【放火の瞬間】ゴミ捨て場で男が立ち去ると炎が…防犯カメラが捉えた不審な男 連続放火か? 東京・墨田区 (youtube.com)
不審な人物が立ち去ったあとに燃え上がった炎。 防犯カメラが、放火の一部始終を捉えていた。 12日午後9時半ごろ、東京・墨田区の路上に現れた、全身黒い服に黒リュックサックの人物。 ごみ集積場に目をやると、周りを警戒しながら、何やらごみを物色し始める。 いったん離れたあと、すぐに別のごみの前でしゃがみ込む。 ごみをあさっているのか。 何やら、不審な動きをしているのがわかる。 その後、ごみ集積場から立ち去り30秒ほどがたった次の瞬間、あさっていたごみから、白い煙が立ち上りごみが燃え始めた。 落ちた燃えくずで、下のごみにも火が移り、炎が燃え広がっていく。 カメラが捉えた“放火の瞬間”。 現場は、東京・墨田区の道路沿いに面したごみ置き場。 目撃者は当時の状況について「通りがかりの方が、うちのお店の従業員の人に『ごみが燃えています』と教えてくれた。(火の大きさは)1メートルいくかいかないかぐらいですかね。お店に消火器があったので、すぐ消さないとっていうことで消しました」と説明した。 防犯カメラには、現場での消火活動の様子も残されていた。 火事に気づいた男性が、赤いバケツで水をかけるが、火は消えない。 そこに消火器を手にした男性が現れ、消火剤を噴射。 出火から3分後、火は弱まり、その後駆け付けたポンプ車などによって、およそ30分後に消し止められた。 この現場付近では、ほかにも火事があった。 防犯カメラの提供者「ここから北の方に5分くらい(離れた)、同じ曳舟川通り沿いのところでも、火事があると情報があったので...」 この火事の10分ほど前、およそ500メートル離れた路上でも、同様の火事が発生。 同じ人物による“連続放火”なのか。 警視庁は、同一犯による放火の可能性もあるとみて捜査している。