母島“観測史上最大”223ミリの雨 島民不安「台風の時よりひどい」(2023年10月18日) - YouTube
東京・母島で観測史上最大となる猛烈な雨が降りました。長年、島に住んでいる人も「台風の時よりひどい」と話す今回の大雨。土砂災害の危険度が高まっています。 ものすごい勢いで流れ込む雨水。村の道路は冠水し、川は一気に増水しました。東京・小笠原諸島の母島。18日午後0時40分までの3時間に観測史上最大となる223ミリの雨が降りました。 午前10時半ごろには雲間から光が差していた母島ですが、午前11時には辺り一面が白く覆われ、再び視界が開けたのは正午ごろ。土砂が流れ込んだのか、海は茶色く濁りました。 気象庁は正午までの1時間に125ミリの猛烈な雨が降り、災害発生の危険度が高まったとして「記録的短時間大雨情報」を発表。 母島に住む人:「かなりの土砂降りという感じで、“ゲリラ豪雨”がずっと続いている感じ。台風の時よりひどいのではというくらいの雨」 小笠原村は午後から避難所を開設し、島内の小中学校も休校にするなどしています。これまでに大きな被害の情報は入っていないということです。
北欧フィンランドとエストニア間のガス輸送に使うバルト海の海底パイプラインなどに損傷が見つかった問題で、フィンランド捜査当局は17日、現場に発生当時、中国やロシアに関係する複数の船がいたと発表した。対象を絞り、関与の有無を調べている。 スウェーデンのボリーン民間防衛相は17日、近い場所で同国とエストニア間の通信ケーブルにも損傷が見つかったと明らかにした。 海底パイプラインと通信ケーブルの損傷は8日ごろ発生したとみられる。フィンランド捜査当局は現場付近に寄る前の航行歴も調べている。 通信ケーブルの損傷についてはスウェーデン主要紙などが報じた。既に修復されたが、ヨンソン国防相は「現状を深刻にとらえている」と話した。 フィンランドとエストニアはパイプラインなどの損傷原因が、意図的な破壊活動だった可能性があるとして捜査。エストニア側によると、パイプラインを覆うコンクリートが強い力で破壊された。修復に時間がかかるとみられている。
産経新聞
【ワシントン=坂本一之】米国防総省は17日、東・南シナ海の国際空域を飛行中の米軍機に対する中国軍の「威圧的で危険な行動」を示す15件の機密解除された映像や画像を公開した。ラトナー国防次官補(インド太平洋安全保障担当)は記者会見で、中国軍の米軍機に対する危険な挑発行為は2年間で180件超に達したとし、「このような行動を止めるべきだ」と述べ中国を批判した。 15件の資料は2022年1月~23年9月に起きたもので、今年9月21日の映像では南シナ海上空を飛行していた米軍機にわずか50フィート(約15メートル)まで接近し、飛行を妨害した中国軍の戦闘機が映っている。 ラトナー氏は、中国軍の「威圧的で危険な行動」が21年秋からの2年間で180件超となり、その前の10年間にわたる件数を上回ったと説明。中国軍が威圧を強めていることを強調した。米国の同盟国や友好国への行為を含めた件数は21年秋からの2年間で300件規模になるという。 ラトナー氏は、中国軍の「行動は事故を引き起こし想定外の衝突につながりかねない」と強い懸念を表明し自制を要求した。「米国は国際法が許す限り安全かつ責任ある飛行、航行を続ける」と述べ、中国の威圧に屈しない姿勢を示した。 世界の安全保障環境を巡っては、欧州地域でロシアによるウクライナ侵略が続き、中東地域ではイスラム原理主義組織ハマスのイスラエル攻撃が起きるなど悪化している。米国防総省はインド太平洋地域で軍事覇権を強める中国軍の危険な挑発行為を公表することで、中国の動きを牽制(けんせい)する狙いがあるとみられる。
産経新聞
複数の韓国メディアは18日、日米韓が22日ごろ、米軍のB52戦略爆撃機を護衛しながら飛行する合同訓練を朝鮮半島周辺で行うと報じた。日米、米韓でそれぞれ護衛飛行の訓練をしたことはあるが、韓国軍関係者によると、日米韓が同時に行うのは初めてとみられる。 韓国国防省関係者は「北朝鮮の核、ミサイルの脅威に対して3カ国の協力を強化する」と強調した。 B52は17日、韓国空軍との合同訓練を同国上空で実施し、中部の清州(チョンジュ)にある空軍基地に着陸した。B52はこれまでにも韓国上空での合同訓練に加わることはあったが、韓国の基地への着陸は異例。(共同)
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