今年8月以降、関東各地で相次いでいる強盗事件。一軒家が被害に遭っている共通点があり、警察が関連性を捜査しています。横浜で起きた事件では3日ほど前、「水道を調べたい」と不審な業者が付近の住宅を訪ねていたといいます。
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今年8月以降に関東各地で相次いだ強盗事件。警察庁は7つの事件について、指示役が同じとみて捜査を進めています。
そして先週、千葉・船橋市、16日に千葉・白井市と神奈川・横浜市で発覚した新たな事件。これらについても、警察は関連も視野に捜査をするとしています。
事件の多くに共通するのは、被害に遭っているのが一軒家だということです。
そのひとつ、東京・国分寺市の住宅では事件の前、家のリフォームをしたといいます。このリフォームが事件につながったかはわかっていませんが、専門家は一般的に家に見知らぬ第三者が入ることは、個人情報流出のリスクを伴うと注意を呼びかけています。
犯罪学者 龍谷大学研究員 廣末登氏
「リフォーム、屋根、ガス点検。個人の家に入り込んで下見をするというのが増えてきた」
関連はわかっていませんが、16日に発覚した横浜の事件でも3日ほど前、付近の住宅には「水道を調べたい」と不審な業者が訪ねてきたといいます。
白井市の現場周辺でも…
──訪問営業された?
近隣住民
「結構来てるわ。うちは興味ないからって断ってる」
近隣住民
「買い取り業者みたいな金とか買い取りしますよって、そういう業者は(家に)来たと聞いた」
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