天皇、皇后両陛下は2日、東京都千代田区のホテルを訪れ、国内外の青年が世界的な社会課題について議論し、友好を深める「国際青年交流会議」を視察された。
会議は日本の青年の海外派遣と、海外の青年の日本招へいを行う内閣府の事業の一環。両陛下は皇太子同妃時代から臨席を重ねられている。
今年度は日本とモロッコ、スペイン、ドミニカ共和国、ジャマイカの青年が気候変動などをテーマに議論。両陛下は熱心に聞き、「すばらしいディスカッションでした」などとねぎらわれた。
懇談の場も設けられ、天皇陛下は日本からドミニカ共和国に派遣された参加者に、現地の防災教育についてご質問。皇后さまは、ジャマイカから訪れた参加者に日本の印象などについて尋ね、和やかに交流された。
産経新聞