ボランティア活動に影響…必要な“依頼者立ち会い”できず作業不能に 宿泊拠点の強化も課題 能登半島地震 (youtube.com)
能登半島地震は、11日で発生から10週間がたつ。 石川県では今も9300人余りが避難生活を送っていて、災害ボランティアの作業にも影響を与えている。 石川・珠洲市では10日も、ボランティアが住宅のがれき撤去にあたっていた。 千葉県からの災害ボランティア「『これを持っていってほしい』というのがあるわけです。その辺がやりとりしながら。(ボランティアには)その辺の判断ができないので」 作業は、依頼者の立ち会いが原則だが、市によると、避難生活を送っている人からの依頼が多く、全体の3割ほどで「依頼者が立ち会えないこと」を理由に作業ができなくなっているという。 滋賀県からの災害ボランティア「(ほかの災害では)1週間単位とか、そういうところもありましたね。それくらいでいくと集中して作業できる。(Q. もどかしさを感じる部分は?)もっと早い段階から、多い人数が被災地に入れると作業的にも進んでると思う」 また、ボランティアは活動ごとに遠方から移動するため作業時間が限られていて、宿泊拠点など受け入れ態勢の強化も求められている。