Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

今中古LPは買いかも!?

2022-07-17 18:38:18 | 音楽ソフト(LP/CD等)

ネットで見たのですが、最近、アナログレコードの人気が再燃しているのだとか。これは日本だけではなく世界的なものだそうです。日本でもアーティストが好んでアナログ盤をリリースするのだそう。

ということで、以前自分も安いレコードプレーヤを入手したのですが、この3連休は暇を持て余していますので、近所のリサイクルショップで中古LPを購入してきました。音楽配信全盛の現在では、一度すたれたLPは格安で販売されており、良い(と思っている)ものが安く入りましたので、載せようと思います。

まず始めは、日本のJAZZ LPになります。

鈴木章治とリズム・エース「鈴懸の径」(すずかけのみち)。1979年のデジタル録音によるLPです。アナログ盤なのにデジタルとはこれ如何に!と思いますが、マスターテープがデジタル録音なのでしょう。まだ少し聞いただけですが、かなりの高音質でびっくりします。残念ながらアナログ盤につきものの、音飛びがありますがそんなのはご愛敬。

お次もクラリネット奏者、北村英治の「Swing Eiji」になります。現在、御年93歳とかなりお年を召されておりますが、まだまだ元気でご活躍されているようです。こんな方のLPを入手できるのは、超ラッキーとしか言いようがありません。上記と同様、デジタル録音により音質も抜群です。

なんと販売価格はこの2枚で千円ほどでした。

そしてお次は、シャンソン歌手のお二方。

まずは、金子由香利の「めぐり逢い」。金子由香利さんは、当方は存じてなかったのですが、ジャケ買いです。「こ、この哀愁漂う雰囲気は・・・」と一瞬ゾクッとしました。曲目を見て納得。自販機のコーヒーよりも安かったため、即購入決定。

お次は、越路吹雪の「KOSHIJI IN BELAMI」。少々自分の年代とは合わないのですが、30-40代ぐらいのときか、母親が友人から預かった擦り切れそうなテープをCDで聞けるようにしてあげて!と依頼があり、テープをPCに落として、それをCDに焼いてあげたのがきっかけ。その時、彼女の抒情的な歌声を聞いて何か特別なものを感じたのでした。

もう1枚、越路吹雪の「ラスト・ダンスは私に」も購入。

今日はこの他、歌謡曲、ロックなど含め、合計8枚購入しました。締めて¥3,190と格安で買えたのでした。

ただの自己満足かもしれないですが、こんなにいい音源がこの価格で買えるの!と少々驚きました。今後もまだアナログ盤の流行は続きそうなので、ひょっとして今中古LPは買いかもしれん!と思った今日この頃です。

 

 

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46シングルアンプへの変更

2022-07-16 21:22:51 | 自作真空管アンプ

先日、オーディオオフ会に参加しましたが、参加した際のアンプは46シングルアンプでした。しかし少し前まで同じシャーシのアンプは、307AやHY-69だったのですが、そこから46への変更については記載がなかったので、少し記載しておこうと思います。

46はG2がありますが、これをプレートに接続した3極管接続となりますので、ピン配は3極管接続となります。そして、動作点が307A、HY69と異なり、今回はVp=250V、Vg=-30V、Ik=20mAで動作させます。

そのため、主に下記の変更となります。

  1. パワー間の接続を3極管接続に変更(G2をPへ接続)
  2. プレート電圧を250Vに変更
  3. カソード抵抗はVg/Ik=30/0.02=1.5kΩ
  4. ヒーター(フィラメント)を6V→2.5Vへ

そこで、この変更を行いました。

まず、1ですが下記写真内の配線を変更。そして2の変更は一番下の赤丸の電源レギュレータによる出力電圧の調整。自己バイアスなので、カソード抵抗でドロップした分(30V)をプレート電圧に加算します。そして出力トランスでドロップする分(今回は10V程度)も追加。電源電圧は290Vになります。

