この前は、トランジスタを変更しました。
緑の方は、NECの2SB1098Bでもう一方は、東芝のTTA004Bです。緑の方はゲインが高すぎたようで、ちょっと音が固いような印象でした。もう一つのTTA004Bは、19日の出張で秋葉に寄った際に秋月で仕入れたもので、HFEが200前後でゲインは下がりますが、耳には心地が良かったです。
そこで、TTA004Bにすることしました。
早速付け替え。
そして確認。
なんとラッキーなことにサグはなくなっていました。が、しかし相変わらず、周波数特性は広い。まあとりあえず、その辺は後にして、今回は、電源をもう少し取り回しよくすることにしました。
以前、古い何かの機器から取り外した電源トランスがあったのを思い出し、早速使用。タムラのカットコアタイプのものですが、ヒータ電源に使えそうなタップが5.0V-0.5Aと、6V管のヒータには少々低い。
そこで、順方向の電圧降下が小さいショットキーバリアダイオードでブリッジ整流し、10,000μFの電解コンデンサで平滑して使ってみることに。6DJ8のヒータとして使用してみると、6.05Vほど出ていましたので、まあ何とかこれで使ってみます。
次にB電源ですが、このトランスは16V-0-16V 0.3Aのタップがありますので、合わせて32Vのタップを使い、整流してB電源として使ってみたところ、45Vほど取れましたので、実験用にはこれで良しとします。下記のような感じです。
平滑には、120Ωの抵抗でパイ型フィルタを作りましたが、若干ハムがありますので、本番では改良の余地があります。場合によっては、倍電圧整流にして電圧を高くし、平滑回路を工夫したいと思います。
この状態で、しばらく鳴らしていましたが音を出していないときに方chから、”ざわざわ”音が・・・。
はっきりした原因は不明ですが、どうも真空管から発生しているようです。実はこのノイズが出る方は、あまり真空管に電流が流れず、半固定抵抗を調整してもう片方の電流に合わせて使用していましたが、それがいけなかったのか、電流を減らすと治りました。しかし、真空管を別のものに差し替えても同じようにノイズが出るので、どうしたものか。
もう少し確認が必要なようです。回路はまだ記載していませんが、また後ほど。
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