自民党の梶山弘志幹事長代行は3日の記者会見で、フランス研修が批判を浴びた同党の松川るい参院議員が9月の党人事で副幹事長に起用されたことに関して「個別の人事についてコメントは控えたい。国会議員として職責を果たしてもらうことが大切だ」と述べた。フランス研修に関する報告書を公開する考えがあるかと問われ「党内研修に基づいた報告書なので、これまでと同様に各地の女性局のブロック会議などで利用したい」と慎重な姿勢を示した。 松川氏は7月のフランス研修が「観光旅行のようだ」と批判され党女性局長を辞任。副幹事長起用についてSNSでは「信頼されていない議員を党の役職につけるのはいかがなものか」といった疑問の声も上がっている。 産経新聞