7都府県が転入超過 東京の一極集中進む 2023年の人口移動報告(2024年1月30日) (youtube.com)
総務省が発表した住民基本台帳に基づく2023年の人口移動報告で、転入者が転出者を上回る「転入超過」は東京都など7都府県でそのうち東京都が最も拡大していることが明らかとなりました。 転入超過となったのは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、滋賀県、福岡県でした。 東京都の転入超過は、前の年に比べて3万262人増えました。 また、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県からなる東京圏は前の年から2万6996人増え、12万6515人の転入超過となりました。 一方、愛知・岐阜・三重の3県からなる名古屋圏は1万8321人の転出超過で、大阪・兵庫・京都・奈良の2府2県からなる大阪圏も559人の転出超過となりました。 東京一極集中が一段と進んだ形です。
「触れ合うと気持ちが安定する」古民家レストランと珈琲店が野菜と珈琲を無償提供「少しずつでも前に」 (2024年1月30日) (youtube.com)
珠洲市に、映画のモデルにもなったコーヒー店があります。営業再開にはまだ至っていませんが、先週末、2日間限定で店を開きました。一時的でも店を開いた理由、そこにはある理由がありました。 珠洲市内にある二三味(にざみ)珈琲。映画「さいはてにて」のモデルになった人気店です。店主の仙北屋葉子(せんぼくやようこ)さん。地震で建物の大きな被害はありませんでしたが、まだ営業はできません。しかし、この日は… 「わぁ、立派なキャベツ!」 キャベツやトマトなどの野菜がずらり。 「八百屋が開けそうや。上は北海道、下は愛媛から岡山。このお店のところに集めて先週2トン車2台で持ってきてくれた」 同じく被災した、珠洲市の古民家レストラン「典座(てんぞ)」の坂本信子(さかもとのぶこ)さんのもとに全国から届いたのは、2トントラック2台分の野菜。二三味珈琲で住民に配ろうと、急きょ、店を開くことにしました。 「10分前やけどだいぶ待っとるしどうやろう…」 「お待たせしました、どうぞ!」 オープン前から、店には多くの住民が。野菜を袋いっぱいに詰めていきます。 野菜をもらった人: 「うれしい。キャベツ、ネギ、トマト…焼いて食べようかな。想像以上です。助かります」 この日は、自慢のコーヒーも振る舞います。 二三味珈琲 仙北屋葉子さん: 「水は支援でいただいたペットボトルの水と、自衛隊の方に運んでいただいた水をきょうは用意した」 使った豆は、映画「さいはてにて」で主演を務めた永作博美さんに発送するため準備していたもの。永作さんから「地域の人で使ってほしい」と言われたそうです。 コーヒーを飲んだ人: 「本当に幸せ。ありがとう。すっごいいい香り」 「感動です、大好きだったので。泣きそう。嬉しくて」 古民家レストラン典座 坂本信子さん: 「顔を見て声を聞いて実際に会う、触れ合うことが、こんなに気持ちが安定する、嬉しいことなんだとすごく感じました」 二三味珈琲 仙北屋葉子さん: 「一息付けたり会話できたり愚痴ったりできる空間があるだけでもいいのかな。珈琲があると、飲みながら会話がはずんだり和んだりという、珈琲っておもしろいと思いました」 「能登半島のさきっぽってどうなっていくのか不安はありますけど、なくすわけにはいかないかなと思うので、自分のやれることを探して、少しずつでも前に進んでいかないといけないのかなと思います」 コーヒーの香りに包まれ、店内には笑顔の花が咲きました。
【続く断水】今も4000戸で… 志賀町・稲岡町長に聞く現状の課題と生活再建 能登半島地震 (youtube.com)
各地で復旧作業が進む中志賀町では断水の解消に向け通水作業が進められています。 志賀町役場から久保結アナウンサーが中継でお伝えします。 元日の地震で最大震度7を観測した志賀町。これまでに4524棟の住宅の被害が確認されています。現在1000人近い人が町内の避難所で生活しているほか町の半数にあたるおよそ4000戸で断水が続いています。 稲岡健太郎町長に現状の課題や志賀原発について聞きました。
