約100mの水柱 米軍投下とみられる機雷を爆破 - YouTube
終戦から78年。太平洋戦争中、アメリカ軍が北九州市若松区沖に投下したとみられる機雷が25日昼前、爆破処理されました。 「午前11時を回りました。ここから4.5キロほど離れた場所で、間もなく爆破されます」 普段は見ることのない巨大な水柱をあげ、機雷が爆破されました。 海上自衛隊によりますと7月3日、北九州市若松区に建設予定の大型洋上風力発電装置のための地盤調査中に、潜水士が水深22mの場所で機雷を見つけたということです。 25日爆破処理をするため、海上自衛隊の水中処分員と呼ばれる特殊部隊員が潜り、機雷に爆薬を設置し発火用の電線を海上まで引っ張りました。 そして隊員らが安全なところまで退避して火薬を遠隔で点火し、爆薬とともに機雷を爆発させました。 真っ白になった海面からあがった大きな水柱は約100mの高さまで上ったということです。 機雷は長さ2m、直径60センチほど。太平洋戦争中にアメリカ軍の爆撃機が投下したものとみられています。 信管は腐食し爆発する可能性は極めて低かったものの、動かすことができないなどの理由から、爆破処理されることになったということです。 近海では6月2日から7月21日にかけて、機雷の他に13発の砲弾や爆弾が発見されていて、現在、処理方法などが検討されています。
北九州で「機雷処理」 爆音とともに100メートルの水柱 - YouTube
機雷の爆破処理が行われ、爆音とともに大きな水柱が上がった。 25日午前11時ごろ、福岡・北九州市の響灘では、掃海艇や海上保安庁の巡視船などが派遣され、周辺水域は船舶の航行が禁止された。 今回処理されたのは、戦時中アメリカ軍が投下した機雷で、約450kgの爆薬が入っていた。 爆破後、水柱は高さ約100メートルにも及んだ。 響灘沖では2023年6月から7月にかけて、爆発物らしきものが14発見つかっている。
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記がロシアを訪問したことで、北朝鮮の一般市民はロシアからの食糧支援を期待していたが、報道されるのは軍事支援ばかりであることから、市民らは金氏の訪露成果に失望していることが明らかになった。米政府系報道機関「ラヂオ・フリー・アジア(RFA)」が報じた。
金氏は9月中旬、外遊期間としては最長となる10日間の訪露を終えて帰国した。この間、北朝鮮では連日、テレビや新聞で金氏とプーチン大統領の首脳会談や金氏の視察先などを詳しく伝えていた。金氏はロシアの宇宙基地の他、最新鋭戦闘機や極超音速ミサイル、戦略爆撃機なども視察し、海軍基地ではフリゲート艦に乗り込んだ。
北朝鮮各地の役所などの公的な施設では、特設会場に大型テレビを設置し、市民を動員して金氏の活動を讃える集会が開催された。動員された市民らは金氏がテレビ画面に映し出されると、万雷の拍手を贈っていたたが、その数も金氏のロシア滞在が3日目くらいになると、めっきりと減っていたという。
この集会に参加した市民のなかには「ロシア訪問のお土産は武器よりも食糧が良かったのに」と叫んで、監視員に注意されるという一幕もあった。
金氏一行が豪華な晩さん会に招待され、シャンパンや高価な食事を振る舞われるなどの様子も中継されており、これも市民の神経を逆なでしたようだ。
タス通信によると、金氏と列車で一緒に移動したロシアのアレクサンドル・マツェゴラ駐北朝鮮大使は、ロシア側は北朝鮮代表団に対して、食糧援助を行う準備ができていると申し出たが、北朝鮮側は「今年は相当良好な水準の収穫量を達成した」として、支援を婉曲に断ったという。
しかし、北朝鮮では2020年初めからの新型コロナウイルスの感染拡大で中露両国との貿易がストップし、最近まで国境が閉鎖されたことで、食糧不足が深刻化し、値段が急騰している。
