酒粕酵母でスコーン

留守の間、娘が面倒を見ていてくれた酒粕酵母、冷蔵庫の中で元気に待っていてくれました。
今回初めて元種を使ってスコーンを焼いてみました。
以前、少量のイーストや白神酵母を使って作ってみた時、冷蔵発酵の時間が足りなかったようなので、今回は2日以上冷蔵庫で発酵させてみました。
今回作ってみた配合はこちらです。
酒粕酵母だけでなく、他の酵母でも同様にできると思います。
元種は酵母液と強力粉を1対1で合わせて起こしてあります。

＜配合＞
酒粕元種・・・・・50g
薄力粉・・・・・120g
グラハム粉・・・・・20g
バター・・・・・40g
砂糖・・・・・25g
卵黄・・・・・1個
牛乳・・・・・大匙2

＜作り方＞
①　薄力粉、グラハム粉をフードプロセッサーに入れ、軽くパルスする。（粉をふるう代わりです。）
②　冷やした硬いバターを1cm角に切り、砂糖と共に①に加え、パルスを繰り返す。
③ バターが小さくなれば（小豆粒ぐらい）、牛乳と卵黄を加えてパルスし、そぼろ状になれば打ち粉した台の上に取り出す。
④　上から手で押えて板状にし、カードで半分に切っては重ね、また手で押さえて広げてはカードで半分に切って重ねるを繰り返す。（この作業で焼き上がりの層ができます）形をきれいに整えながら5～6回繰り返す。
⑤　ラップに包んで冷蔵庫に2～3日入れて長時間冷蔵発酵させる。
⑥　冷蔵庫から取り出したら厚さ2cmほどに伸して型で抜く。
⑦　残った生地は丸めずにそっと寄せてきて、④と同様に切っては重ねる作業を繰り返し、生地がきれいになればまた型で抜く。
⑧　上に生クリームを塗って、170～180度に予熱したオーブンで20分ほど焼く。

　　　　　　　　

生地はちょうど良い状態に出来上がり、不揃いながら狼の口も開きました。
外がカリッとして中はふんわり、イーストのものよりも良い感じに焼き上がったようです。
冷蔵発酵に時間がかかりますが、1週間ぐらいは置けるそうなので（長く置くなら元種の分量を少し減らしても良いのかも知れませんね）暇な時に作って冷蔵庫に入れておけば、気軽に朝から焼き立てのスコーンが食べられるのも便利ですよね。


ここからは個人的な話になりますが、今日は娘の卒業式でした。
1年間語学研修のために留学していたので、5年間の大学生活でしたが、今日卒業の日を迎えました。
朝早くからお願いしていた美容院で袴を着せていただき、卒業式へ。
雨の予報でしたので心配しましたが、とても寒いながらも雨の合間を縫って移動出来たので、幸いでした。
カトリックの大学なので荘厳な讃美歌とミサから始まり、厳かに式を終えました。
私の記憶の中では福岡で迎えた幼稚園の入園式もついこの間のように思い出されるのに、もう大学卒業の日を迎え、4月からはいよいよ社会人。
感慨深いですね。
一昨年、心配していたドイツでの1年間も無事に過ごし帰ってきました。
海外での一人暮らしからは、想像以上に多くのことを学んだことと思います。
社会に出ればこれまで以上にいろいろと大変なことがあると思いますが、これまでの経験を生かして乗り切って行ってほしいと願っています。
頑張ってね！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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