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二月が感じる春なら‥三月は目に映える春・・・・それが雪国の場合となると雪解けが始まり、
チョロチョロとせせらぎが動きだして春はまず、耳に届いてくるのでしょうか。
見える春といえば、植物たちの芽生え・・多くの植物は、平均気温が五度以上になると
初芽したり、伸び始めたり、この、五度以上になる期間を『植物期間』と呼び、
九州・四国地方では二月のうちに植物期間に入り、徐々に北上し、北海道は四月になってから、
一年間の植物期間は九州が三百二十日以上・・北海道では二百日程度・・・・
北国の人達が春を待ち望むのもむりからぬことです・・・・・
三月の異名『弥生』は、草木のいよいよ生い茂る月・・・
『いやおひづき』からきているという説が一般的で、
卒業やら異動やら、この月は、私たちの生活のなかにも・・・
新しい芽が出る時期といえるようです・・・・
うらうらと晴れた日、雛飾りのある部屋の窓を開けると軟風が流れ込む・・
暮らしのなかに「やわらかさ・やさしさ」がもどってくる三月です。
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