北朝鮮市民の間では、食糧をめぐって強盗事件が多発しており、殺人事件まで起きているが、北朝鮮の軍事力強化路線は揺るがないようだ。
NEWSポストセブン
経済産業省が脱炭素関連の国際会議を集中的に行う「東京GXウィーク」の初日に当たる25日、有望な次世代エネルギーとされる水素の活用と普及拡大に向けた議論が行われた。利用時に二酸化炭素(CO2)を排出しないエネルギーとして注目される水素を巡っては国内企業も、商用化に向けた動きを加速させている。
水素の製造から発電までの技術を一貫して検証できる「高砂水素パーク」(三菱重工業提供)
三菱重工業は20日、兵庫県高砂市で整備を進めてきた水素の製造から発電までを一貫して検証できる施設「高砂水素パーク」が本格稼働したと発表した。
施設内は水素の製造・貯蔵・利用の機能を持つエリアに分かれており、製造エリアには世界最大級の水素製造能力を持つノルウェーのハイドロジェンプロ社製のアルカリ水電解装置を設置。製造された水素は貯蔵エリアに送られる。
三菱重工は水素ガスタービンの早期商用化を目指しており、利用エリアでの実証実験を重ねていく。
川崎重工業は6月、2020年代半ばの実用化を計画している大型液化水素運搬船用の貨物タンクの技術開発が完了したと発表。水素の海上輸送にはマイナス253℃に冷却し、体積を気体の800分の1とした液化水素を安定して保冷する必要がある。そのため、同社は外部からの侵入熱を低減できる球形状で、内外2層構造による断熱などの新構造を開発した。
モビリティー(乗り物)の分野でも水素の活用に向けた動きは広がっており、トヨタ自動車は7月、市販化に向けテストを重ねている液体水素エンジン車の開発状況を公表した。5月のレース世界初完走から2カ月で燃料ポンプの耐久性は3割向上した。ただ、市場投入の時期を示せる段階にはまだないという。
産経新聞
埼玉県川口市で7月、トルコの少数民族クルド人ら約100人が病院周辺に殺到し、救急の受け入れが一時停止した騒ぎの直前に発生した事件で、さいたま地検は25日、トルコ国籍の男性=当時(26)=を刃物で切り付け殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いで逮捕された同国籍の男性(45)ら計7人全員を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。 事件は7月4日夜に発生。トルコ国籍の男性が市内の路上で複数のトルコ国籍の男性らに刃物で襲われ、市内の総合病院「川口市立医療センター」へ搬送された。双方の親族や仲間らが病院周辺に集まる騒ぎとなり、県警機動隊が出動。病院側は約5時間半にわたり救急搬送の受け入れを停止した。 事件ではトルコ国籍の男性計7人が殺人未遂などの容疑で逮捕後、2人が処分保留で釈放されたほか、3人が凶器準備集合などの容疑で再逮捕されるなどしていた。
産経新聞
還付金名目の特殊詐欺で高齢者から現金をだまし取ったとして大阪府警特殊詐欺捜査課は25日、詐欺と窃盗容疑で、特殊詐欺グループの指示役の無職、立花健容疑者(36)=大阪市西区南堀江=と、「かけ子」や「回収役」とみられる30~60代の男女5人を逮捕した。全員の認否を明らかにしていない。 府警は、立花容疑者の自宅マンションから被害金とみられる約1億円を押収。大阪府内では同様の手口の詐欺被害が約300件確認され、被害額は約2億8千万円に上るといい、関連を調べる 6人の逮捕容疑は共謀し、大阪府高槻市や広島市内などに住む70~80代の女性4人に、市役所職員などを装って「医療還付金を受け取れる」と噓(うそ)の電話をかけ、計約540万円をだまし取ったとしている。 立花容疑者が率いるグループは50人規模とみられ、府警は実態解明を進める。
産経新聞