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NobSound プリアンプ GFJ041 改造 その2

2024年02月14日 00時00分00秒 | オーディオ
NobSound プリアンプ GFJ041 改造 その1の続きです。

大改造を余儀なくされた想定外のこととは、
セレクタ―スイッチが音声信号を直接切り替えているのではなかったということです。

下の画像のとおり、セレクタ―スイッチには4本しかケーブルが来ていません。
ステレオ(2チャンネル)分の音声信号を切り替えているなら、8本来ているはずです。



ではこのセレクタースイッチが何をしているのかというと、
インプット毎に設けたリレーの切り替えをしていました。
なぜこんなに凝った入力切替の仕組みを採用したのかは分かりませんが、
パクリ元の回路がそうだったのかもしれません。


ですので、時々片チャンネルの音声が出なくなる原因として当初考えていた、
セレクタ―スイッチのガリというのは見当違いであり、
本当の原因として濃厚なのは、リレーの接触不良であるということです。

リレーの接触不良は、日本製のアンプでもよく発生していた不具合であり、
メーカー修理に出すとリレー交換されて返ってきますが、
何年かすると再度同じ症状が発生する可能性も高く、メーカーサイドでもジレンマがありました。
リレーのフタを開けて中の接点を磨けば直り、更に、
大きな電流が流れる接点でなければ接点復活材を薄く塗布しておけば、
新品交換したリレーよりも長く使えたのですが、
メーカーでは部品の手直しを禁止していることが多く、
部品の新品交換以外は認めていませんでした。

今回は個人の責任で実施することであり、リレーを開腹して接点を磨いてもよいのですが、
購入後1年程度で接触不良を起こしたことから、使われているリレーは信頼性の低い中華製であると思われます。
信頼性の低いものにそこまで手を入れることへのモチベーションの低さから、
この際リレーは無視することにしました。

具体的にどうしたのかは、次回の記事で報告します。
大改造の始まりです。


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