そして3つの目の変更でカソード抵抗の追加です。

1kΩは元からついていたのですが、同じメタルクラッドの1.5kΩは持っていないので、510Ωを1kΩに直列に追加。

4は、写真がないのですが、今までのDC点火を変更するのが面倒なので、整流回路はそのままで、トランスのタップを0-2.5V-6.3 Vの2.5V-6.3V間の3.8Vを使用し、さらに抵抗で少しドロップして2.5VのDC出力を得ています。

これで、46用向けの変更ができました。1から真空管アンプを作るより、既存のアンプを改造する方が楽なので、電源電圧を可変にしたり、スペースなどはある程度マージンを持って設計すると他の球への応用が楽になります。真空管アンプを製作する際は、今後のことも考えて製作すると同じシャーシで長い間楽しめそうですね。

 

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7月のオーディオオフ会

2022-07-10 21:58:44 | オーディオオフ会

今日は月1回のオーディオオフ会の日でした。が、選挙日なので、朝選挙に行きその後、小野市のS氏宅へ。

S氏宅では午前中はいつもと違うメンバーが。新コロの影響で中止になっていた、恒例の小野市での真空管アンプ試聴会でお世話になっている団体の方と打ち合わせ。ただいま第7波が到来の予感ですが、うまくいけばこの秋にでも試聴会の運びとなりそうです。その際は、当ブログでも告知しますので、ご興味のある方、ぜひご来場ください。

さて、オフ会恒例のアンプの鳴き合わせですが、今日のエントリーは3台。まずはお耳汚しに拙作のアンプから。

ソースは、MARI NAKAMOTOⅢのLPになります。

いつものシャーシに出力管を変更した”46”のナス管によるシングルアンプです。46については、いつぞやに説明したかもわかりませんが、2グリッド管といわれる4極管で、通常は、スクリーングリッドに相当する第2グリッドをコントロールグリッド(G1)か、プレートにつないで動作させる球です。プレートに接続すると、A1シングル、G1に接続するとB級アンプなどで使用可能です。

拙作のはもちろんG2をプレートに接続したA1級動作のものになります。出力はせいぜい1ワット程度。良く45とほぼ同等と紹介されますが、内部抵抗などが少し違ったように思います。まあそれでも直熱3極管らしく優しい音。ちょっと押しが足りないという評価でしたが。

次は、和歌山から参加のHさんのアンプ。R120メッシュプレートシングルアンプです。昨日大急ぎで作ったとのことですが、R120は本当にいい音がします。

2つ写真を載せます。

ここで問題です。少し離れた場所でもわかるR120の板プレートとメッシュプレートの簡単な見分け方をご存じでしょうか。ご存じの方は”通”です。このブログの最後に記載したいと思います。

そして、西宮のH氏作のアンプで、今日は、ピン配の変換アダプタがついた6AR6シングルです。

6AR6は、WEが設計した球だと一時もてはやされましたが、最近はどうなのでしょうか。350Bの代替管に使えないかと言われていたようにも思いますが、いまだ盛り上がっているのか。あるいは、所詮本物にはかなわずで、忘却の彼方となってしまったのでしょうか。

代替で持ってこられたR120に差し替えましたが、トラブルが・・・

なんと、ヒータが点灯しない。

おかしいということになり、2-7のヒータピンの抵抗をテスターで測定するも異常なし。何度も測定して、アンプに挿しても点灯しない(球をL-R入れ替えても点灯しない)。そこで、ピンのハンダを再度熱してみたところ、無事点灯するようになりました。恐らくピン内のハンダが劣化していたのではと思われます。こういうこともあるんだと良い経験になりました。

そして今日は、面白いものが登場。

この小さなスピーカですが、Theater Beatというニアフィールド向け平面スピーカ+アンプのセットです。スマホやタブレットをスピーカの間に置いて、主に映画などを見るとき用の製品らしいのですが、我々がお馴染みのスピーカの構造とは異なるもののようです。

