京都大発ベンチャーの「エネコートテクノロジーズ」(京都府久御山町)は、トヨタ自動車と提携し、次世代技術として注目される「ペロブスカイト太陽電池」の車載応用を目指している。薄くて折り曲げられる特性を生かし、電気自動車(EV)の屋根などに搭載する構想だ。 一般的な太陽光パネルはシリコンを使うのに対し、ペロブスカイト型は特殊な結晶構造を利用して発電する。量産化に成功すれば、シリコン型より低コストで生産できる。エネルギーの何%を電気に換えられるかを示す「発電効率」は、シリコン型に匹敵する水準まで高まっている。 エネコートの計画では、ペロブスカイト型にすると、車の屋根だけでなくボンネットやドアにも貼ることが可能だ。加藤尚哉社長は「設置面積を拡大できる。パネル自体の出力も高めて発電量をシリコン型の数倍に増やしたい」と意気込む。
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西村康稔経済産業相は16日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。17日から始まる秋季例大祭の前に訪れた。終了後記者団に、私費で玉串料を奉納したと説明。「国や家族を思い、戦禍に倒れた英霊の安寧をお祈りした」と述べた。 秋季例大祭に合わせた閣僚の参拝を巡っては、木原稔防衛相が13日の記者会見で「個人として適切に判断したい」と言及した。武見敬三厚生労働相や盛山正仁文部科学相、伊藤信太郎環境相らは参拝の予定はないとしている。
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