介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

介護していません

2011-04-25 08:20:01 | 日記
土曜日(23日)
 断続的な雨と終日の風の為に父の所へは行かず、先週、途中で終っていた花壇や自宅周りの雑草取りを雨の合間に行ないました。
 村社会が未だに残っている自宅の廻りでは、有機肥料(馬の寝藁など)による野菜を栽培している為に、こちらが勝手に除草剤を使うと親戚にクレームが行ってしまうので、手作業です。気持ち的には500g~1kgほどの草を引っこ抜きました。
「簡易な機械を使えば」との意見もあると思いますが、雑草と花の苗が混在しているので難しい状態です。

日曜日(24日)
 当初の予定から1日遅れで父のところへ。
別にイスラム教徒[確か金曜日]でも、ユダヤ教徒[確か土曜日]でも、キリスト教徒ではないけれど、日曜日は休むべき日だから自宅から動きたくないというのが本音。
 だったら、雨風を押して土曜日に通えば良いのですが、母を連れて行かなければ父は機嫌が悪くなるか、「心配だから家に帰る」と無理な事を言い始める。傘を持たせた母を(荷台に)座らせた自転車を押していく事は物理的に可能ですが、それでは心臓病も患っている母が風邪を引くか、バランスを崩して再び骨折して再入院する危険性が有ります。
 さて、1日遅れによる父のご機嫌ですが、今回はすこぶる良かったです。先週と同じく、施設の2階に上がって、父が何処にいるのかを探そうとした矢先に、食堂へ向かう途中の父が横切りました。近付くと、父の方から「お茶の時間だったけれど、熱かったので一度部屋に戻り、再び食堂に向かう途中」との解説。それでは一緒に食堂に行こうと言う事になり、『今日の席はどこ?』と尋ねると、以前2階に居た時と同じ一番手前の列の西側のテーブル。先週は席は何処でもいいんだ見たいな事を言っていたのに、「俺の席は昔からここなんだ」と自慢げ。天気もよいし、統一地方選挙日でもあるから、散歩を兼ねて一緒に投票に行こうと誘うと、ウンと頷く。では、行こうかと言うと、テーブルから離れない。お茶を飲むのと聞くと、ウンと頷く。待っていてもカップの1/4程度に減ったお茶を飲もうとし無い。『散歩に行くの?ここでお茶飲んでいるの?』と聞いたら、初めて「俺は外に行かない。中に居るのがいいんだ」との明確な意思表示。それじゃ~こちらは選挙の投票と、1週間分の食料購入があるから帰るよと言うと、珍しくニコニコしながら手を振ってお見送り。
 ボケ老人の戯言に振り回されるのは何時もの事ですが、こんな他愛の無いことでも疲れます。