まず変わっている点と言えば、

  • 磁器回路の両側(前と後ろ)にボイスコイルがある
  • ダンパーがその2つのボイスコイルの内部にある

という点だそうです。これらの構造によりボイスコイルが直線状に動作するとのこと。

こういうスピーカを見ると、一昔前にあったNXTという平面スピーカを思い出しますが、NXTは振動版にエキサイターを装着し、振動版に固有の共振を発生させて音を放射する仕組みのスピーカだったと記憶しております(違っていたらすみません)。あまり低音は出なかった印象ですが、球音源ではなく面音源なので、距離が離れても音がそれほど減衰しませんでした。この製品はどうなのでしょうか。

早速試聴しましたが、NXTのように低音はサブウーハに頼るということもなく、こんな小さなスピーカでも低音含め結構鳴るなという印象。小さな箱入りなのに音色も従来の8㎝程度のフルレンジより聞きやすい。ニアフィールドで映画を楽しむようなときは、これで十分なような気がします。音の減衰はというと、まあはっきり言うと小さいスピーカで狭い場所で聞いていたのでよくわかりませんでしたが、耳元では結構大きな音で聞こえるなという印象でした。もっと大きなサイズのものが出てくると、違いがわかるのではと思います。こういうスピーカの30-38㎝のものが登場したら面白そうですね。

ところで、我々マニアは、3管式プロジェクターにスクリーンの後ろにはAltec A5を置いたシステムが似合っている(憧れでもある)かも知れませんが、恐らく本製品はマニア向けではないので笑。お気軽に家で映画など楽しみたい人向けの製品でしょうね。

Theater Beatのアンプは、下記のような小型のもので、恐らくはデジタルアンプと思われます。

スマホ・タブレット相手ならBluetoothも使えた方がいいなと思ったのですが、本品はどうなのでしょうか。本会ではおじさんばかりだったのでその辺は、ノータッチでした。

ということで、いつものように楽しくお開きになったわけですが、色々な人が集まると、新しい製品や異なる分野の知識について、色々な話が聞けたり見せ合ったりできるのでよい刺激になりいいですね。また次回の開催が楽しみです。

ところで、R120の秘密の件ですが、球の上部を確認するとマイカ部分が2段重ねの2階建てになっていたり、1段だったりするものが見られます。この部分が板タイプのプレートなのか、メッシュタイプのプレートなのか見分ける部分になります。下記のような感じです。ご参考くださいませ。左がメッシュ、右が板プレートの構造です。

 

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Eminence N314X+Altec414Aの2Way化

2022-07-09 20:44:19 | スピーカシステム

先週から気になって仕方がなかった、スピーカシステムの2ウェイ化を行いました。当初は、現状の3ウェイ構成の下記図の回路から、赤枠のツイータを取り払い、スコーカのネットワークからローパスフィルタを外すだけでOKかなと思いましたが、それだけでは音質的には満足いかず、気に入ったものになるまでに結構時間がかかりました。

そこで、例のごとくいつもの計測方法で様子を見てみることにしました。

まずはAltec 414Aウーハーから。

そして、N314X

Altec 414A+N314X両方の場合

とこんな感じで、端から見ているとさっぱりわからないのですが、恐らくは、ウーハーとクロスする周波数がよくないと推測します。

そこで、N314Xのハイパスフィルタのカットオフをもう少し上げるのと、ウーハーももう少し下げてはどうかと思い、いろいろ試してみました。

まずは、N314Xのハイパスフィルタのコンデンサから確認。

その結果、あまり波形からではよくわからなかったのですが、C=3.5uFの時が、一番感じがよかったため、3.5uFとしました。9.6uFの場合は、N314Xの素のまま出力している感じでしたが、4.5uFのときよりも3.5uFの方がよく、2.5uFよりも3.5uFの方がよかった、という感じです。

ウーハーの方はというと、もう少しN314Xと交わる部分を下げたいと思い、小野市のS氏宅のネットワークを参考にすることとしました。

S氏宅は、スピーカの緻密な計測と計算によりネットワークの定数と回路を作成しておられます。その記事がMJ誌にも登場するぐらいですので、定数はともかく、回路を参考にしました。ウーハーのネットワーク回路を18dB/octの回路とします。現状の12dB/octよりも6dB急峻に下がってきます。