温泉旅館「断水」復旧阻む…宿泊客“励ましの手紙”に涙 「また行きます」お見舞金も【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月30日) - YouTube
地震の影響で断水が続いている石川県七尾市。地元の銭湯や温泉旅館は厳しい状況に立たされていますが、お客さんからの支援が心の励みとなっています。 ■避難所で生活…“一息つける癒やしの場”銭湯 石川県七尾市にある銭湯「たから湯」。営業30分前にもかかわらず、待合室はすでにたくさんの人で埋まっていました。 利用客(80代) 「避難所に行っても、お風呂も何もない」 利用客(50代) 「ありがたい。感謝しかない。入った瞬間ほっとする。ありがとう」 待合室にいた人の多くは現在、避難所で生活。「たから湯」はそんな人たちが“一息つける癒やしの場”となっています。 「たから湯」店主 仲村克己さん 「水道がやられているから、水道水は使えないけど。井戸水でいくらか対応しようと、急ピッチで修繕したりして、店開けるところまではたどりついた」 「たから湯」は、元々は水道水と井戸水を併用していました。震災後は断水のため、井戸水のみを利用するように変更し、今月14日から営業を再開しました。 ただ、以前は週1回の休みでしたが、現在は週2回営業を休んでいます。 仲村さん 「やっぱり、万全でないから。万全であれば、震災前のように万全であれば、こなすことができるんですけど。とりあえず、私らの一番ほしいのは水道をほしい。地下水は水道と違って、そんなに豊富なものではない」 利用人数も最多10人までとし、節水に協力を呼び掛けます。 仲村さん 「うちも100%、200%の感覚で対応しています。本来では100%のところを、何とか200%入れようと。いっぱい、いっぱいです」 ■店主「安らぐ場所を」 客「本当にありがたい」 店と客で互いに協力し合いながらの営業。様々な不自由に直面しながらも、店主が営業再開を急いだ背景には、ある想いがありました。 仲村さん 「裏の方にもコミュニティセンターがある。そこには本当に被災された方が、家で住めない人がそこに行っているわけで。そういう人らはもう完全に気を抜く場所もないし、安らぐ場所もないから、少しでも提供したいと。そういう想いからだけですよ。大変でした」 避難所生活を強いられている人たちが少しでも安らげる場所を。そうした店主の想いに、お客さんたちはこう話します。 利用客(40代) 「こんな状況になりながらも、店を開いていただいて、温かいお湯につかれる状況が本当にありがたい」 利用客(70代) 「すっきりしました、久々に入りまして、ありがとうございました」 「(Q.温まりましたか?)温まりました」 ■営業再開したい温泉旅館 「断水」復旧阻む 一刻も早い復旧が望まれる、七尾市内の断水。観光業にも大きな影響を与えています。 和倉温泉の市街地の通りは、本来であれば多くの観光客でにぎわっている場所ですが、今は人の歩く姿はほとんどありません。 市の中心部に位置し、1200年の歴史を持つ和倉温泉。全部で22の旅館がありますが、現在、営業再開のめどが立っているところはありません。旅館の1つ「はまづる」も大きな被害を受けました。 和倉温泉「はまづる」 高城一博専務 「もしかしたらガラス片が落ちているかも分からないので、(靴)履いたままで。(本来だったら)熱い温泉が出て、浴槽いっぱいに湯気が立ち上る」 震災からまもなく1カ月が経ちますが、後片付けに追われる日々が続いています。 高城専務 「割れたガラスをここに置いてあるんですけど。今、どんどん館内のゴミとか、割れたガラス、割れた外壁とか、そういうのを集めて、ゴミ出しに行こうかな」 館内に温泉を引き込む管が復旧すれば、営業を再開したい想いはありますが、それを阻んでいるのが「断水」です。 というのも、和倉温泉の泉質は塩泉のため、温泉から出た後、体を洗い流すのにどうしても真水が必要になるからです。 