元日の未明、大阪府堺市の住宅で、帰省していた家族が被害に遭う強盗事件がありました。警察は、逃げた男2人の行方を追っています。
事件があったのは、堺市東区にある住宅の離れで、1日午前2時15分ごろ、「強盗です」と110番通報がありました。
警察によりますと、実家に帰省していた13歳の女子中学生と母親が、就寝のため母屋から離れに移動したところ、離れの玄関で、中にいた男2人と鉢合わせました。男は、ハンマーのようなものを見せ、「携帯を出せ」などと脅し、女子中学生が持っていたスマートフォンを奪ったということです。
その後、母屋の戸締りをしていた父親が駆け付けると、男ともみ合いになり、2人はそのまま逃走しました。
男2人は、黒っぽい服装に覆面姿だったということで、警察は強盗事件として行方を追っています。
読売テレビ
少子高齢化の進行で、わが国の生産年齢人口(15~64歳)は急速に減少しつつある。総務省によると平成7(1995)年の8716万人をピークに昨年は7400万人、令和22(2040)年には5千万人台に落ち込む見込みだ。 日本人だけで労働力を維持するのは難しく、物流業界の2024年問題では外国人労働者で穴埋めすべきとの議論がある。個人が自家用車を使って有料で客を運ぶライドシェアも4月から一部解禁される一方、中国国籍者による「白タク問題」も表面化している。 「外国免許切替」は各国間の相互主義に基づき海外でも同様にある制度だが、わが国のように十数カ国以上の翻訳を用意するほど外国人に「親切な国」はほとんどない。 アジアの一部では偽造も横行しており、「免許は買うもの」という悪習すらある。令和元年には、偽造したネパールの運転免許で約500人分の外国免許切替をしていたとして千葉県のネパール人グループ16人が警視庁に摘発されている。 経営者は「まさに免許ロンダリングです。信用度が高い日本の免許に簡単に切り替えられる制度が悪用されている」といい、業界団体などを通じて警察当局に制度の見直しを訴えているという。
イエメン沖の紅海で12月31日、同国の反政府武装組織フーシの小型ボート4隻が民間のコンテナ船に近づいて乗船を試み、駆けつけた米軍ヘリがこのうち3隻を撃沈した。ボートの複数の乗組員が死亡し、残る1隻は逃走したという。英BBCが伝えた。欧州とアジアをつなぐ重要航路である紅海の交通をめぐり、さらに緊張が高まるおそれがある。 米中央軍の発表によると、被害に遭ったのは、シンガポール船籍でデンマークの企業が所有・運航するコンテナ船「MAERSK HANGZHOU」。同船は31日午前6時半ごろ、「フーシの小型ボート4隻の攻撃を受けている」と救難を求める信号を発した。 発表によると、ボートはフーシの支配地域から出航し、コンテナ船に近づいて発砲した上で、船内に乗り込もうとした。米軍の艦船から飛び立った複数のヘリが現場に駆けつけ、ボート側と口頭でやりとりを試みたところ、ボートの乗組員がヘリに向けて発砲したため、ボート3隻を撃沈したとしている。ボートに乗っていた複数の乗組員が死亡したといい、残る1隻は逃走。米軍側に被害はなかったという。 このコンテナ船は、前日の30日にもミサイルの攻撃を受けたと中央軍が発表している。(佐藤達弥) 朝日新聞
イエメンの親イラン武装組織フーシ派は12月31日、紅海でコンテナ船を襲撃したとされるフーシ派のボート4隻と米軍の交戦に関し、メンバー10人が死亡したと声明で明らかにした。ボートは通常の警戒活動を行っていたと主張し、敵視するイスラエルに向かう船舶へ攻撃を続ける構えを示した。
米中央軍によると、ボートはコンテナ船に発砲しながら接近し、乗船を試みていた。出動した米軍ヘリコプターに発砲したため自衛措置として応戦し、ボート3隻を沈めたという。ロイター通信などによると、コンテナ船はエジプトのスエズ港に向かっていた。
紅海周辺ではフーシ派による民間船への攻撃が相次いでおり、米国などは商船保護のため多国籍部隊を発足させ、警戒を強めている。フーシ派は声明で「米国の危険な動き」に加わってはならないとけん制した。(共同) 産経新聞