だれだってあるんだよ、ひとにはいえないくるしみが、
だれにだってあるんだよ ひとにいえないかなしみが、
ただ だまっているだけなんだよ いえばぐちになるから・・・
相田みつおさんの【だまっているだけ】の詩である。
苦しみは、誰にとっても厭うべきものであり避けたいものだ。
しかし現実には、生存する人々はのこらず体験をし苦しみの
渦中にいる時、他人に言えない悲しみや苦しみを心に納めて
生きていく姿勢の積み重ねこそ、過ぎし月日の後々に、
あの苦しみを経たからこその【円熟】したと言えるのだろう。
人はそれぞれ悲しみであれ、苦しみであれ目に見えないものを、
持って生きているこの事を忘れないで自身の生き方を正し、
他人への生き方への理解を深めていきたいと願って生きたい。
花名・ホタルブクロ・開花・6-7月・花言葉・忠実・・