「日朝首脳会談の扉を開き、全ての拉致被害者を一日も早く取り戻すようにみんなで頑張っていきたい」
8月25日、自民党本部で開かれた拉致問題対策本部の会合で、山谷えり子本部長はこう訴えた。しかし、かえってきた拍手はまばら。会議室には40人以上が着席できる国会議員席が用意されていたが、集まったのはたったの4人だった。政府・自民は拉致問題を「最重要課題」(岸田文雄首相)に掲げるが、空席だらけの光景からその熱量は伝わってこなかった。
この日の会合のテーマは、拉致問題に関する令和6年度予算の概算要求と、前日の24日に起きた北朝鮮による「衛星」発射という重要事案だった。政府側は和田義明内閣府副大臣をはじめ、内閣官房や外務省、防衛省の幹部職員約10人が出席し、万全の体制で党側への説明に当たった。
自民党「北朝鮮による拉致問題対策本部」の会合であいさつする山谷えり子本部長。議員席には空席が目立った=8月25日午後、東京・永田町の自民党本部
産経新聞
9月14日(木) 訪問者数 235 閲覧数 485 3265位/3169612ブログ中
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