19日早朝、東京都千代田区永田町の首相官邸に車で突っ込もうとした男が確保された事件で、公務執行妨害の疑いで警視庁に現行犯逮捕されたのは埼玉県川口市に住む臼田敦伸容疑者(49)で、調べに黙秘していることが、捜査関係者への取材で分かった。
臼田容疑者は19日午前5時50分ごろ、首相官邸に白のワンボックスで突っ込もうとし、車両から降りて発煙筒のようなものを投げつけようとしたところ、警察官に制止され、確保された。この直前には、近くの自民党本部で、火炎瓶のようなもの5、6本を投げつけたとみられている。
臼田容疑者が乗車していたワンボックスは川口ナンバー。車内には黄色のポリタンクのようなものとコードのようなものが積まれていた。
首相官邸前で調べる警察官や消防隊員ら=19日午前(前島沙紀撮影)
産経新聞
東京都国分寺市の住宅に押し入り金品を奪ったとして、警視庁捜査1課は18日、強盗致傷と住居侵入の疑いで千葉県柏市新富町、職業不詳、樋口伶奈容疑者(30)を逮捕した。捜査1課によると、奪った金品を実行役から受け取る役割だったとみられる。
逮捕容疑は共謀して9月30日、国分寺市西恋ケ窪の住宅に押し入り、住人の60代女性を粘着テープで縛ってハンマーで殴るなどしてけがを負わせ、現金約550万円や財布を奪ったとしている。
産経新聞
国土交通省宮崎空港事務所は18日、宮崎空港での不発弾爆発を受けた誘導路周辺の地中の磁気探査で、1カ所の磁気異常を確認したと発表した。反応のあった物が何かは判別できず、19日夜に試掘して確認する。
磁気探査は16日夜~17日朝に行われた。爆発は2日午前8時前に発生。直径約7メートル、深さ約1メートルにわたって陥没し、80便以上が欠航した。
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