然のような気もします。そうやって今の美術品も高くなっていったのではないでしょうか。良いものはどんどん値が上がり、確かな価値になっていく。それが正しい評価の仕方だと思います。WE300Bもそうやって価値が上がっていったものの1つだと思っています。

ということで、最近のヤフオク、ことオーディオ関連のカテゴリについて取るに足らない話を記載しましたが、ようやくサブカルの1つとして日本のアマチュアオーディオも世界から認知され始めたような気がしています。

 

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