我が家のメイン機の復刻版AXIOM80のエンクロージャーは、
復刻の際にオーディオニックスが企画しグッドマン社が新規に設計したものです。
かつてのARUとは全く異なった、低音を増強するためのトリッキーな仕掛けが組み込まれた面白い箱です。
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ただ、入力端子が太めのスピーカーケーブルを取り付けるには心許なかったので大きめの端子に交換して使っていました。
ところが単線のスピーカーケーブルに交換したところ、今度はケーブルと端子の噛合がすぐにゆるゆるになってしまうため、端子形状を考え直すことにしました。
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オリジナルの端子に戻すことも考えましたが同じようにゆるゆるになる可能性があることと、接点を減らせるメリットと現在の音の良い単線スピーカーケーブルを他のケーブルを介在させることなくダイレクトにAXIOM80に接続できるメリットを考え、
スピーカーケーブルをAXIOM80からの直出しとすることにしました。
AXIOM80を外します。
スピーカー端子からAXIOM80までの内部配線は端子を交換するときに単線のビンテージワイヤーに交換しています。
今回はスピーカー端子と共にこのケーブルも外してしまいます。少しもったいないです。
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このエンクロージャーの面白い仕掛けというのが、中にある黒い筒です。
当時のオーディオニックスの方の話によると紙素材らしいです。
オーディオニックスの方は段ボールだと自虐的に笑っていましたが、かなり硬い素材です。
これで低音を共鳴させ増幅させているようです。
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これまでの内部配線はAXIOM80の端子に巻き付けて半田付けをしていましたが、
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今回スピーカーケーブルを直付けするにあたっては、スピーカーケーブルを曲げずに別の細い単線で端子と一緒に縛り半田付けすることにしました。
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直出ししたスピーカーケーブルを外に出すためにスピーカー端子をオリジナルに戻します。
オリジナルの端子とオリジナルの内部配線です。
この時期のオーディオニックスは線材には全くこだわっておらず、1m100円もしないものが使われていました。
スピーカーユニット自体の性能が高いので何を繋いでも鳴るという自信によるものだったのでしょうが、これはどうかと思いました。
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オリジナルの端子を取り付けました。
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片方のネジを外しその穴からスピーカーケーブルを出します。
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スピーカーケーブルのアンプ側も単線のままでは噛合がそのうちゆるゆるになるので、Y字ラグを付けることにしました。
オーディオアクセサリーとして売っているY字ラグは結構いいお値段がするので悩みましたが、圧着端子も無酸素銅でできていることを思い出し、
圧着端子の5.5Y-6で済ますことにしました。オヤイデで1個35円でした。
一応圧着し、そこに半田を流し込みました。
本当に銅なのかメッキを削ってみました。酸化が始まる前にアンプのスピーカー端子に繋がなくてはなりません。
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さて音ですが、
接点を減らしたときの常で情報量が増えましたが、作業直後は音の整理ができておらず散漫な音で音楽になっていませんでした。
これといつまで付き合わなければならないのかと鬱になりましたが、1週間くらいで音が整理されてきて、思いのほか早く音楽として聴けるようになりほっとしました。
日ごとに表現力が増していっているのが分かり楽しいです。
復刻の際にオーディオニックスが企画しグッドマン社が新規に設計したものです。
かつてのARUとは全く異なった、低音を増強するためのトリッキーな仕掛けが組み込まれた面白い箱です。
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ただ、入力端子が太めのスピーカーケーブルを取り付けるには心許なかったので大きめの端子に交換して使っていました。
ところが単線のスピーカーケーブルに交換したところ、今度はケーブルと端子の噛合がすぐにゆるゆるになってしまうため、端子形状を考え直すことにしました。
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オリジナルの端子に戻すことも考えましたが同じようにゆるゆるになる可能性があることと、接点を減らせるメリットと現在の音の良い単線スピーカーケーブルを他のケーブルを介在させることなくダイレクトにAXIOM80に接続できるメリットを考え、
スピーカーケーブルをAXIOM80からの直出しとすることにしました。
AXIOM80を外します。
スピーカー端子からAXIOM80までの内部配線は端子を交換するときに単線のビンテージワイヤーに交換しています。
今回はスピーカー端子と共にこのケーブルも外してしまいます。少しもったいないです。
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このエンクロージャーの面白い仕掛けというのが、中にある黒い筒です。
当時のオーディオニックスの方の話によると紙素材らしいです。
オーディオニックスの方は段ボールだと自虐的に笑っていましたが、かなり硬い素材です。
これで低音を共鳴させ増幅させているようです。
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これまでの内部配線はAXIOM80の端子に巻き付けて半田付けをしていましたが、
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今回スピーカーケーブルを直付けするにあたっては、スピーカーケーブルを曲げずに別の細い単線で端子と一緒に縛り半田付けすることにしました。
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直出ししたスピーカーケーブルを外に出すためにスピーカー端子をオリジナルに戻します。
オリジナルの端子とオリジナルの内部配線です。
この時期のオーディオニックスは線材には全くこだわっておらず、1m100円もしないものが使われていました。
スピーカーユニット自体の性能が高いので何を繋いでも鳴るという自信によるものだったのでしょうが、これはどうかと思いました。
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オリジナルの端子を取り付けました。
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片方のネジを外しその穴からスピーカーケーブルを出します。
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スピーカーケーブルのアンプ側も単線のままでは噛合がそのうちゆるゆるになるので、Y字ラグを付けることにしました。
オーディオアクセサリーとして売っているY字ラグは結構いいお値段がするので悩みましたが、圧着端子も無酸素銅でできていることを思い出し、
圧着端子の5.5Y-6で済ますことにしました。オヤイデで1個35円でした。
一応圧着し、そこに半田を流し込みました。
本当に銅なのかメッキを削ってみました。酸化が始まる前にアンプのスピーカー端子に繋がなくてはなりません。
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さて音ですが、
接点を減らしたときの常で情報量が増えましたが、作業直後は音の整理ができておらず散漫な音で音楽になっていませんでした。
これといつまで付き合わなければならないのかと鬱になりましたが、1週間くらいで音が整理されてきて、思いのほか早く音楽として聴けるようになりほっとしました。
日ごとに表現力が増していっているのが分かり楽しいです。
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