Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

次のアンプに向けた準備、結局

2021-08-12 22:04:57 | 自作真空管アンプ

昨日からの続きです。昨日は、正体不明の矩形波のノイズ?が見られたのですが、原因が判明。なんと、下記、測定器からノイズが出ているようでした。

先日、東京出張で秋葉に寄った際に、店先の客寄せに¥500だか¥1,000だかで売られていたテスターがどうもノイズの発振源のようです。これを外した時に矩形波は出ず、つけると出るので判明しました。ちょうどプレート電圧を測りながらでしたので、ノイズが乗ったのでしょう。あ~、安もんはあきまへんな~!と思いましたが、学生時代に学校で使っていた据え置き型のデジタルマルチメーターでも同じ現象があったような・・・

それ以来、アナログテスターを愛用していましたが、10数年ぐらい前に高電圧で放電させてしまい壊してからは、安物のデジタルテスターを使用しています。今のところホームセンターの¥2-3,000のもので十分役立っています。

で、気を取り直して確認を続けると、ズバッといい波形が取れました。

抵抗値で10kΩほどを負荷にした場合、40Vぐらいしか出力が取れなかったのですが、定電流回路にしたところ、80V近くまで出力をとることができました。下記波形はプローブで1/10にしています。

が、しかし、いい夢は続かないようで、E180Fを2本差して確認したところ、同じ波形は出てこず、プレート電圧も片方は極端に小さくなったり、想定通りの電流にならず出力が出なかったりと、トラブル続き。

で、結局は、定電流回路をやめて抵抗負荷に。左下の”R", ”L"と書いたOSコンの右側の赤い抵抗がそれです。

基板上の可変抵抗を調整し、何とか、動作は安定。最終的には、45でアンプにしました。

いや~しかし、45はいつ聞いてもいい音でなりますね。ぜひ、45を定電流回路の初段で駆動して試したかった・・・。

ところで、うまくいかなかった原因をもう少し頑張って特定したかったのですが、もう時間切れ。とりあえず現象としては、下記です。

  • カソード抵抗にパスコン(OSコン)を入れると発振する。恐らくゲインが高すぎるのでしょう。
  • カソード電流が想定以上に流れるのでスクリーングリッド(G2)の電流がたくさん流れている可能性がある。
  • また、G2電源は、R, L共通の抵抗でドロップしてとっているので、片方の動作がもう片方に影響する。(こいつが原因かもとBlogを書きながら気づく)

と、なんだかG2電源を横着したのがダメだったような可能性があります。他にも原因があるかもわかりませんが、ちょっと落ち着いてじっくり時間をかけて確認していきたいと思います。

今日はとりあえずこれで。

明日は、モデルナの2回目の接種でした。

 

 

 


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