高城専務 「ものすごく塩分が強いもんですから、ちょっと普通の真水とは全然違うので。ただつかるだけだったら、それでもいいかも分からない。必ず洗い流さないといけないので」 そうした状況を理解したうえで、現在は能登で復旧作業にあたっている工事関係者などが宿泊してくれています。 ■宿泊客から“励ましの手紙”に涙 お見舞金も 本格営業再開までの見通しが立たない厳しい状況。そんななかでも、心の支えになっているものが…。 高城専務 「ちょっと内容を要約すると、はまづるさんの被災状況を見て、心が痛みました。被災しているにもかかわらず、復興に向けた努力を惜しみなくしているということで感銘を受けて、使ってくださいということで、お見舞金をいただきました」 見せてくれたのは、5年前に宿泊した人からの励ましの手紙。勇気を与えてくれる便りは他にもあります。 高城専務 「この方は、地震があった当日、この旅館に泊まられていたお客様なんですけど。泊まれなかったんですけど、地震で。5階の方で車椅子で来られていたお客様なんですけど。大きな地震の後、従業員みんなで5階から1階まで手作業で下ろして。今回、たまたまこういう地震に遭われて、それでもまた行きますって書いてある」 手紙を読み上げる最中、思わず声を詰まらせる場面もありました。 高城専務 「こういった手紙のおかげで頑張れると思うんです。何もなかったら、もしかしたら諦めるという選択肢もあったのかも分からない。こうやって応援してくれる人がいる限りは頑張りたいと思います。こういう手紙をいただいたお客様に限らず、また和倉温泉のここの旅館に来た時には、精一杯の努力で、おもてなしをしたいと思っております」 七尾市では水道管の復旧が進み、29日から水をためる浄水場まで水が通ったということです。当初の見通しよりも早く、3月中にも七尾市のほとんどの地域で断水が解消される見込みです。 (「グッド!モーニング」2024年1月30日放送分より)
【ライフライン情報】1/30更新 断水、給水、停電、道路…生活支援の最新情報は… (youtube.com)
【2024.1.30OA】 能登の生活支援情報をお伝えします。 【断水】 まずは、水道です。6つの市町の仮復旧については、2月末から3月末にかけての見込みになっていますが七尾市内では藤橋供給点への送水が早まったことを受け七尾市中心部が2月後半和倉地区・石崎地区が3月中の復旧を見込んでいます。また穴水町でも穴水地区が今月中に復旧の見込みだということです。 【停電】 停電情報です。あわせて2700戸で停電が続いていますが被害の大きかった輪島市、珠洲市の送電率は9割ほどに回復しています。北陸電力によりますと一部の地区をのぞき今月中におおむね復旧する見通しです。 【七尾線】 鉄道運行情報です。全区間で運休が続くのと鉄道は、きのうから七尾ー穴水駅間で代行バスの運転が開始しました。列車は七尾ー能登中島駅で来月中旬に再開する見通しですJR七尾線は、七尾駅から和倉温泉駅までの区間については、来月中旬の復旧を目指すとしています。 【被災地-金沢 無料バス】 奥能登と避難先などとなっている金沢市を結ぶ特急バスが運行しています。バスは臨時のダイヤで合わせて1日4往復運行します。乗車は被災者とその親族が優先で運賃はおよそ1カ月間無料です。 ★義援金のお知らせ★ テレビ金沢では、「令和6年能登半島地震」の被災地を支援するため、義援金を募集しています。詳細は以下のホームページよりご確認ください。
【能登半島地震】被災から30日目 ようやく水の供給始まる地区も 実家が土砂に…弟を待ち続ける兄は (youtube.com)
能登半島地震の発生から30日目となりました。30日、ようやく本格的に水の供給が始まる地区もあります。生活再建へ少しずつ進む一方で、いまだ行方のわからない家族を捜し続けている人がいます。
水道の復旧に向け…浄水場で通水試験 断水続く輪島市【石川・能登半島地震】 (youtube.com)
ほぼ全域で断水が続く輪島市では、水道の早期復旧に向けて臨時の浄水施設が設置され、きょうから、水道管に漏れがないかなどの通水試験が始まりました。