明日(1/27)から、少し旅行に行きますので、早めに続きのブログを上げておこうと思います。もう親父が認知症が進んで恐らく家族そろって旅行するのは最後になるだろうということで、昨年末から計画していました。両親も年ですし、うろうろするのはしんどいので、おいしいご飯を食べて一泊するぐらいで、帰りは伊勢神宮詣りにでも行こうと思っています。
ということで、アンプレストアの続きですが、Coral A-7の電源部分は、コンデンサがすでに劣化していました。
そこで、これらは全部取り替えます。ダイオードもかなり古いものが付いていますので、これらも全部取り替えです。
トランスごと外してシャーシを掃除します。また、コンデンサは今の形状はもっと小さく、小さいものはリード型だったりするので、もともとコンデンサのバンドを止めていたネジ穴にラグ端子を止めるなどし、そこにコンデンサをはんだ付けします。
また、出力段のコンデンサは、同じ程度の大きさでも容量が数倍になっていたりしますので、こういうものに取り換えます。そうやって取り換えたのが下記の写真のものになります。
これで一度鳴らしてみたものの、ハムがありました。このハムがどこから出ているのかがわからず、上記写真のようにコンデンサのみで平滑していた出力段にトランジスタによるリップルフィルタを追加してみました。
しかしこれでもハムが出ますので、電源部分が犯人ではなかったようです。
結局色々確認して、原因は入力切替のロータリースイッチの接触不良ということが判明しました。古いアンプはこういうことがありますので、困ります。
ロータリースイッチ部分は、もう修理するのが億劫になってしまい、ハムは出ますがということで、このままオークションに出品しました。
価格は確か、入手した時とほぼ同じぐらいでしたが、まあ、色々改造に楽しめましたので良かったかと思います。
コンデンサ類を大幅に変更しましたが、音はよくなったのかどうか結局交換前の音がわからないので、何とも言えませんが、電解コンデンサが少なくなった分、今までよりも長持ちする可能性はあります。
またこういう面白いアンプを見つけたら、アップグレードしつつ、修理してみたいと思います。
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