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写真 シャルマン火打スキー場 初上陸
頂上レストラン 窓際にて 携帯で撮影
光の加減が上手く調節できず 暗いのが難点
それはもう 美しい 自然の盛り土ならぬ
盛り雪、なのでした。
ところで この 盛り土
アナウンサーが 大抵 間違えて発音してますが
もりど、と 読むようで。
もりつち、では 有りません。
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塩味は しょっぱいばかりの味わいでは無いと
教えてくれる 漣の上では
薄っぺらい思いなど
全て払拭されそうな気もします。
靴底に へばりついた砂粒に 含まれる塩分は
若干 マイルドなのかも 知れません。
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私が勝手に 読み間違えたのであるが
「ザル」を「ゲル」と呼んでしまって
「ハテ、ゲルとは何ぞや」と不思議な面持ち
で読み進める。
ゲルから連想した 白く にゅるにゅるとして
冷たい液体と 固体の 愛の子を 思い出す途中で
砂時計のように 何かが さらさらと 流れ落ちて行く。
その隙間に 黒曜石の 美しい光が 浮かんで
蛍光灯で 透かして見得た 世界観を 思い起こす。
昔 矢じりとして使われたと 説明を受けた 黒曜石は
案外と 山の隅で 大量に 眠っているようで、
登山のミッションを 越えれば
意外と 簡単に 会えそうなのですが、
ひょんなことで 忘れてしまう
当たりくじの 存在みたいに
普段は大人しく
目立たぬ存在 なのですね。
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盛り雪
この 幾つもの 冷たい雪の奥に
円みを帯びた いつかの思い出が
きっと 詰まっているのでしょう
切っ先鋭い 刃のような言の葉
告げた方は 体よく忘れて 生るのです
継げられた者のみが 苦しみに 蹲るから
盛り雪
盛り土では 有りません
御存知ですか
もりつち では 無いのですよ
もりど と 読むのです
避けないで 下さいね
過ちは 責めぬと
何度も 申し上げて おりますでしょう
瞳を 上げて くださいな
その上で 真実を 一粒ばかり
わたくしに くださいませんでしょうか
きらきら と またたいて いなくても
良いのですから
陽射しの向こうが 白すぎて
目の前の あなたが 暗く見える
思いが 暗いからでしょうか
こちらがわの 会話が
もしかして 五月蠅すぎますか
そんな風に 耳を塞いで
何から 逃げて いるのです
よもや 受け入れて いるのですか
これ程までに 圧迫された 窓が
苦しいとも ヒモジイとも 発せず
淡々と 此処に 有るのです
担担麺が 運ばれて 来ましたよ
ちょっと ピリ辛風味が 御愛嬌
あなた ムセナイデ くださいね
もう 二度と あんな事
蒸し返しませんから
あなたも わたしも
ただ ただ
ゆっくりと 積もる 雪玉を
見つめて行ければ
それで 良いのです
それで きっと
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心を言葉に 紙に認め 眺めよう
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