とりあえず、下記の回路で実際に音出しして確認。

これは、なかなか行けそうです。一番初めに試したネットワークではなんだか物足りなく詰まった感じがしたのですが、この回路だとかなりクリア。早速製作に取り掛かりました。

下記が、完成したものですが、上からN314Xのネットワークと

下は、ウーハーのネットワークになります。

手前のトロイダルコイルは、追加した0.37mHですが、本来はネットワーク用ではありません。電源か何かのチョークコイルですが巻線がかなり太く直流抵抗も少なくてスピーカに使ったら良さそうだと、以前、デジットの通販で購入したものになります。ネットワークのコイルは、単に銅線を巻いたものなので、高価なものをわざわざ買う必要はないと思っています。自分で巻いてもいいですしね。気にするかしないか(金があるかないか)の差です。なんとこいつは4つで5百円なり!

測定結果を下記に示します。

まずは、ウーハーAltec 414Aの18dB/octのカーブです。2000Hzあたりの盛り上がりはエアコンの風です。はっと気が付き、この後からエアコンは消しています。

次は、N314Xです。

合計したものが下記になります。

クロスが1.6kHzあたりになりました。

かくしてこのようにネットワークも改造を重ね、ようやく落ち着きました。しばらくはこの状態で楽しみたいと思います。

 

 

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Eminence N314Xへ変更後の計測

2022-07-03 18:48:08 | スピーカシステム

Eminence N314Xをセッティングし、鳴らして楽しんでいましたが、やはりシステムとしてどうなっているのか少なからず測定してみたくなるものです。そこで、大した測定方法ではないのですが、いつもの測定方法で状況を確認してみました。

早速、ウーハーから順番に。まずはAltec 414Aです。

そして、件のEminence N314Xの特性

かなり滑らかなカーブになっています。

そしてCoral H-105

これら3つを合成すると、下記のようなクロスになります。

黄色がN314Xなのですが、ウーハーとのクロスが、1.2kHzぐらいとLE85の時よりも下がりました。そしてツイータとのクロスは約6.5kHzと以前と同じですが、クロスするところの周波数での減衰は少ないようなので、もう少しカットオフ周波数を下げる必要がありそうです。

ところで、2枚目の特性を見てもお分かりのように、N314Xの音の出方が滑らかな特性になっていますね。LE85の時はどうだったのか、過去に計測した図と比較したいと思います。

過去測定したものと比較のため合成したものが下記の図になります。上の黄色がN314Xで、下のピンク色がLE85になります。

やはり音の出方が異なるようです。どちらがどうだというのは難しく、私の知識では言えないのですが、ピンク色よりは、黄色の方が滑らかで、素直な特性の様。ピンク色(LE85)はやはりちょっと癖があるような気がしないでもない。

特性的にも違いが出ていたので、今後はクロスオーバネットワークをどうするか、あるいは2Wayにするか、少し悩みそうです。

ところで、一瞬どうなるだろうかとふと気になったので、ツイータを別の機種に変えてみました。ダイアトーンの銘器TW-25です。磁器回路にパーメンジュールを使用した贅沢なつくりのものだったと思いますが、コーン型なのに、シャープな高音を響かせてくれる私の好きなユニットの1つです。

測定結果は、下記の通りでした。

TW-25は、それほど高能率ではなく(確か96dB/Wだったか?)測定結果は、低域から高域までフラットですが、やはり高域は少し音圧が高い方が良いようです。もう若い耳ではないので、高い音が聞きづらくなっているのでしょうね。他のユニットの音圧が高く高域(音圧も周波数特性も)が足りないためか、音がちょっとこもった様な感じでしたので、やはりH-105に戻しました。

ということで、聴感上はあまり気が付きませんでしたが、ネットワークの修正を今後行いたいと思います。

 

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